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エピソード1
冒険者との出会い
しおりを挟むサミィ 「ゥーン、ん。おはよー。朝だよ起きてー」
ルイ 「おー、朝か。おはよー。」
ニーダ 「おれはもう起きてたぜー。」
ニーダ 「昨日の戦いの興奮のせいで全然眠れなかったぜ。」
ルイ 「そーだな、大人の冒険者が2人で相手するDランクモンスターの ムーンベアー を俺たち、倒したもんな。」
サミィ 「そうね。まぁほとんどヨキがおとりをしてくれたからだけどね。」
ニーダ 「おい、ヨキ起きろよ。いつまで寝てんだ。」
サミィ 「ヨキ、今日も宝箱開けるのかな?」
ヨキは目覚めた。
【ログインボーナス!!3つの宝箱のうち1つ選んでください】
ヨキ 「ゥーン、あ。まただ。じゃあー、左!」
【パーン!“武道の実”×50を獲得しました。】
サミィ 「おはようー、ヨキ。宝箱開けれた?」
ヨキ 「おはよう。宝箱開けれたよ、」
ニーダ 「マジ?なんだったんだ?」
ヨキ 「“武道の実”×50だった。」
ルイ 「へー、個人力以外もあるのか。で、武道の実って何??」
サミィ 「しらなーい。」
ニーダ 「ルイ、1つ食ってみろよ」
ルイ 「そんなの怖ーよ。じゃんけんで決めよ。」
(ジャーンケーンポン!)
ニーダが負けた。
ニーダ 「うっそだろ。分かった。食べるぞ。」
ニーダは“武道の実”を1つヨキから貰い、ポイッと口に放り込んだ。
ニーダの体がオレンジ色に光り出した。
ニーダ 「なんだなんだ?!なんだか心地いいぞ。」
サミィ 「大丈夫?!私治した方がいいかな??」
ルイ 「“武道の実”って名前だし、パワーが上がるんじゃないの?」
ニーダはニヤッと笑った。
ニーダ 「この木引っこ抜ける気がする。」
(ブチブチブチブチ!!)
ニーダはひょいと木を根っこごと持ち上げた。
ルイ 「うそだろ、、お前今、個人力使ってなかったよな?」
ニーダ 「ほんとだ。って事は、俺の個人力『力』と合わせればやばいんじゃね。」
ヨキ 「これはニーダ向きの木の実のようだね。残り全部あげるよ。」
ニーダ 「やったぜ!さんきゅうな!」
サミィ 「やっぱ、ヨキの個人力は凄いね。」
ヨキ 「ありがとう。なんだか次の朝が楽しみだよ。」
4人は[山の街]を目指して歩いていく。
ルイ 「あ、人がいるよ?」
ヨキ 「ほんとだ。なんでこんな山道に1人でいるのかなー。」
サミィ 「聞いてみましょ。」
サミィ 「すませーん、私達 冒険者の【パンドラボックス】です。山道に1人で何をしているんですかー?」
カティ 「えーと、私はカティ。冒険者だよ。落し物したの。」
ニーダ 「何を落としたんだ?俺達も手伝うぜ。」
カティ 「ほんと?!ありがとう! えーと、“世界の図鑑”ていうAランクグッズなんだけど。。」
サミィ 「Aランク?!Aランクグッズを落としたの!」
カティ 「そうなの、パーティメンバーに落とした事知られたら怒られるから、1人で探してるんだ。」
ヨキ 「じゃあ、手分けして探しましょう。僕は向こうの草むら探しますね。」
ルイ 「俺もヨキと向こう探すわー。」
ニーダ 「じゃあ、俺とサミィはこっち行こうぜ。」
Aランクグッズ“世界の図鑑”を探すこと1時間。。
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