23 / 36
23 催眠実験
しおりを挟む
授業が終わったあと、学園の制服のままマクシムは指定された魔術クラスの実験部屋に行くと、先日ロジェを連れて消えた眼鏡で黒髪の優男がニコニコと待ち構えていた。
「……なんでお前がいるんだ?俺はサレイユ様から実験の被験者として頼まれて来たんだが?」
「サレイユに頼んだのは僕なんだよ、マクシム・ラヴォーくん。今回、実験させていただきます魔術師のカラスバ=ノシタモクと申します」
そう言うとマクシムに向かってニッコリと笑うが、マクシムはますます眉間に皺が寄る。
サレイユから、魔術クラスの生徒の魔術実験の被験者になってくれないか?と言われて、騎士団長の息子で信頼も厚いサレイユから頼まれたら断る理由はなかったが、この男がいると分かっていたら断っていた。
「僕の父は王立魔術研究所で働いてて、騎士団長のサレイユのお父さんと知り合いなんだ。その縁でサレイユと僕は昔から友達なんだ」
コイツと品行方正なサレイユが友達?とマクシムは驚くが、このカラスバという男に腹が立って話したくないので、ダンマリを決め込んだ。
「じゃあマクシムくん、椅子に座って待っててください。他の人達も来ますが、実験を行うのは君を含めて5人の騎士クラスの人だよ。実験始めると記憶が切れるけど、危険なことはないので安心してください」
そのうち、騎士クラスの何人かがやってくる。マクシムは、あの男――カラスバがいるならロジェがいるのかもと思ったが、ロジェは姿を見せなかった。
『あの野郎に聞くのも癪だからな……』
マクシムは笑顔のカラスバに内心イライラしつつ、他の騎士クラスの生徒と他愛もない話をしていると、カラスバがマクシムら参加者に近づきながら話し始めてきた途端、急激な眠気が襲ってきた。
「皆さん、今から催眠の実験を始めますのでよろしく。今から見るのは現実でなく夢なのでガンガン自分の欲望を吐き出してくださいね……ってもう聞こえてないかな?」
カラスバの声が聞こえたが最後の方はよく聞き取れなかったが、ロジェの声が聞こえたような気がした。
どのくらい時間が経ったかマクシムはわからなくなったが、うっすらと会話が聞こえてきた。この声は聞き覚えがある……ロジェの声だ。
「あっ……あぁ……マクシム……僕とうとうマクシムと一つになれるんだね」
一つになる……?マクシムは確かにロジェとキス以上のことはしたいと確かに思っていた。夢にまで見るほどだったのかと思うが、これは夢ではないような……まるで感触や雰囲気までが肌に伝わってくるような現実の感覚のようだった。
ロジェ……俺は……
「ロジェくん、元カレとのセックスで喜ぶなんて本当に淫乱になったね」
ムカつく優男の声が聞こえて、意識が一気に蘇り視界が鮮明になった。そこには目の前にロジェが裸で騎士クラスの男達に組み敷かれていてマクシムがロジェの脚の間から伸し掛かるところだった。
「いっ……言わないでぇ……」
目が涙で潤み口からは涎を垂らしてうわずった声をあげているロジェがいた。顔や胸には白い体液がかかっているのがわかり、マクシムは青ざめるがすぐに頭に血が登りカッとなる。
「何をしてるんだよっ!!」
マクシムはロジェを組み敷いていた同じ騎士クラスの生徒たちを殴り倒す。そのまま倒れた騎士クラス4人は寝ているようにだった。
「どういうことなんだよ……」
「ねぇ、マクシム続きはしないの?」
組み敷かれていたロジェが今度はマクシムに抱きついてきて、マクシムは面食らう。
「お前、どうしたんだよ?そんなことを言うなんて……」
「あれ?マクシムくん、催眠が解けた?やっぱり5人からは難しいな」
抱きついてきたロジェを離し、声をする方に振り向いたマクシムは思いっきり見えたカラスバの顔に拳を振り切ると壁の方にカラスバの身体が吹っ飛んだ。騎士クラスのマクシムが本気で殴ったにも関わらずカラスバは身体を起こすと、殴られて割れて曲がった眼鏡を手で外した。
「……酷いなこの眼鏡、気に入ってたのに……一応、自分を強化魔法かけておいてよかった。さすが騎士クラスの生徒だね」
「あぁ?!ふざけるな!お前!」
マクシムはカラスバの胸ぐらを掴むと顔を殴りつけるが、強化魔法がかかっているカラスバは平然としていた。
「強化魔法かかってるから殴っても意味ないよ。あーでも、ちょっとは痛いかも。さすが騎士クラス」
「うるせぇ!死ね!」
更にマクシムは殴りつけるが、カラスバは動じず面白そうに笑っていた。
「お前、ロジェに何をしたんだよ!」
「何って催眠の実験。ついでに騎士クラスの人の性欲処理してあげようと」
マクシムは更にカラスバの顔を殴るが眼鏡が粉々になるだけでカラスバは無傷のまま笑うだけだった。
「やだなあマクシムくん。君が性欲処理は浮気じゃないと言ったんじゃないか。ロジェくんに」
「……なんのことだ?」
「覚えてないの?君が娼館に行ってロジェくんと喧嘩した時に言ったんだよマクシムくんが」
「はぁ?お前には関係ないだろ」
マクシムはカラスバに言われて思い出す。娼館に行ったことをロジェに責められてた時に、苦し紛れに言ったことを。しかしその喧嘩した時にロジェに言った言葉がどうしてカラスバが知っているのかわからなかった。
「ロジェくんは僕の助手で性欲処理係だったんだけど、お互いの身体と心を通わせて今では僕の所有物になったんだ。君の言葉を借りれば、“性欲処理は浮気じゃない”から、これは浮気ではないんだ。僕達は真の愛で結ばれたんだ」
「はあ?フッざけんな!!れっきとした浮気じゃねぇか!」
マクシムは掴んでいるカラスバの胸ぐらを更にキツく掴んで殴るが、強化魔法をかけているためマクシムの拳のほうが血が滲んであかくなっていた。カラスバはマクシムをあざ笑うかのように口をニヤリとさせて言い放つ。
「マクシムくん、君が言ったんだけどねえ。性欲処理は浮気じゃないと」
マクシムは頭に血が登っていたために後ろからロジェが近づいてくることに気づかず更にカラスバを殴ろうとすると、背中に全裸のロジェに抱きつかれて驚き殴るのをやめた。ロジェの両肩に手をおいて、必死でロジェに言い聞かせようとする。
「ロジェ……、お前どうしたんだ!!あんな男に……お前は騙されてるんだ!」
「マクシム、僕を抱いてくれないの……?」
「何言ってるんだ!正気に戻ってくれ!」
「僕は正気だよ」
ロジェに気を取られている隙にカラスバは呪文を素早く唱えマクシムに拘束魔術をかけると、マクシムはその場に崩れ落ちて床に倒れた。カラスバは動けないマクシムを仰向けにさせるとロジェに命令した。
「さあロジェくん、元カレくんとセックスしてあげて彼を満足させてあげよう」
マクシムはカラスバの言葉を聞いて絶句してしまう。
「……なっ……やめろっ!!!」
「マクシム」
肌は朱がさしたように興奮しているロジェは、生まれたままの姿でマクシムの身体に跨ると、マクシムの顔にロジェは顔を近づけてキスをして舌を差し入れる。
「やめろ!こんなことでお前としたくない!」
「……マクシム、僕のキスは良くなかった?もっと上手にするから大人しくしてて」
「ロジェッ!やめろっ!」
ロジェは拘束魔術がかかったままのマクシムに深く口づけをしながら、マクシムの股間の膨らみを服の上から撫でる。ロジェが口を離すとマクシムのくちびると唾液の糸で繋がるが、マクシムは信じられないような目でロジェを見ていた。
「……ロジェ……」
「はぁっ…マクシムとのキスしたら我慢できなくなっちゃった……」
ロジェは欲望で蕩けた目で、マクシムの制服のスラックスを緩めて昂った怒張を空気に晒す。ロジェとのキスで興奮したのかすでに勃起して鍛えた騎士クラスの生徒の逞しく若い陰茎だった。まだ経験不足で淫水焼けをしていないのか、色はまだ肌の色に近かった。
「これがマクシムのチンポ……逞しくて立派だね……あっ、マクシムの匂い…すごく雄の匂いがするよ……」
陰茎を手で持ち口に先端を含むとロジェはマクシムの陰茎を根本まで一気に飲み込み、淫らな音をさせながら先端から根本まで頭を動かして奉仕する。すでに発情しているロジェは雄の匂いでますます興奮してしまい、唾液を溢れさせて口周りを汚してしゃぶっていた。マクシムの毛叢まで唾液で濡らしてしまうほど奉仕に夢中になり発情しているロジェを見てマクシムはショックを受けてしまい言葉が出てこなかった。
「どうしたんだいマクシムくん。ロジェくんが君のために奉仕してるのに嬉しくなさそうだね?」
カラスバは二人の行為を見下ろしながら見ていた。
「お口で奉仕は気に入らないみたいだね。本番してあげようロジェくん」
「うん……」
口での奉仕をやめロジェは、マクシムの昂った陰茎の上に跨がり手で自身の淫孔にあてがい次の奉仕への準備をする。
「やっ…やめろっロジェッ!!こんなの間違ってる!!」
嘆きにも近い声をあげてロジェにマクシムは言うが、ロジェはすでに欲望に蕩けた目でマクシムに優しく微笑む。
「マクシム、大丈夫だよ。これは性欲処理行為なんだよ。僕はもうカラスバくんの……御主人様の所有物だけど、これは性欲処理で浮気じゃないからいっぱい中出ししてね」
自ら所有物になった発言をしたロジェを見上げながらマクシムは目の前が真っ暗になった。
「……なんでお前がいるんだ?俺はサレイユ様から実験の被験者として頼まれて来たんだが?」
「サレイユに頼んだのは僕なんだよ、マクシム・ラヴォーくん。今回、実験させていただきます魔術師のカラスバ=ノシタモクと申します」
そう言うとマクシムに向かってニッコリと笑うが、マクシムはますます眉間に皺が寄る。
サレイユから、魔術クラスの生徒の魔術実験の被験者になってくれないか?と言われて、騎士団長の息子で信頼も厚いサレイユから頼まれたら断る理由はなかったが、この男がいると分かっていたら断っていた。
「僕の父は王立魔術研究所で働いてて、騎士団長のサレイユのお父さんと知り合いなんだ。その縁でサレイユと僕は昔から友達なんだ」
コイツと品行方正なサレイユが友達?とマクシムは驚くが、このカラスバという男に腹が立って話したくないので、ダンマリを決め込んだ。
「じゃあマクシムくん、椅子に座って待っててください。他の人達も来ますが、実験を行うのは君を含めて5人の騎士クラスの人だよ。実験始めると記憶が切れるけど、危険なことはないので安心してください」
そのうち、騎士クラスの何人かがやってくる。マクシムは、あの男――カラスバがいるならロジェがいるのかもと思ったが、ロジェは姿を見せなかった。
『あの野郎に聞くのも癪だからな……』
マクシムは笑顔のカラスバに内心イライラしつつ、他の騎士クラスの生徒と他愛もない話をしていると、カラスバがマクシムら参加者に近づきながら話し始めてきた途端、急激な眠気が襲ってきた。
「皆さん、今から催眠の実験を始めますのでよろしく。今から見るのは現実でなく夢なのでガンガン自分の欲望を吐き出してくださいね……ってもう聞こえてないかな?」
カラスバの声が聞こえたが最後の方はよく聞き取れなかったが、ロジェの声が聞こえたような気がした。
どのくらい時間が経ったかマクシムはわからなくなったが、うっすらと会話が聞こえてきた。この声は聞き覚えがある……ロジェの声だ。
「あっ……あぁ……マクシム……僕とうとうマクシムと一つになれるんだね」
一つになる……?マクシムは確かにロジェとキス以上のことはしたいと確かに思っていた。夢にまで見るほどだったのかと思うが、これは夢ではないような……まるで感触や雰囲気までが肌に伝わってくるような現実の感覚のようだった。
ロジェ……俺は……
「ロジェくん、元カレとのセックスで喜ぶなんて本当に淫乱になったね」
ムカつく優男の声が聞こえて、意識が一気に蘇り視界が鮮明になった。そこには目の前にロジェが裸で騎士クラスの男達に組み敷かれていてマクシムがロジェの脚の間から伸し掛かるところだった。
「いっ……言わないでぇ……」
目が涙で潤み口からは涎を垂らしてうわずった声をあげているロジェがいた。顔や胸には白い体液がかかっているのがわかり、マクシムは青ざめるがすぐに頭に血が登りカッとなる。
「何をしてるんだよっ!!」
マクシムはロジェを組み敷いていた同じ騎士クラスの生徒たちを殴り倒す。そのまま倒れた騎士クラス4人は寝ているようにだった。
「どういうことなんだよ……」
「ねぇ、マクシム続きはしないの?」
組み敷かれていたロジェが今度はマクシムに抱きついてきて、マクシムは面食らう。
「お前、どうしたんだよ?そんなことを言うなんて……」
「あれ?マクシムくん、催眠が解けた?やっぱり5人からは難しいな」
抱きついてきたロジェを離し、声をする方に振り向いたマクシムは思いっきり見えたカラスバの顔に拳を振り切ると壁の方にカラスバの身体が吹っ飛んだ。騎士クラスのマクシムが本気で殴ったにも関わらずカラスバは身体を起こすと、殴られて割れて曲がった眼鏡を手で外した。
「……酷いなこの眼鏡、気に入ってたのに……一応、自分を強化魔法かけておいてよかった。さすが騎士クラスの生徒だね」
「あぁ?!ふざけるな!お前!」
マクシムはカラスバの胸ぐらを掴むと顔を殴りつけるが、強化魔法がかかっているカラスバは平然としていた。
「強化魔法かかってるから殴っても意味ないよ。あーでも、ちょっとは痛いかも。さすが騎士クラス」
「うるせぇ!死ね!」
更にマクシムは殴りつけるが、カラスバは動じず面白そうに笑っていた。
「お前、ロジェに何をしたんだよ!」
「何って催眠の実験。ついでに騎士クラスの人の性欲処理してあげようと」
マクシムは更にカラスバの顔を殴るが眼鏡が粉々になるだけでカラスバは無傷のまま笑うだけだった。
「やだなあマクシムくん。君が性欲処理は浮気じゃないと言ったんじゃないか。ロジェくんに」
「……なんのことだ?」
「覚えてないの?君が娼館に行ってロジェくんと喧嘩した時に言ったんだよマクシムくんが」
「はぁ?お前には関係ないだろ」
マクシムはカラスバに言われて思い出す。娼館に行ったことをロジェに責められてた時に、苦し紛れに言ったことを。しかしその喧嘩した時にロジェに言った言葉がどうしてカラスバが知っているのかわからなかった。
「ロジェくんは僕の助手で性欲処理係だったんだけど、お互いの身体と心を通わせて今では僕の所有物になったんだ。君の言葉を借りれば、“性欲処理は浮気じゃない”から、これは浮気ではないんだ。僕達は真の愛で結ばれたんだ」
「はあ?フッざけんな!!れっきとした浮気じゃねぇか!」
マクシムは掴んでいるカラスバの胸ぐらを更にキツく掴んで殴るが、強化魔法をかけているためマクシムの拳のほうが血が滲んであかくなっていた。カラスバはマクシムをあざ笑うかのように口をニヤリとさせて言い放つ。
「マクシムくん、君が言ったんだけどねえ。性欲処理は浮気じゃないと」
マクシムは頭に血が登っていたために後ろからロジェが近づいてくることに気づかず更にカラスバを殴ろうとすると、背中に全裸のロジェに抱きつかれて驚き殴るのをやめた。ロジェの両肩に手をおいて、必死でロジェに言い聞かせようとする。
「ロジェ……、お前どうしたんだ!!あんな男に……お前は騙されてるんだ!」
「マクシム、僕を抱いてくれないの……?」
「何言ってるんだ!正気に戻ってくれ!」
「僕は正気だよ」
ロジェに気を取られている隙にカラスバは呪文を素早く唱えマクシムに拘束魔術をかけると、マクシムはその場に崩れ落ちて床に倒れた。カラスバは動けないマクシムを仰向けにさせるとロジェに命令した。
「さあロジェくん、元カレくんとセックスしてあげて彼を満足させてあげよう」
マクシムはカラスバの言葉を聞いて絶句してしまう。
「……なっ……やめろっ!!!」
「マクシム」
肌は朱がさしたように興奮しているロジェは、生まれたままの姿でマクシムの身体に跨ると、マクシムの顔にロジェは顔を近づけてキスをして舌を差し入れる。
「やめろ!こんなことでお前としたくない!」
「……マクシム、僕のキスは良くなかった?もっと上手にするから大人しくしてて」
「ロジェッ!やめろっ!」
ロジェは拘束魔術がかかったままのマクシムに深く口づけをしながら、マクシムの股間の膨らみを服の上から撫でる。ロジェが口を離すとマクシムのくちびると唾液の糸で繋がるが、マクシムは信じられないような目でロジェを見ていた。
「……ロジェ……」
「はぁっ…マクシムとのキスしたら我慢できなくなっちゃった……」
ロジェは欲望で蕩けた目で、マクシムの制服のスラックスを緩めて昂った怒張を空気に晒す。ロジェとのキスで興奮したのかすでに勃起して鍛えた騎士クラスの生徒の逞しく若い陰茎だった。まだ経験不足で淫水焼けをしていないのか、色はまだ肌の色に近かった。
「これがマクシムのチンポ……逞しくて立派だね……あっ、マクシムの匂い…すごく雄の匂いがするよ……」
陰茎を手で持ち口に先端を含むとロジェはマクシムの陰茎を根本まで一気に飲み込み、淫らな音をさせながら先端から根本まで頭を動かして奉仕する。すでに発情しているロジェは雄の匂いでますます興奮してしまい、唾液を溢れさせて口周りを汚してしゃぶっていた。マクシムの毛叢まで唾液で濡らしてしまうほど奉仕に夢中になり発情しているロジェを見てマクシムはショックを受けてしまい言葉が出てこなかった。
「どうしたんだいマクシムくん。ロジェくんが君のために奉仕してるのに嬉しくなさそうだね?」
カラスバは二人の行為を見下ろしながら見ていた。
「お口で奉仕は気に入らないみたいだね。本番してあげようロジェくん」
「うん……」
口での奉仕をやめロジェは、マクシムの昂った陰茎の上に跨がり手で自身の淫孔にあてがい次の奉仕への準備をする。
「やっ…やめろっロジェッ!!こんなの間違ってる!!」
嘆きにも近い声をあげてロジェにマクシムは言うが、ロジェはすでに欲望に蕩けた目でマクシムに優しく微笑む。
「マクシム、大丈夫だよ。これは性欲処理行為なんだよ。僕はもうカラスバくんの……御主人様の所有物だけど、これは性欲処理で浮気じゃないからいっぱい中出ししてね」
自ら所有物になった発言をしたロジェを見上げながらマクシムは目の前が真っ暗になった。
1
お気に入りに追加
380
あなたにおすすめの小説
すてきな後宮暮らし
トウ子
BL
後宮は素敵だ。
安全で、一日三食で、毎日入浴できる。しかも大好きな王様が頭を撫でてくれる。最高!
「ははは。ならば、どこにも行くな」
でもここは奥さんのお部屋でしょ?奥さんが来たら、僕はどこかに行かなきゃ。
「お前の成長を待っているだけさ」
意味がわからないよ、王様。
Twitter企画『 #2020男子後宮BL 』参加作品でした。
※ムーンライトノベルズにも掲載
初恋を諦めるために惚れ薬を飲んだら寵妃になった僕のお話
トウ子
BL
惚れ薬を持たされて、故国のために皇帝の後宮に嫁いだ。後宮で皇帝ではない人に、初めての恋をしてしまった。初恋を諦めるために惚れ薬を飲んだら、きちんと皇帝を愛することができた。心からの愛を捧げたら皇帝にも愛されて、僕は寵妃になった。それだけの幸せなお話。
2022年の惚れ薬自飲BL企画参加作品。ムーンライトノベルズでも投稿しています。
朝起きたらベットで男に抱きしめられて裸で寝てたけど全く記憶がない俺の話。
蒼乃 奏
BL
朝、目が覚めたら誰かに抱きしめられてた。
優しく後ろから抱きしめられる感触も
二日酔いの頭の痛さも
だるい身体も節々の痛みも
状況が全く把握出来なくて俺は掠れた声をあげる。
「………賢太?」
嗅ぎ慣れた幼なじみの匂いにその男が誰かわかってしまった。
「………ん?目が冷めちゃったか…?まだ5時じゃん。もう少し寝とけ」
気遣うようにかけられた言葉は甘くて優しかった。
「…もうちょっと寝ないと回復しないだろ?ごめんな、無理させた。やっぱりスウェット持ってくる?冷やすとまた腹壊すからな…湊」
優しくまた抱きしめられて、首元に顔を埋めて唇を寄せられて身体が反応してしまう。
夢かと思ったけどこれが現実らしい。
一体どうやってこんな風になった?
……もしかして俺達…昨日セックスした?
嘘だ…!嘘だろ……?
全く記憶にないんですけど!?
短編なので数回で終わります。
幼馴染の彼女と妹が寝取られて、死刑になる話
島風
ファンタジー
幼馴染が俺を裏切った。そして、妹も......固い絆で結ばれていた筈の俺はほんの僅かの間に邪魔な存在になったらしい。だから、奴隷として売られた。幸い、命があったが、彼女達と俺では身分が違うらしい。
俺は二人を忘れて生きる事にした。そして細々と新しい生活を始める。だが、二人を寝とった勇者エリアスと裏切り者の幼馴染と妹は俺の前に再び現れた。
異世界転移した先は陰間茶屋でした
四季織
BL
気が付いたら、見たこともない部屋にいた。そこは和洋折衷の異世界で、俺を拾ってくれたのは陰間茶屋のオーナーだった。以来、俺は陰間として働いている。全くお客がつかない人気のない陰間だけど。
※「異世界に来た俺の話」と同じ世界です。
※謎解き要素はありません。
※ミステリー小説のネタバレのようなものがありますので、ご注意ください。
【完結】恋人の為、絶倫領主に抱かれてます〜囚われ寝取られる〜
雫谷 美月
BL
エリアートの恋人のヨエルは、騎士団の仕事中に大怪我を負い一命を取り留めたが後遺症が残ってしまう。騎士団長から紹介された光属性の治癒魔法を使える領主ジャルミル=ヴィーガントに、ヨエルを治療してもらうことになった。しかし光属性の治癒魔法を使うには大量の魔力を使用し、回復にも時間がかかるという。素早く魔力を回復するには性行為が必要だとジャルミルから言われ、エリアートはヨエルには秘密のまま協力する。ジャルミルは温厚な外見とは裏腹に激しい獣のような性行為をし、エリアートは次第に快楽に溺れていってしまう。
・外面はいい絶倫邪悪な領主✕恋人のために抱かれる青年
・領主の息子の邪悪な少年✕恋人のために抱かれる青年
【全12話】
【他サイト(ムーンライト)からの転載となります】
※メリーバッドエンドになります
※恋人がいる受けが寝取られる話です。寝取られ苦手な方はご注意ください。
※男性妊娠の話もあります。苦手な方はご注意ください。
※死ぬ登場人物がでます。人によっては胸糞展開ですのでご注意ください。
※攻めは3人出てきます。
※なんでも許せる方向けです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる