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なんで?
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「でさ、こんなに出迎えてくれて何かあったの??」
ラフィ
すると……ハスがアナンを抱きかかえながら一歩前に出てきた。
「旦那様、先ほど隣国の第2王子殿下から婚姻申請が届きました。それと…陛下からこちらを……」
ハス
えーーー。婚約すっとばして
婚姻かよ!!!!!!
あいつぅぅぅぅ!!!!!!
少しイラッとしながら陛下の手紙をその場で読む。
愛しの甥ラフィ君へ
おじさんラフィ君が隣国の
第二王子と恋仲だなんて知らなかったよ~水くさいなぁ。レイも納得させたから承認しておいたよー!!多分今日、明日には
嫁入りすると思うから宜しくね!!
ラフィ君をこよなく大切に思っているおじさんより。
ぷるぷる震える手で手紙をクシャッと握りつぶしたラフィを
心配そうに見つめるメンバー…
シーンとした場を突破したのは…
「ね~彗様どうしたの??」
カナ
カナだった…
「カナ!?ちょっ…」
マソラ
うん、マソラはわりと空気読むんだよね。
はあぁぁぁと深いため息をついてから皆に説明をする。
「ここじゃあれだし…アナンとクレールは乳母に任せて皆ちょっと僕の部屋に移動しようか」
ラフィ
皆が頷き、アナンとクレールは
乳母2名が子ども部屋に移動した。
侍従にお茶を頼んでとりあえずソファーやベッドに腰をかける。
「実はさ、こうみえて?冒険者Sランクなんだよね僕」
ラフィ
皆がうんと頷く。別にラフィは
この国の魔術師団長だし不思議ではない。
「でさ、ずっと二人でパーティ組んでたわけ。お互い素性を隠してさ。わりと気が合って3年くらい活動してたかなー」
ラフィ
コクコク頷くみんな
「その相手が隣国の第2王子だったんだよね……名前はアニキス」
コクコク頷くみんな
「その……怒らない?」
ラフィ
「怒りませんよ。怒られるような事をしたんですか?」
レナード
ぐっ……レナードのその目……
「らっくんその目やばいよ。そんな目で見たら彗様話せないからね!」
マソラ
うん……そうなんだよ。
「その……エッチをしちゃったんだよね…」
ラフィ
「別にいいのでは?何が問題なの?」
カナ
そう、ハーレムを作る立場のラフィは別に他とエッチしてもなんの問題もないのである。
「それがその……僕がやられちゃったんだ…」
ラフィ
かあぁぁと顔が赤くなるラフィ
「は???それってラフィがやられたと?」
レナード
コクンと頷けば皆がすごい目が………お、怒ってるじゃん!!
「怒ってるじゃん!!!」
ラフィ
「ラフィは自分はハーレムを、築くもので攻めだとはなしたのですよね?」
ハス
ハスの声がこわい……
「もちろんだよ?」
ラフィ
「これは、その王子が来たら……指導が必要ですね」
ハス
「だな」
レナード
「「うん!」」
マソラ、カナ
「それに優月が来るならタイミング的にいいかもな」
レナード
あーー。なるほど……アニキスがんばれぇ…。
「で?彗様は気持ちよかったの?」
カナ
「ちょ!!カナ!?」
マソラ
「……………」
ラフィ
「カナにも指導追加な」
レナード
「えええええええ」
カナ
カナの顔が真っ青になる。
「カナ……がんばりましょうね?」
エバ
「ぐぬぬぬぬ………ハイ」
カナ
「ということで…そのアニキスが婚姻申請がいつの間にか陛下が許可して今日か明日には「妻」としてくるらしい」
ラフィ
「え!?ラフィはアニキスが好きだったんじゃなかったの!」
レイ
このタイミングでレイの登場かよー。色々疲れてきた………
「好きか嫌いかで聞かれたら好きだよ。3年も組んでたから気もあうしね。でももう受けになる気はない」
ラフィ
「好きなら…良かった。アニキスとは昔からの知り合いなんだ」
レイ
そりゃ隣国の王子同士だしな。
てゆうかレイとアニキスが婚姻すれば良かったのでは?とふと思っているとレイがなぜか半泣きで立っていた。
あーー。そうだった…レイは昔から人の心がうっすらわかるのだった。
「うぅ……ラフィーひどい……。俺はラフィーしか好きじゃない!!!!」
レイ
「お前は……勝手に心を覗くなよ。マナー違反だよ…でもごめん。僕が悪かったよ」
ラフィ
レイを抱きしめて背中を撫でるラフィ。
「え!?レイって心を読めるの?すごっ!!」
カナ
ポカッ……
「いったあぁぁい!!兄上なんでぶつの!?」
カナ
ポカッ
「だから痛いって!!マソラまで!!」
カナ
「ラフィ…。すまん。カナは回収して行く」
レナード
「あぁ……宜しく」
ラフィ
ぞろぞろとカナを抱えて皆が撤収していく。
本当カナ自業自得だからね?
ふぅ~と息を吐いてから、レイの唇にキスをする。すっと口が空いた隙に舌を絡めていく。
「んっ、うぅん」
レイ
「レイ落ち着いた?」
ラフィ
コクンと頷くレイ
「お茶飲もうか?」
ラフィ
「だな」
レイ
レイとゆっくりお茶を飲むのも久しぶりだな。
アニキスかぁ……あいつ。
ラフィ
すると……ハスがアナンを抱きかかえながら一歩前に出てきた。
「旦那様、先ほど隣国の第2王子殿下から婚姻申請が届きました。それと…陛下からこちらを……」
ハス
えーーー。婚約すっとばして
婚姻かよ!!!!!!
あいつぅぅぅぅ!!!!!!
少しイラッとしながら陛下の手紙をその場で読む。
愛しの甥ラフィ君へ
おじさんラフィ君が隣国の
第二王子と恋仲だなんて知らなかったよ~水くさいなぁ。レイも納得させたから承認しておいたよー!!多分今日、明日には
嫁入りすると思うから宜しくね!!
ラフィ君をこよなく大切に思っているおじさんより。
ぷるぷる震える手で手紙をクシャッと握りつぶしたラフィを
心配そうに見つめるメンバー…
シーンとした場を突破したのは…
「ね~彗様どうしたの??」
カナ
カナだった…
「カナ!?ちょっ…」
マソラ
うん、マソラはわりと空気読むんだよね。
はあぁぁぁと深いため息をついてから皆に説明をする。
「ここじゃあれだし…アナンとクレールは乳母に任せて皆ちょっと僕の部屋に移動しようか」
ラフィ
皆が頷き、アナンとクレールは
乳母2名が子ども部屋に移動した。
侍従にお茶を頼んでとりあえずソファーやベッドに腰をかける。
「実はさ、こうみえて?冒険者Sランクなんだよね僕」
ラフィ
皆がうんと頷く。別にラフィは
この国の魔術師団長だし不思議ではない。
「でさ、ずっと二人でパーティ組んでたわけ。お互い素性を隠してさ。わりと気が合って3年くらい活動してたかなー」
ラフィ
コクコク頷くみんな
「その相手が隣国の第2王子だったんだよね……名前はアニキス」
コクコク頷くみんな
「その……怒らない?」
ラフィ
「怒りませんよ。怒られるような事をしたんですか?」
レナード
ぐっ……レナードのその目……
「らっくんその目やばいよ。そんな目で見たら彗様話せないからね!」
マソラ
うん……そうなんだよ。
「その……エッチをしちゃったんだよね…」
ラフィ
「別にいいのでは?何が問題なの?」
カナ
そう、ハーレムを作る立場のラフィは別に他とエッチしてもなんの問題もないのである。
「それがその……僕がやられちゃったんだ…」
ラフィ
かあぁぁと顔が赤くなるラフィ
「は???それってラフィがやられたと?」
レナード
コクンと頷けば皆がすごい目が………お、怒ってるじゃん!!
「怒ってるじゃん!!!」
ラフィ
「ラフィは自分はハーレムを、築くもので攻めだとはなしたのですよね?」
ハス
ハスの声がこわい……
「もちろんだよ?」
ラフィ
「これは、その王子が来たら……指導が必要ですね」
ハス
「だな」
レナード
「「うん!」」
マソラ、カナ
「それに優月が来るならタイミング的にいいかもな」
レナード
あーー。なるほど……アニキスがんばれぇ…。
「で?彗様は気持ちよかったの?」
カナ
「ちょ!!カナ!?」
マソラ
「……………」
ラフィ
「カナにも指導追加な」
レナード
「えええええええ」
カナ
カナの顔が真っ青になる。
「カナ……がんばりましょうね?」
エバ
「ぐぬぬぬぬ………ハイ」
カナ
「ということで…そのアニキスが婚姻申請がいつの間にか陛下が許可して今日か明日には「妻」としてくるらしい」
ラフィ
「え!?ラフィはアニキスが好きだったんじゃなかったの!」
レイ
このタイミングでレイの登場かよー。色々疲れてきた………
「好きか嫌いかで聞かれたら好きだよ。3年も組んでたから気もあうしね。でももう受けになる気はない」
ラフィ
「好きなら…良かった。アニキスとは昔からの知り合いなんだ」
レイ
そりゃ隣国の王子同士だしな。
てゆうかレイとアニキスが婚姻すれば良かったのでは?とふと思っているとレイがなぜか半泣きで立っていた。
あーー。そうだった…レイは昔から人の心がうっすらわかるのだった。
「うぅ……ラフィーひどい……。俺はラフィーしか好きじゃない!!!!」
レイ
「お前は……勝手に心を覗くなよ。マナー違反だよ…でもごめん。僕が悪かったよ」
ラフィ
レイを抱きしめて背中を撫でるラフィ。
「え!?レイって心を読めるの?すごっ!!」
カナ
ポカッ……
「いったあぁぁい!!兄上なんでぶつの!?」
カナ
ポカッ
「だから痛いって!!マソラまで!!」
カナ
「ラフィ…。すまん。カナは回収して行く」
レナード
「あぁ……宜しく」
ラフィ
ぞろぞろとカナを抱えて皆が撤収していく。
本当カナ自業自得だからね?
ふぅ~と息を吐いてから、レイの唇にキスをする。すっと口が空いた隙に舌を絡めていく。
「んっ、うぅん」
レイ
「レイ落ち着いた?」
ラフィ
コクンと頷くレイ
「お茶飲もうか?」
ラフィ
「だな」
レイ
レイとゆっくりお茶を飲むのも久しぶりだな。
アニキスかぁ……あいつ。
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