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三章 ワタル二日目

不穏 ②

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 昼食が済み、俺とツバサは席をくっつけたままで千羽鶴作りを再開する。折り紙はもう底を尽きそうなので、あと一息といったところだ。千羽は折れずとも、それだけ作れば思いはきっと届く。

「さっきのお弁当、お父さんが作ってるんだよね」
「うん。朝は父さんが料理を作って、それ以外は俺だから」
「ちゃんと分担できてるんだもんね」
「ま、ほぼ押し付けられてるけどな」

 苦笑しながら、俺はテキパキと鶴を折っていく。初めは折り方も分からなかったが、ツバサの教え方が上手かったので、もうすっかり一人前だ。

「私も家事はだいたい一人でやってるなあ。でも、押し付けられてるとは思わないけど」
「まあ……それは事情が事情さ」

 ツバサの鶴を折る手が止まる。俺は彼女の憂いを払ってあげようと、優しく微笑んでみた。それで何とか、彼女の手は再び動き出す。
 ツバサの家も、俺と同じく片親だった。彼女の場合、亡くなったのは父親の方だ。事故だったらしい。仕事中だったのかどうなのか、森の中で死んでいるのを発見されたそうだ。身体中が傷だらけだったという。
 夜の森は危険という言葉の意味を幼心に考えさせられたのも、その事件があったときだったか。確か、俺の母さんが亡くなるより前だったから、八年前のことだった。
 ツバサの母親は、夫の死で一時は相当追い詰められたらしいが、真白家の地位をしっかりと引き継ぐという決意を胸に、それからも頑張り続けたらしい。しかし、その無理が祟ってすぐに体を壊してしまった。命に関わるような病気ではないのだが、それ以来彼女は伏せりがちな身体になってしまったらしい。調子がいいときは家事もできるが、悪いときが多く、殆どツバサが家事をしている現状だという。

「たまに食べられるお母さんのご飯を、いつも楽しみにしてるんだ」

 そう言って笑うツバサの顔が、俺にはやはり悲しげに見えた。

「……俺も色々、手伝えるようになりたいもんだな」
「えー、そんなこと気にしなくても大丈夫だよ」
「お母さんの料理には及ばなくても、美味しいご飯くらいは作りたいよ」
「……あ、ありがと」

 今度は多分、別の意味でツバサの手が止まった。
 その動かない手を、俺は黙って、見つめ続けていた。





 俺たちは百枚入りの折り紙を、放課後までに全て折り終えた。綺麗な鶴から少々不恰好な鶴まで、様々な形の、だけど共通の思いが込められた百羽の折鶴の束が、教卓に置かれている。カナエさんは温かみのある瞳でその折鶴たちを見つめ、

「みんな、ありがとう。みんなのおかげで、素晴らしい千羽鶴が出来上がったわ。明日になったら、タロウくんにこの折鶴を渡しましょう。そしてそれを、ジロウくんに届けてもらいましょう」

 はい、という声が一斉に起こる。その返事も、思いが一つになった証拠だ。

「私はお医者さんじゃないけど。きっと、なれないけど……、それでもできることが、できてよかった」

 カナエ先生の言葉の途中、誰にともなくクウが発し、俺の耳に届いた独り言が、やけに頭の中で残り続けることになった。





 分かれ道で、ツバサと日記を交換する。教室の中で交換すると、誰かに見つかってしまう。この交換日記は二人の秘密であり、誰にもバレるわけにはいかないのだ。だから、学校を出てから交換することになっている。

「どんな風に書いてるかドキドキするね」
「べ、別にフツーだよ」
「ワタルくんはしない?」
「……そりゃ、……まあ」

 素直な言葉が告げられなくて、俺は自分にイライラしてしまう。そのイライラがツバサの方に向いて、

「ほらほら、もう帰るぜ。じゃ、じゃあまた明日な」
「はーい。またね、ワタルくん!」
「ばいばい」

 手を振り合って、別れる。そして俺は憂鬱な赤井家へと戻った。

「ただいまー……」

 何故か家には人気がない。出かける前、父さんは祭りの準備があるかもしれないと言っていたので、その準備に出ているのかとも思ったが、父さんの靴は玄関にあった。いや、それどころか知らない靴まで揃えて置かれている。高級そうな革靴だ。
 来客中らしい。だが、この村に革靴を履くような人物などいないはずだ。立ち入ってはならなそうだとは思いつつも、俺は気になって、リビングの扉をノックする。

「父さん、ただいま」

 そのまま扉を開けると、その奥には向かい合って座っている父さんと、黒いスーツの男の姿があった。
 ――誰だろう。

「ワタル、来客中なのが分かっただろう。勝手に入るな」
「いや、いいんだ、兄さん。……そうか、君がワタルくんだね。はじめまして」
「え、……は、はい。はじめまして」

 ワックスでセットされた、オールバックの黒髪。鋭いながら親しみのある目は赤井家のそれだ。父さんのことを兄さん、と呼んだこの男は。

「今日はこのへんで帰るとしよう。……じゃあ、また」
「……ああ」

 俺に向けて軽く手を振り、スーツの男は革靴を履いて、扉を開けた。外へ出て行く際に、軽く一礼してから、その姿は消えた。何と言うか、一挙手一投足に無駄のない、洗練された動きだった。
 扉がバタリと閉まってから、俺は振り返り、座ったままの父さんに問う。

「今のは、誰だったんだ?」
「……弟だ」
「お、……弟って、じゃあ。あれが……一比十かずひとさん?」
「そうだ」

 父さんは、憮然とした態度で、腕組みをしたまま頷く。

佐渡さわたり一比十。村を出て行った、俺の弟だ」

 カズヒト。その名前は、過去一度しか聞いたことがなかった。そして、その一度だけで俺の記憶に深く残り、消えなかった名前だ。
 鴇村で初めて、村の外で生きていくことを決意し、飛び立って行った人間。それが佐渡一比十なのだ。
 賛否両論あった――というより、殆どの人間がカズヒトさんを非難したが、それでも自らの道を自ら選び取った。その選択は、俺はすごいことだと思っていた。
 それは、俺が生まれた直後のこと。今から十四年ほど前のことである。

「佐渡コンツェルンを知っているか」
「ええと……テレビでたまに名前は聞くけど」
「あいつは……カズヒトは、そこのご令嬢に婿入りしたんだ。そして、大きな財産を築き上げた」
「え? じゃ、じゃああの人……今、すごい大金持ちなの?」
「簡単に言えばな。もちろん、そこに至るまでの努力は並大抵じゃなかったはずだ」
「……すごい……」
「確かに、あいつはすごい奴だ。誰にも真似のできない才能を持っていると俺も思う。だが……」

 父さんは、久々の再会を喜べていないようだった。そういえば、彼のことが好きであるなら、今まで一度も彼のことが話題に上らなかったのはおかしいのだ。
 そう、きっと父さんは、彼のことを嫌っている。
 そう感じた俺の心は、間違いではないようだった。

「何故……この村に戻ってきたんだ」

 父さんは、重苦しい声でそう呟いた。





 風呂から上がった俺は、お茶を一杯飲もうとリビングへ向かっていた。しかし、父さんの苦々しげな独り言が扉越しに聞こえてきたので、
入るのが躊躇われた。それと同時に、父さんがどんな話をしているのかが気になり、結果的に盗み聞きをするような形になってしまった。
 ノブに手を触れたままの姿勢で、俺は扉の奥からの声に、耳を傾ける。父さんは、ビールを飲みながら独りごちているようだった。

「……相変わらず、何でもかんでも自分の思い通りにしようとする性格は、変わっていないな。確かに、そういう人間が求められるのも分かるが……やはりあいつは、恐ろしい奴だ……」

 溜息を一つ吐き、ビールを一口飲んで、その缶を机に戻す。カタン、という音でそれが分かった。

「今のあいつにとっては、会社の繁栄が全て……いや、それで自分や家族が潤うのが全てなのかもしれないな。どんなことをしても、それを達成したいんだろう」

 また、一拍の間が空く。

「今までも他の企業に頼み込まれたことは何度かあったが……今度ばかりは……」

 その後の長い沈黙の後、父さんの口にした言葉に、俺はとてつもない衝撃を受けた。
 受け入れられない、異常な言葉に。

「………………か」

 それがどんな意味を持つのかを理解したとき、俺は胸を抉られるような思いに囚われた。

 そして俺の、六月四日が終わった。
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