未来へ戻る

マー坊

文字の大きさ
上 下
5 / 11

5話 すべてがグレードアップ

しおりを挟む
お金のない社会は「質」が良くなります。
質が良くなればグレードも上がります。


「お金の要る社会では
『安かろう悪かろう』が当たり前だったよね」
「何ごとにもお金は要るからね」
「ニセモノだって大量に出回るしね」
「お金を儲けるために作るんだからね」

「お金のない社会では良いものしか作らないよ。ニセモノも作る必要はないからね」
「電気製品も自動車も良いものを作るの?」
「消費者が作って欲しいものを作るんだよ」
「専門の製作者が『こんなものを作ります』ってコマーシャルするの」
「CMってあるんだ~♪」

「テレビCMは見るのが楽しくなると思うよ」
「今度はどんな物が作られるんだろう?ってね」

「今の社会で言うと最新技術で高性能なやつね」
「すぐ壊れるものを作ったらもったいないよね」
「今の社会だったらお金をたくさん払わないと高性能の製品は買うことができないけどお金のない社会なら誰もが高性能の製品が持てる」
「製品がグレードアップするのはわかるけど人間のグレードアップはどうなる?」
「人間はグレードアップせざるを得ないと思うよ」
「どういうこと?」
「お金の要る社会での人の評価はどうする?」
「地位とか職業とか学歴とか収入とか」

「お金のない社会では人間性を見るんだよ」
「人間性って?」

・にんげんせい【人間性】(ヤフー辞書より)
人間特有の本性。
人間として生まれつきそなえている性質。


「僕が思うのは『社会の役に立つために個性を活かせる人』じゃないかな」
「地位や名誉や収入とは関係ないことだね?」
「自分を活かす人って輝いて見えるんだよ」
「輝いている人って魅力のある人なんだね(笑)」

「お金の切れ目が縁の切れ目って言ってたけど魅力がなくなると縁の切れ目って言うようになる(笑)」
「失恋しないように輝いていないとね(笑)」

「結婚システムも変わるだろうね」
「夫婦の絆は戸籍にあらずってことかな(笑)」
「夫の暴力で悩むこともなくなるよ」
「別れてもお金で困ることなんかないもんね」
「人の嫌がることをする人はいつの世も嫌われる」

「心のあり方も大切だけど生き方考え方も自分の魅力に大きく関わるんだね」
「お金のない社会は自己成長を促す社会と言えるかもしれない♪」 
 
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る

家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。 しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。 仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。 そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革

うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。 優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。 家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。 主人公は、魔法・知識チートは持っていません。 加筆修正しました。 お手に取って頂けたら嬉しいです。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです

飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。 だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。 勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し! そんなお話です。

処理中です...