転生令息の飴玉達

meimei

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カインフィル

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バタバタ バタバタ

「カインフィル!!!!」


「ジレス……心配かけて済まない……」シュン


「お前は!!どこにいたんだ!?」


「……………」


「ジレス、僕が説明しても?」


「ラフィーアス様…宜しくお願いします」


「カインフィル様は…奴隷商で売り物になってました」


「は?」

目が点になるジレス

そりゃそうだよね?


「下っ端騎士に嵌められて、借金奴隷として売られてました。お尻にバイブをさされて……」


「ちょ!!!ラフィーアスそこまで言わなくてもいいだろ!!」


「…………カインフィル黙って?」ギロッ


「すまん……」シュン


「で、一応奴隷は解放してもらって来ました」

ガシガシ頭をかきながらため息を吐くジレス。


「お前はなぁ!?あれほど人を信じすぎるなと!!!」

うん、ジレス激オコですね。
そりゃ……ずっと行方不明の親友を探してたんだもの。当然だよね。

「すまん……反省してる」


「とりあえず……風呂に入って着替えて……王宮に行くぞ」


「ああ…」


「ちょっと待ってよ?」


「「ん?」」


「奴隷を解放したのも俺だし
借金払ったの俺だからね?」


「!?」

「!?」

「もう奴隷じゃないけど、カインフィルは俺のだよ?」ニコッ


「ラフィーアス……」


「ラフィーそうなのか?ならカインフィルはお前のだな」ニコッ


うん、ジレスは賢いからすぐ理解してくれて助かるよ。


「カインフィルは俺の婚約者ね?ああ、ジレスも婚約者だから」


「そう、俺もラフィーの婚約者なんだ」ニコッ


「ラフィーアス……こんなゴツい男の俺でいいのか?」


「うん、カインフィルの筋肉も好きだよ、それに男くさいカインフィルを鳴かせるの燃えるよね」クスッ


「ラフィーって……」


「…………なら宜しく頼む」


「うん!!」ニコッ


そんな…天使な顔なのに……中身はマニアックだなと思っている
ジレスとカインフィル……。この小悪魔に捕まったらもう逃げられまい……。


ラフィーアスは中性的な顔立ちに淡いピンクブロンドの髪の毛に瞳はブルートパーズような色合いだ。目はくりくりで……
うさぎの耳のカチューシャをしたら絶対似合いそうな顔立ちだ。


「ねぇ、王宮に行く前にさカインフィルをスッキリさせてあげようよ」


「「!?」」


「カインフィル、ベットに真っ裸で横になって?」


「あ、ああ……分かった」

なぜか素直に動くカインフィルを呆然と見るジレス……。

奴隷が見についたのか?こいつ…。


「あー、ほらやっぱり。バイブささったままじゃん……あの奴隷商…忘れてる」

「…………」

バイブをぐいっと…押したり抜いたりしてあげると……カインフィルの蕾は嬉しそうに蜜を垂らす。


「あっ、あっ、あっ、んっ…ぐっ…」


「ふふ、カインフィル腰が揺れてるよ?」


「気持ち………いい…。んっ、あっ」


「ねぇ、ジレス」


「…………何?」


「カインフィルのおちんちんを舐めてあげて?」


「なっ!?」


「早く」


「わ、分かった……」

恐る恐るカインフィルのおちんちんを口に含むジレス


「や、やめろ!!ジレス」

ペロペロ……ペロペロ


「ほら、やめろなんて言えないくらい感じて?」

バイブを抜いてパクパクしている蕾にラフィーアスのおちんちんを挿れる。

「んああぁぁぁぁ……」

腰を振ればぐちょぐちょと卑猥な音が響く。

「気持ちいいね、カイン」


「あっ、あっ、あっ、ラフィーきもちいぃ……んあぁぁ」

ペロペロ ペロペロ……

「ジレス、飲んであげてね?」

コクコク頷くジレス

「ほら、もうそろそろイクよ」

ぐんっと奥をついて熱を放てば
熱を全て飲み込もうとカインフィルの蕾がきゅうきゅう動く。

ごくっ……


「お前……飲んだのか?」


「だって……ラフィーがそう言うから」


「はあぁ……ラフィー。3人でするのはこれが最初で最後にしてほしい」


「そうなの?」


「ああ……親友とHとか…無理だ」


「私も無理ですね…飲みましたが」

そうなんだ。


「分かった、最初で最後にする」

あきらかにホッとした顔になる二人…。
そっかこの二人本当に親友なんだね。それは悪い事したな~
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