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第21話 分かって来た
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「とりあえず。朝飯にしないか?」
「ヤダ。お腹減ってない」
俺は減ってるんだけどなぁ。。。。
----------------------------------------------------
どうしたもんかなぁ。
「じゃぁ、とりあえずリビングにいかない? このままで」
「このまま?」
「うん。このまま。水飲みたいし。その、、、お前とも離れたくない」
「え、、、うん。いいよ」
これでとりあえず。移動出来そうだ。
俺たちはハグしたまま移動していった。
リビングに行くとリナはいなかった。
洗面台で準備でもしてるのかな・・・?
すっぴんでも可愛いと思うんだけど。。。
とりあえず。水を飲んで落ち着いた。
「それで、サオリはどうしたいんだ?」
「は? 何が?」
言われてみると何を問いかけてるんだろ。。。
今日来た理由? リナとの関係?? それとも、俺とお前の関係???
なぜかどれを問いかけるのも間違ってる気がする。
「ごめん、よく考えてなかった」
「なにそれ、意味わかんないんだけど」
ちょっと笑われてしまった。
ほんと何を聞きたいんだろうな。
「じゃ、アタシから聞きたいんだけど」
「おう」
「リナちゃんとは寝たの?」
「……サオリと同じだよ」
「???? どういう事?」
「起きたら、添い寝されてた。それ以外はない」
そうするとサオリは、何か考え込んでるようだ。。。
何か言わずにちょっとまってよう。そう思って腰に手を回したまま待つ。
「今みたいな事は?」
「ハグ? のことであればない」
「あっそ。じゃぁそれでいい。もう離れていいよ。暑いでしょ?」
たしかにちょっと暑い。
見た感じ、機嫌は直ったようなので離れる。
あと、ちょっとトイレ行きたくなってたんで助かる。
「じゃ、トイレいってくるわ」
「朝ごはんどうする? 軽くなんか用意する?」
「おう。お願い」
そう言って離れてトイレに向かうと
リナと鉢合わせた。
「サオリちゃん大丈夫?」
「まぁ、大丈夫そう。でもあんま余計なこと言って刺激するなよ」
「オケオケ。ノープロノープロ」
ほんとかなぁ……返事を二回するやつはなんか信用が……
「なんかおかしくなったら呼べよ」
「りょーかい」
心配だけどそろそろ限界だ。トイレ、、、、、
「じゃ、また後で。。。。」
----------------------------------------------------
用を済ませるついでに、朝シャワー浴びて部屋に戻る。
最近は朝シャワー浴びるのが習慣になってる。
にお・・・・いやなんでもない、シャワー気持ちいしね。。。
あと、昨日、脇がくさ・・・って言われたからどうしよう。
んー。とりあえず脇の処理しておくか。
やらないよりはましだろうし。と思ってカミソリ使って毛を剃ってみる。
まぁ、これでいいか。とりあえず。今度またサオリに聞いてみよ。
そんなことやりながらリビングに戻る。
サオリが、朝食準備を大体終えてるようなので、配膳の手伝いをする
「卵焼きもってくよ。他なんかある?」
「ハムも持ってて」
「おーけー」
豆乳と麦茶も持ってて配膳する。
「リナは朝、コーヒーとか紅茶飲む人?」
「いや、特には」
「じゃ、豆乳と麦茶もってきたから好きな方どうぞ」
そして、水差しの水減ってるから継ぎ足しに戻る。
「はい。こっちも持ってて」
「おう」
サオリが、ポテトサラダ用意してくれていた。
ちょっと手間かかるけど好きなんだよなポテサラ。
できれば汁物も欲しいけど、、、人数少ないと残っちゃうんだよなぁ
味噌汁とか、冷蔵庫いれとくと発酵して味変わっちゃうし。。。
一人暮らしだと、インスタントの方がいい気がする。
そう思ってインスタントの味噌汁をだす。
今日はお客さん来てるしね。ちょっと贅沢しよう。
そして電気ケトルに水を入れて電気をつけた。
「ん? なんか作るの?」
「味噌汁用意しようかと」
「先に洗い物しておくから、リビング戻っていいよ。昨日も洗い物そのままにしてるんだから。アンタ。。。。ちゃんとやってよ」
「はーい」
いや、なんかめんどくさいんだよねぇ。洗い物。
毎回やるのってなんかめんどくさく感じる。なぜか。
貯めて、あとでやった方が効率よくない? 的な?
どうでもいいことを考えながらポテサラもってリビングに戻る
「ん? 朝からポテサラ? それ手間かからない?」
「じゃがいもをラップして電子レンジで温めると簡単に潰せる様になるんだよ」
「え? 電子レンジってそうやって使うの?」
「調理家電なんだから使えるよ。まぁ、サオリが動画サイトで調べたんだけど」
「へぇ」
「なんか料理動画を見るのが最近の趣味らしいぞ。最近は動画いっぱいあるし」
リナが関心しながら料理をみてる。
俺はリナの向かい側に座りって、さっき持って来たバナナ豆乳を飲み始めた。
これなんか妙に美味いから癖になる。豆乳の癖に。
「あと、味噌汁くるからもうちょっと待ってて」
「それ美味しいの?」
「バナナ豆乳? まぁまぁ美味い」
「ふーん。ちょっと頂戴」
新しいコップに注ごうとすると
「そっちを頂戴」
「どうぞ。そのまま飲みきっていいよ」
俺の手元のコップを指差した。
一杯だけしか飲む気がなかったんで、残りが欲しいならどうぞ。
コップを戻した時に、あたふたなんかしないぞ。
リナがやりたいことはなんとなくわかって来た。
「えぇー。そういうことじゃないのに」
そんなことしていると
サオリが味噌汁もってきてこう言った
「何、イチャついてんの」
つづく
----------------------------------------------------
あとがき
さてこれからどうなるのか?
続きが気になると言う方は是非
お気に入りお願いいたします!
「ヤダ。お腹減ってない」
俺は減ってるんだけどなぁ。。。。
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どうしたもんかなぁ。
「じゃぁ、とりあえずリビングにいかない? このままで」
「このまま?」
「うん。このまま。水飲みたいし。その、、、お前とも離れたくない」
「え、、、うん。いいよ」
これでとりあえず。移動出来そうだ。
俺たちはハグしたまま移動していった。
リビングに行くとリナはいなかった。
洗面台で準備でもしてるのかな・・・?
すっぴんでも可愛いと思うんだけど。。。
とりあえず。水を飲んで落ち着いた。
「それで、サオリはどうしたいんだ?」
「は? 何が?」
言われてみると何を問いかけてるんだろ。。。
今日来た理由? リナとの関係?? それとも、俺とお前の関係???
なぜかどれを問いかけるのも間違ってる気がする。
「ごめん、よく考えてなかった」
「なにそれ、意味わかんないんだけど」
ちょっと笑われてしまった。
ほんと何を聞きたいんだろうな。
「じゃ、アタシから聞きたいんだけど」
「おう」
「リナちゃんとは寝たの?」
「……サオリと同じだよ」
「???? どういう事?」
「起きたら、添い寝されてた。それ以外はない」
そうするとサオリは、何か考え込んでるようだ。。。
何か言わずにちょっとまってよう。そう思って腰に手を回したまま待つ。
「今みたいな事は?」
「ハグ? のことであればない」
「あっそ。じゃぁそれでいい。もう離れていいよ。暑いでしょ?」
たしかにちょっと暑い。
見た感じ、機嫌は直ったようなので離れる。
あと、ちょっとトイレ行きたくなってたんで助かる。
「じゃ、トイレいってくるわ」
「朝ごはんどうする? 軽くなんか用意する?」
「おう。お願い」
そう言って離れてトイレに向かうと
リナと鉢合わせた。
「サオリちゃん大丈夫?」
「まぁ、大丈夫そう。でもあんま余計なこと言って刺激するなよ」
「オケオケ。ノープロノープロ」
ほんとかなぁ……返事を二回するやつはなんか信用が……
「なんかおかしくなったら呼べよ」
「りょーかい」
心配だけどそろそろ限界だ。トイレ、、、、、
「じゃ、また後で。。。。」
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用を済ませるついでに、朝シャワー浴びて部屋に戻る。
最近は朝シャワー浴びるのが習慣になってる。
にお・・・・いやなんでもない、シャワー気持ちいしね。。。
あと、昨日、脇がくさ・・・って言われたからどうしよう。
んー。とりあえず脇の処理しておくか。
やらないよりはましだろうし。と思ってカミソリ使って毛を剃ってみる。
まぁ、これでいいか。とりあえず。今度またサオリに聞いてみよ。
そんなことやりながらリビングに戻る。
サオリが、朝食準備を大体終えてるようなので、配膳の手伝いをする
「卵焼きもってくよ。他なんかある?」
「ハムも持ってて」
「おーけー」
豆乳と麦茶も持ってて配膳する。
「リナは朝、コーヒーとか紅茶飲む人?」
「いや、特には」
「じゃ、豆乳と麦茶もってきたから好きな方どうぞ」
そして、水差しの水減ってるから継ぎ足しに戻る。
「はい。こっちも持ってて」
「おう」
サオリが、ポテトサラダ用意してくれていた。
ちょっと手間かかるけど好きなんだよなポテサラ。
できれば汁物も欲しいけど、、、人数少ないと残っちゃうんだよなぁ
味噌汁とか、冷蔵庫いれとくと発酵して味変わっちゃうし。。。
一人暮らしだと、インスタントの方がいい気がする。
そう思ってインスタントの味噌汁をだす。
今日はお客さん来てるしね。ちょっと贅沢しよう。
そして電気ケトルに水を入れて電気をつけた。
「ん? なんか作るの?」
「味噌汁用意しようかと」
「先に洗い物しておくから、リビング戻っていいよ。昨日も洗い物そのままにしてるんだから。アンタ。。。。ちゃんとやってよ」
「はーい」
いや、なんかめんどくさいんだよねぇ。洗い物。
毎回やるのってなんかめんどくさく感じる。なぜか。
貯めて、あとでやった方が効率よくない? 的な?
どうでもいいことを考えながらポテサラもってリビングに戻る
「ん? 朝からポテサラ? それ手間かからない?」
「じゃがいもをラップして電子レンジで温めると簡単に潰せる様になるんだよ」
「え? 電子レンジってそうやって使うの?」
「調理家電なんだから使えるよ。まぁ、サオリが動画サイトで調べたんだけど」
「へぇ」
「なんか料理動画を見るのが最近の趣味らしいぞ。最近は動画いっぱいあるし」
リナが関心しながら料理をみてる。
俺はリナの向かい側に座りって、さっき持って来たバナナ豆乳を飲み始めた。
これなんか妙に美味いから癖になる。豆乳の癖に。
「あと、味噌汁くるからもうちょっと待ってて」
「それ美味しいの?」
「バナナ豆乳? まぁまぁ美味い」
「ふーん。ちょっと頂戴」
新しいコップに注ごうとすると
「そっちを頂戴」
「どうぞ。そのまま飲みきっていいよ」
俺の手元のコップを指差した。
一杯だけしか飲む気がなかったんで、残りが欲しいならどうぞ。
コップを戻した時に、あたふたなんかしないぞ。
リナがやりたいことはなんとなくわかって来た。
「えぇー。そういうことじゃないのに」
そんなことしていると
サオリが味噌汁もってきてこう言った
「何、イチャついてんの」
つづく
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あとがき
さてこれからどうなるのか?
続きが気になると言う方は是非
お気に入りお願いいたします!
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