家族の絆? では、大広間に参りましょう旦那様。

 いつの時代からか、城では大広間に人が集まらなくなった。
 暖炉や水道の技術の発達で、貴族は各自の部屋で食事を取るようになったからだ。
 ある大司教は王に警告した。これでは秘密主義が横行します。
 家は、家として機能しなくなるでしょう、と。
 ある日、レーゼン侯爵令嬢アリスは第二王子から婚約を受ける。
 与えられた屋敷で、いつか会える主人を待つ生活。
 ようやくやってきた主との家族の絆を確かめようとアリスは手製の料理などを用意して主を大広間へと案内するがー

 他の投稿サイトにも掲載しています。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,729 位 / 193,729件 ファンタジー 44,505 位 / 44,505件

あなたにおすすめの小説

【完結】王子は聖女と結婚するらしい。私が聖女であることは一生知らないままで

雪野原よる
恋愛
「聖女と結婚するんだ」──私の婚約者だった王子は、そう言って私を追い払った。でも、その「聖女」、私のことなのだけど。  ※王国は滅びます。

【完結】王太子妃の初恋

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
カテリーナは王太子妃。しかし、政略のための結婚でアレクサンドル王太子からは嫌われている。 王太子が側妃を娶ったため、カテリーナはお役御免とばかりに王宮の外れにある森の中の宮殿に追いやられてしまう。 しかし、カテリーナはちょうど良かったと思っていた。婚約者時代からの激務で目が悪くなっていて、これ以上は公務も社交も難しいと考えていたからだ。 そんなカテリーナが湖畔で一人の男に出会い、恋をするまでとその後。 ★ざまぁはありません。 全話予約投稿済。 携帯投稿のため誤字脱字多くて申し訳ありません。 報告ありがとうございます。

【完結】転生少女は異世界でお店を始めたい

梅丸
ファンタジー
せっかく40代目前にして夢だった喫茶店オープンに漕ぎ着けたと言うのに事故に遭い呆気なく命を落としてしまった私。女神様が管理する異世界に転生させてもらい夢を実現するために奮闘するのだが、この世界には無いものが多すぎる! 創造魔法と言う女神様から授かった恩寵と前世の料理レシピを駆使して色々作りながら頑張る私だった。

仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが

ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。 定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──

とある王女様の人生最初で最後の恋

Hinaki
恋愛
王女アンジェリカは15歳にして突如両親を事故で喪ってしまう。 悲しみくれる彼女の傍らには幼い頃より何時も愛しんでくれた兄がいた。 美しく聡明な兄よりアンジェリカは心を落ち着かせるものだと勧められたのは果実水。 毎晩寝る前に飲む様に……と。 何の疑いもなくそれを飲み眠ればだ。 翌日身体に何とも形容しがたい違和感が? それ以降訳も分からないまま身体の調子が優れない。 暫くした頃領地へ帰っていた乳母のリザへその事を相談すればである。 『今晩はそれを飲まずに休みましょう』 アンジェはリザの言葉通り果実水を飲まずに眠りに就けば――――。 『白い結婚で離婚率が爆上がりだから10年の婚姻期間を置くってそれはちょっと酷くない?』のスピンオフです。 第二章として書いていたのですが少々思い入れが深まってしまい予想以上に話が長くなり、一旦切り離す事にしました。 基本R指定はしていません。 そうならない様に気を付けて書いております……心算です。(o^―^o)ニコ コメディーなしの純愛です。 あ、少しはコメあるかも……。💦💦

記憶がないなら私は……

しがと
恋愛
ずっと好きでようやく付き合えた彼が記憶を無くしてしまった。しかも私のことだけ。そして彼は以前好きだった女性に私の目の前で抱きついてしまう。もう諦めなければいけない、と彼のことを忘れる決意をしたが……。  *全4話

君を愛することは無いと言うのならさっさと離婚して頂けますか

砂礫レキ
恋愛
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。 そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。 しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。 ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。 そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。 「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」 別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。しかしこれは反撃の始まりに過ぎなかった。 

150年後の敵国に転生した大将軍

mio
ファンタジー
「大将軍は150年後の世界に再び生まれる」から少しタイトルを変更しました。 ツーラルク皇国大将軍『ラルヘ』。 彼は隣国アルフェスラン王国との戦いにおいて、その圧倒的な強さで多くの功績を残した。仲間を失い、部下を失い、家族を失っていくなか、それでも彼は主であり親友である皇帝のために戦い続けた。しかし、最後は皇帝の元を去ったのち、自宅にてその命を落とす。 それから約150年後。彼は何者かの意思により『アラミレーテ』として、自分が攻め入った国の辺境伯次男として新たに生まれ変わった。 『アラミレーテ』として生きていくこととなった彼には『ラルヘ』にあった剣の才は皆無だった。しかし、その代わりに与えられていたのはまた別の才能で……。 他サイトでも公開しています。

処理中です...