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11 客へのもてなし

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朝帰りしたエリアートが部屋に戻ると、ヨエルはすでに起きていて笑顔で迎えてくれた。ヨエルはエリアートはもちろん、ジャルミルも信頼しているため、不貞をしているなど思いもつかないようだった。そのことにエリアートは罪悪感を感じつつも、すでに昨夜ジャルミルの忠実な所有物メスとなったのだ。しかしジャルミルに、恋人はヨエルと早く結婚してもいいとまで言われてしまったので、エリアートの恋人は愛するヨエルだけだ。

「エリアート、ごめんな」
「ううん、いいんだ。二人でまた話し合おう」

ヨエルが立っているエリアートをギュッと抱きしめる。愛するヨエルの体温が伝わり、エリアートの胸に温かいものが溢れてくる。

『ヨエルに抱きしめられるだけ、本当に幸せだ。これはジャルミル様との獣のような行為とは違う……これが本当の愛なんだ……』

エリアートはヨエルの背中に手を回して抱き返し、二人の唇が触れ合う。触れるだけのキスで、エリアートは更に幸福に満たされるが、すでにこの程度の口づけをでは満足できない身体になっているが、ヨエルと二人でいる時だけはその欲望に蓋をしていることにエリアート自身は気づいていなかった。

「そうだ、アルブレヒト団長が明日帰るようだから、剣の練習をしてもらおうと思っていたんだ」
「歩けるようになったばかりなのに、まだ剣の練習は早いよ」
「もう何ヶ月も剣を持ってないから体がなまってて早く元の状態になりたいんだ」
「もう、治療師さんに相談してからだよ」

エリアートがヨエルの気が早い発言に仕方がないなと思っていると、部屋のドアをノックされて上司のアルブレヒトが入ってきた。

「おはよう二人共」
「アルブレヒト様ッ、おはようございます!」
「あぁ、ヨエル、敬礼はいいぞ。まだ本調子じゃないんだろう?」

急いで敬礼するヨエルを手で制して、アルブレヒトは二人に近づく。

「二人共、朝から仲がいいことだな。一緒に朝食をと思って誘いに来たんだが、邪魔だったか?」
「いいえ、そんなことないです!ぜひご一緒させてください!」
「ヨエル、着替えてから行こうね。まだ寝間着じゃないか」
「そうだった、申し訳ありませんアルブレヒト様。だらしないところをお見せして……」
「いや構わない。では先に食堂で待っているからなヨエル、エリアート」

そう言って、アルブレヒトは部屋を出ていった。エリアートは、ヨエルの着替えを手伝おうとするが、一人でできると言われて着替え始めた。ヨエルの着替えを待つ間に、エリアートは昨夜、ジャルミルが言ったことを思い出していた。

――明日の夜は客人であるアルを、お前の身体で喜ばせてあげなさい。お前とヨエルをこの屋敷に呼んだ恩人でもあるぞ――

『今夜、アルブレヒト様に抱かれるのか私は……?またヨエルを裏切ることになる……』

更にヨエルを裏切ることになるが、昨日エリアートはジャルミルへ隷属を誓い所有物メスとなった今、ジャルミルの命令は絶対だった。冗談であればいいとエリアートは思いながら、着替えが終わったヨエルと食堂に向かい、アルブレヒトと朝食を取った。


++++++++++++++++++++++++++

夜になり、屋敷のアルブレヒトが泊まっている客室にある寝室にて、ベッドサイドに座るアルブレヒトの前に立っているジャルミルの横で、顔を赤らめて身体を震わせて裸体を晒すエリアートがいた。

「ジャルミルが言っていたのが本当だったとはな」
「ああっ……アルブレヒト様……申し訳ございません……はぁっ……ああっ……」
「フフフ、私が言った通りだろう?私の所有物になったんだ。そうだろう、エリアート」
「はっ、はい……私はジャルミル様に隷属する忠実なメスです……」

エリアートは言いながら全身が燃えるような恥辱に染まるが、その恥辱的な言葉ですら興奮してしまっていた。ここに来る前に催淫効果のあるお茶を飲むようにジャルミルから命令されて飲んでおり、すでに身体はオスの欲望を望んで発情していた。

「明日には帰るアルに奉仕をしろエリアート。お前の恋人の治療を私に願い出たのはアルのおかげだからな」
「はい……アルブレヒト様……ご奉仕を……ッ……?!」

エリアートは腕を掴まれてベッドに引き込まれて組み敷かれてしまう。

「アル、今夜は私の所有物が他の男に抱かれているのを見学するだけにするよ。あまり無理をさせないでくれ」
「狙っていたエリアートを抱くことができるのはジャルミルのおかげだから目を瞑ることにしてやる」
「えっ……?ああっ……アルブレヒト様ッいきなりっ、んんっ……!」


アルブレヒトに伸し掛かられ、口を塞がれ舌を入れられてしまい、抵抗できずにその舌のされるがまま口内をかき回されて舌を強く吸われる。エリアートはその濃厚な口づけに喉を鳴らしてしまう。すでに発情している頭はアルブレヒトが恋人の上司ということも忘れて、エリアートは自ら相手の舌を絡め取り吸いあげて音がするほどの唾液の交換をする濃密なキスをしていた。

「アル狙っていたとはいえ、がっつきすぎだろうフフフ」

自分の所有物メスに伸し掛かり貪るように唇を吸う騎士団長でもある友人の姿を見ながら、ジャルミルは思い出していた。

++++++++++++++++++++++++++

数ヶ月前、ジャルミルがアルブレヒトから部下が大怪我をして騎士としては再起不能で助けてほしいと言われた。

「アル、構わないぞ。だが、知っていると思うが私が使える光属性の治療魔法は……」
「知っている、時間がかかるんだろう?それに魔力回復に性行為が必要」
「相手を用意する必要がある。今までの治療者の伴侶や恋人に手伝ってもらったこともあるが、私にも好みがあるからな」

ジャルミルは領主や治療師としては立派だが、善人ではない。今まで治療を協力してもらうために何人もの男女と、魔力回復行為をして幾人も身体を辱めてきた鬼畜でもある。

「その大怪我をした部下に恋人がいる。男だが美しい外見をしている。彼に魔力回復をしてもらえばいい」
「アル、お前は部下の恋人を私に売るのか?私は構わないが、お前はそれでいいのか?」

ジャルミルは、アルブレヒトが部下の恋人を使えと言ってくるのに少し驚いた。わざわざ、美しいというほどの相手だ、おそらくアルブレヒトはその部下の美しい恋人に何かの欲望を持っているのではないか?とジャルミルは考えた。

「……部下の恋人はエリアートと言うんだが、騎士団の裏方事務をやっていて、騎士団の連中はエリアートをよこしまな目で見ていた。そんな中、いつの間にか部下とエリアートは恋人同士になっていて皆が腹を立てていた。牽制しあってる間に取られて、他の部下達はいい気はしなかっただろう」
「ハハハ見てみたいな、その美しいエリアートという者を」

アルブレヒトは、ジャルミルから目を伏せて俯いて話を続けた。

「その部下は遠征で、一人でいるところを魔獣に襲われて怪我を負った。他の部下たちが嫉妬してわざと、魔獣のいるところにその部下を孤立させたという可能性がある……証拠はないがな……」
「故意だった可能性もあると……?そうなら男の嫉妬は見苦しいな。で、お前は罪悪感を感じているんだな」

ジャルミルはニヤリと笑い、落ち込んでいるアルブレヒトに言った。

「よし、お前の部下を治してやろう。その部下の恋人に魔力回復を手伝って貰い、気に入ったら私のメス奴隷にしよう」
「……お前は相変わらず悪魔のようなことをさらっというな」
「お前の部下を治療するんだから感謝してくれ。それにそのエリアートを無事にメス奴隷にできたら、お前にも貸してやろう。私は友人想いだからな。だが期待せずに待っていてくれ」

ジャルミルは邪悪なことを言いながら、すでに頭の中ではメス奴隷をどのように堕とすか考えていた。

+++++++++++++++++++++++++

「ジャルミル、邪魔をするなよ。今夜はお前は見てるだけだからな」
「ああ、私は見学しているだけだ。エリアート、アルを楽しませてあげなさい。お前の恋人のために、私に治療を頼んだのだからな」
「んんっ……ああっ……ありがとうございますアルブレヒト様……お礼に沢山ご奉仕させてくださいッ……あぁっ……」

エリアートは腕をつかんで起こされて、膝立ちになったアルブレヒトの股間に顔をうずめさせられて口淫を強要される。アルブレヒトの陰茎は、剛毛の毛叢から生えるかのように反り返り主張していた。淫水で黒ずんだそれはエラが張り出て野太く巨木のようで、太い血管が浮き出て脈動していた。エリアートは凶悪な陰茎に驚くが、すでに発情したメスの身体はオスの強烈な肉の熱さと匂いで更に興奮してしまい、自ら陰茎に顔を押し付けて舌を這わせた。

「ああっ…アルブレヒト様のオチンポすごいっ……血管がビクビクしてますっ……匂いだけでもう興奮します……はぁっ……」

エリアートは陰茎の先端を咥えて、右手で根本から擦りあげて左手で陰囊を包みながらやわやわと揉んで奉仕を始めた。

「むうっ……巧いな……ここまで上手くなるのに何回ジャルミルのを咥えたんだ?」
「あっ……沢山、ご奉仕をしました……んんっ……んあっ……んうぅっ…んぅっ……」

先端から流れる先走りの白濁を啜ると、エリアートはますます発情してしまい、更に陰茎をなめしゃぶってしまう。全体を唾液まみれとなった陰茎を口に咥えて頭を前後に動かし、硬い毛叢が口に触れるのも構わず根本まで飲み込みそして抜く寸前まで頭を動かし、また根本まで飲み込むのを繰り返す。唇と陰茎の間から唾液が溢れてエリアートの口周りや首元を濡らしていく。
アルブレヒトは、狙っていたエリアートが喜んで淫らな奉仕する様子に、驚きとほの暗い喜びと加虐心が混じった感情で奉仕する姿を見ていた。我慢ができなくなったアルブレヒトはエリアートの頭を掴み、腰を動かし陰茎を根本まで突き入れて腰を引いてからまた突き入れて、エリアートの口内を性器のように陰茎を抽送し辱めた。

「んんっ……うぐっ……んうんっ……」
「お前の唾液で私の陰毛がこんなに濡れているぞ。よだれをこぼすほどに、このチンポが美味いのか?」

野太い陰茎を出し入れされながらもエリアートは、口や喉奥までそれを咥えこんでアルブレヒトの顔を見上げた。咥えたまま恍惚と陶酔をしている顔をエリアートは恥ずかしげもなく晒してしまう。アルブレヒトは陰茎をエリアートの口内から抜くと、唾液の糸が亀頭と唇の間から繫がって妖しくヌメ光った。アルブレヒトは自身の陰茎を手で持ち、陶酔しているエリアートの顔に擦り付けて辱めた。

「んぅッ……はッ……はぁっ……ああっ……顔にアルブレヒト様のオチンポが……ああんっ……だめぇっ……」
「だらしない顔をして恥を晒すほど、俺のチンポが気に入ったようだな。お前の口に射精してやるから、しっかりしゃぶるんだ」
「……んっ……は、はい……しっかりしゃぶらせていただきます……」

顔に押し付けられた陰茎に頬ずりをし、側面に舌を這わせて根本から先端まで強く舐めあげエリアートは再び口淫を始める。唇を滑らせて頭を前後に動かし、いやらしい水音をさせながら夢中で陰茎を射精させようとしていた。アルブレヒトがエリアートの頭を掴み、根本まで無理矢理飲み込ませると、陰茎がビクビクと震え喉奥に熱い白濁を勢いよく射精した。大量に精を出されて、エリアートの口から陰茎が抜かれると唾液と白濁が混ざった液体が一緒に流れ出て、エリアートの顔を白く汚してしまう。

「んああっ……すごいオスの匂いが……アルブレヒト様の精子を受け止めきれずに溢してしまって申し訳ありません……」
「フフフ、アルはがっつきすぎだな。エリアート、射精したアルのペニスを労ってきれいに掃除してあげなさい」
「はい御主人様……んんっ……すごいアルブレヒト様のオチンポがとても硬くて……はぁんっ……」

ジャルミルに命令され、うっとりと陶酔した顔で白濁がつく陰茎を掃除するエリアート。

「もうしゃぶるのはいい。それよりもエリアート、お前の腹の中にチンポをブチ込んで早く犯してやりたくてしょうがない」
「良かったなエリアート、恋人の上司のペニスで可愛がってもらえるぞ。思いやりを持って応えてあげなさい」

エリアートは四つん這いにさせられて、腰をアルブレヒトに向けて高く掲げて、受け入れ体制を整える。騎士団長でありアルブレヒトの逞しい肉体がエリアートの背中に覆いかぶさり、エリアートはこれから起こる快楽への期待に興奮して息が荒くなってしまう。思わず腰を淫らに揺らし、アルブレヒトの陰茎に押し付けて発情してメス犬のように誘ってしまう。それを見たアルブレヒトは、陰茎をエリアートの臀部のあわいに擦り付けて、焦らして辱めた。

「あぁんんっ……!ああっ、アルブレヒト様ッ、焦らさないでください……」
「ヨエルには見せられないほどの淫乱になったなエリアート」
「ああっ!!言わないでぇっ!!だめえっ!あぁんっ……」
「恥をかくほど、お前は腰を揺らしペニスを欲しがっているぞ。本当のことを言え、犯されるのが大好きな淫乱だと」
「ああっ……ごめんなさいっ……オチンポで中をゴリゴリされて中出しされるのが大好きですっ……!淫乱ではしたなくてごめんなさいっ!!」
「ハハハ、こんな淫乱メス奴隷はヨエルにはもったいないな。今夜は私専用のメス奴隷だ!しっかりチンポを締め付けて奉仕しろ!」
「かしこまりました……あっ、アルブレヒト様、早くいやらしいメス奴隷を犯してぇッ!!ひいいいいいいっ!!」

四つん這いのまま一気に陰茎を胎内に穿かれたエリアートは目を見開き、思わず前に逃げようとするが、両腰をガッチリと掴まれて野太くエラが貼り出た凶悪な陰茎は遠慮なくエリアートの胎内を淫穴から奥深くまで抉るように抽送をし、臀部に腰を打ち付けるたびに肉のぶつかる音と結合部分の淫らな水音がヌチャヌチャと部屋に響いた。

「あっ……ああっ!!すごいぃっ……!アルブレヒトさまぁッ!もっと突いてッ!!んあぁっ……」
「お前の中が吸い付くように締め付けてきていいぞ。なんていやらしい身体だ!」
「ンアあッ……いやらしくてごめんなさいッ……アあンっ……オチンポすごいッ……おかしくなるぅッ……」

激しい陰茎の抽送に中の淫肉を抉られるように突き上げられて、エリアートは脳内を肉の愉悦で塗り込められ、口からだらしなくよだれを垂らして喘ぎ、喜んで結合部に擦り付けるように腰を振ってしまう。野獣のようなアルブレヒトとの激しい交尾に、エリアートは夢中になってしまっていた。

「んおぉっ……なっ、中が拡がっちゃうッ……ああっ御主人様のオチンポの形とちがうっ……ひいぃっ……らめえぇ……他のオスの形を覚えちゃうぅっ……」

胎内を肉の厚みで拡げられて圧迫され、恋人以外のオスの形を身体で覚えさせられて、見えないところでも恋人を裏切っている肉体に更に変えられてしまう。陰茎の抽送が一層激しくなり、結合部を出し入れする水音がゴチュゴチュッと中を更に抉るように責め立てて絶頂が間近であることをエリアートの胎内は感じ取りますます陰茎を締め付けて射精を受け入れる準備をする。

「んアアッ……ああッ……ンぁアッっ……激しいっ……アルブレヒトさまぁッ!!」
「お前の中に孕むくらいたっぷり種付けしてやる!」
「ひいいっ……だめぇッ……種付けはだめぇッ……またヨエルを裏切って……ひぃいっ!!」

淫らに勃起したメス乳首を両方抓られて、エリアートは悲鳴を上げてしまう。硬くしこりきった乳首は、太い指で擦られてますます硬くなる反応をしてオスをますます煽ってしまう。

「お前の身体は種付けを欲しがっているようだぞ?」
「やああっ……身体が勝手に反応して……あぁっ……我慢できないッ……もっと乳首をいじめてください……」
「ここもジャルミルに開発されたのか。女のような感触の乳首で心地よい。ここを愛撫しながら射精してやるから、私に種付けを要求してみろ」
「らめぇ……そんなことできない……アッ…あ゛あ゛っ!!い゛い゛ィっ……!」

太い指が勃起乳首を指で擦り潰すように責め、エリアートは強制的に喘がされてしまう。メスにされた身体は、種付けをねだることしか許されていなかった。

「アルブレヒトさまぁッ……いやらしいメス奴隷に……種付けを……してください……」
「素直に言えたな。俺の種で孕みたいとお願いしてみろ」

勃起乳首を責められながら、種付けへの抽送を開始され、エリアートは更に恋人を裏切ることを言わされてしまう。

「そこはだめぇっッ……やんっ……ぁあんっ……アルブレヒト様の種で……孕みたいです……ああっもっと乳首触ってッ……!」
「望み通りに種付けしてやるッ!!」

ない胸を搾乳するかのように太い指で愛撫しながら、限界まで昂ぶった陰茎が奥の奥まで入り込んでエリアートの胎内に熱い白濁を大量に放たれ種付けをした。中出しをされエリアートは脳内が焼き切れるような快美感に全身を震わせて、自身のペニスからは射精をしない中イキしアクメを味わっていた。

「ひいいいいっ!!!ああぁっ!!熱いのがたくさん出てるっ……あぁっだめぇっ!!メスになっちゃうううっ!!」

エリアートは絶頂しながらも耐えきれず、イキながら腰をガクガクと揺らして結合部を擦り付けて更に陰茎からの刺激を得ようと淫らに身悶えていた。

「ヨエルにはとても見せられないな。メス犬のように発情して恥を晒すしているぞエリアート」
「……申し訳ありません…アルブレヒト様……ああっ……」

四つん這いのエリアートを後ろからアルブレヒトがキスをして、エリアートはメス犬のように喜んで舌を絡ませて唾液の交換した。どちらともわからなくなった唾液をエリアートは喜んで飲み込み、またアルブレヒトの舌を吸って自ら口づけを貪っていた。

「どうだアル?メス奴隷エリアートの味は?」
「ここまでいいとは思わなかったぞ。こんなにいい具合のメス奴隷はなかなかいない。ジャルミルの手腕に脱帽だな」

ジャルミルと話しながらアルブレヒトは胎内から陰茎を抜いて、肉の悦楽に陶酔したエリアートに咥えさせて白濁で汚れた陰茎を舌で掃除をさせる。先程まで胎内を犯していた陰茎への感謝の気持ちを込めるように、エリアートは舌でついている白濁を舐め取りしっとりと湿った陰茎を愛おしそうに奉仕していた。

「エリアート、ヨエルとのセックスはどんな体位が多いんだ?」
「……っあ……正常位しかしてません……」
「そうか、では次は正常位で犯してやろう。ヨエルとのセックスの記憶を上書きしてやろう」
「ああっ……そんな……だめです……」

口では嫌がりながらも、恋人以外の男の陰茎をしゃぶりながら嬉しそうな表情でエリアートは奉仕を続け、すでに忠実なメス奴隷と成り果てていた。

「私も明日、正常位で上書きしてやろう。だが今はアルに感謝して奉仕を続けなさい」
「あっ……御主人様……承知しました……」

ベッドサイドで邪悪な笑みを浮かべて見ているジャルミルに見られながら、エリアートは陰茎を喜んで美味そうにしゃぶる痴態を晒し返事をした。

「ジャルミルに、喜んで恥をかくお前を見せつけてやろう」
「ああ……わかりました……」

唾液まみれにした陰茎を離され、エリアートはベッドに上向きに寝かされ脚を拡げられて再び秘所に陰茎を胎内に埋め込まれた。先程まで激しい交尾をしていたメスの身体は再び発情して、無様に喘いで腰を揺らしてしまう。

「ああんっ!アルブレヒト様のオチンポさっきより硬くて熱くてすごいぃっッ!やッ……ぁんんっ……グチャグチャいやらしい音だめえっ……ひいぃっ……ぅんっ……」
「お前がいやらしく腰を動かしているから、淫らな音がするんだ。どうだ?ヨエルとの正常位とどっちがいい?」
「はぁっ……アアッ……こっちのほうがいいっ!!あぁあんっ……あっ……腰が止まらないぃッ……」
「しっかりジャルミルにも見てもらわないとな?」
「ひぃっ……ひいぃっ!!ごっ、御主人様ァッ……御主人様のエリアートメス奴隷の……いやらしい姿を見てっ……んあぁっ……!!」

他のオスに犯されながらジャルミル主人に見られていることで興奮して昂ぶったエリアートは、潮を吹いてイッてしまった。更に恥をかく痴態を晒してしまうが、エリアートは痴態を二人に晒すことでますます興奮してしまっていた。しかし絶頂したエリアートに構わず、胎内の陰茎の動きは止まらずメスの身体を辱め犯していた。

「ひいぃんっ……イッてるのに……ああんっ……だめえっ……種付けまだなのにっ……またイッちゃうぅうっ!!……」

恋人の上司のアルブレヒトに犯され、所有物エリアートの主人となったジャルミルに視姦されながら、エリアートはこの永遠に続くかのような肉の快美感に喜んで溺れていた。恋人のために身を捧げたエリアートは、邪悪なオス達に身も心も辱められ自ら忠実なメス奴隷に悦んで堕ちてしまっていた。

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【後書き】
お読みくださりありがとうございます。
今回は領主様は見学です。フフフと不敵に笑う係みたいになってますね。
次回で最終回になります。
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