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「メイリーン」
ん?
「あら、アスランお帰り」
メイリーン
「レオを抱っこしてたのか~ただいまーレオ」
アスラン
「お帰りってレオパパが帰ってきたわよ~」
メイリーン
レオをアスランに預けて、次におっぱいの番のミハエルを抱きかかえる。
「ミハエルは顔のパーツはメイリーンだよな~色は陛下だけど」
アスラン
「そうね~。クレと同じ色よね」
メイリーン
バタバタ バタバタ バタバタ
ガチャ
「メイリーン!!」
「あら…ラサエル。お仕事は大丈夫なの?」
メイリーン
「おう!!!終わらせてきた!!」
ラサエル
国王がこうも……毎日帰宅するもんなのかな??
まぁ…新婚だしね。
「第1王子殿下は大丈夫なの?」
メイリーン
「ん?あいつは大丈夫だろー。王太子だしな!」
ラサエル
「そう??たまには話を聞いてあげてね?」
メイリーン
「ああ、分った。ミハエルー乳を沢山飲めよー」
ラサエル
トントン
「かぁちゃま」
クレ
「あら、クレ!!おいで」
メイリーン
クレはクレの専属メイドに連れてきて貰ったようだ。
ミハエルはラサエルに預けて、クレを膝の上に乗せる。
「かぁちゃま」
クレ
クレはぎゅっとメイリーンに抱きつく。クレだってまだまだ赤ちゃんなのだ。1歳なったばかりだもの。
「ふふ、クレ。かぁちゃまと積み木でもしよっか」
メイリーン
ぱあぁぁと笑顔になるクレ。
本当クレの成長は驚愕のスピードによねー。ラサエルとカイルサスいわく王族はみんなこんな感じらしいけど、やっぱりクレはかなり賢いみたいなのよね。
「しゅるー」
クレ
二人の積み木に、いつの間にかカイルサスやラサエル、マルサスや
アスランまで加わる。クレは皆に囲まれて嬉しそうにはしゃいでいる。
トントン
「失礼致します」
執事
「あら、どうしたの?」
メイリーン
「旦那様がお呼びです…」
執事
「お父様が??」
メイリーン
「あーー。多分夫候補の件だと思う」
ラサエル
「夫候補………?ラサエルが夫で…王妃なのに。まだ夫が必要なの?」
メイリーン
「あぁ……王妃でもだ。女性が少ないから」
ラサエル
貴族は子孫を残す義務がある……
「分かったわ……行ってくる」
メイリーン
重たい足取りで……執務室に入るとそこにいたのは……。
「あれ?キリエル!!そう言えばキリエルも夫なのに!!まだ…」
メイリーン
キリエルは苦笑していた。そう言えばなんでいなかったの???
「とりあえず座りなさい…」
父
「はい…」
メイリーン
「キリエルは魔法師団長だから、遠征に行っていたんだよ。だから今夜が初夜になる……とまぁ…その話はいい。」
父
なるほど今夜が初夜かー、なら今夜キリエルの子を妊娠するのね。
魔法師団長だからすぐ生まれそうよね。
「おい、聞いてるのか?」
父
「え!?あ、ごめん…」
メイリーン
お父様は深いため息をついた。
「その…遠征でな…亡くなった者がいるんだよ。女性だ……」
父
女性の魔法師かぁ……。可哀想に……
「お前のよく知る者の婚約者だった女性でな……」
父
「そうなの…」
メイリーン
誰の婚約者なのかしら…
「その者とメイリーンが…婚姻すると事になった。」
父
その者と私が婚姻????????
なんでそうなる????
「その女性の婚約者は5人……そのうちの一人はシュナウゼルだ」
父
え!!!!シュナウゼル!?
「後の4人はお前も知らない者だろうな……。4人は魔法師だからな」
父
「それってシュナウゼル以外は拒否できます?」
メイリーン
「出来るだろうが……なるべく会ってやって欲しい……」
父
「……………」
メイリーン
「そんな目で俺を睨むな……」
父
「とりあえずシュナウゼルとは婚姻します。後は会ってから決めます」
メイリーン
「…………分かった」
父
「では話が終わったのでキリエルと退室しますわ」
メイリーン
メイリーンはキリエルの手を取り二人で執務室を後にした。
そのまま転移でメイリーンの部屋に。
「キリエル、遠征なら遠征と告げてほしかったわ」
メイリーン
「すまない………。バタバタしてしまって…」
キリエル
「ラサエルも教えてくれたら良かったのに!!」
メイリーン
キリエルは怒ってるメイリーンを背中ごしからぎゅっと抱きしめる。
その日ようやくキリエルとも結ばれ、キリエルとの子も一週間で産まれた。男の子でキリエルそっくりで
色はメイリーンだった。
「リラステ」
メイリーン
「可愛いなーリラステ」
キリエル
キリエルは初めての我が子に夢中だ。
キリエルの子も産んだから……5人に会わないと行けないのよね……。
憂鬱
ん?
「あら、アスランお帰り」
メイリーン
「レオを抱っこしてたのか~ただいまーレオ」
アスラン
「お帰りってレオパパが帰ってきたわよ~」
メイリーン
レオをアスランに預けて、次におっぱいの番のミハエルを抱きかかえる。
「ミハエルは顔のパーツはメイリーンだよな~色は陛下だけど」
アスラン
「そうね~。クレと同じ色よね」
メイリーン
バタバタ バタバタ バタバタ
ガチャ
「メイリーン!!」
「あら…ラサエル。お仕事は大丈夫なの?」
メイリーン
「おう!!!終わらせてきた!!」
ラサエル
国王がこうも……毎日帰宅するもんなのかな??
まぁ…新婚だしね。
「第1王子殿下は大丈夫なの?」
メイリーン
「ん?あいつは大丈夫だろー。王太子だしな!」
ラサエル
「そう??たまには話を聞いてあげてね?」
メイリーン
「ああ、分った。ミハエルー乳を沢山飲めよー」
ラサエル
トントン
「かぁちゃま」
クレ
「あら、クレ!!おいで」
メイリーン
クレはクレの専属メイドに連れてきて貰ったようだ。
ミハエルはラサエルに預けて、クレを膝の上に乗せる。
「かぁちゃま」
クレ
クレはぎゅっとメイリーンに抱きつく。クレだってまだまだ赤ちゃんなのだ。1歳なったばかりだもの。
「ふふ、クレ。かぁちゃまと積み木でもしよっか」
メイリーン
ぱあぁぁと笑顔になるクレ。
本当クレの成長は驚愕のスピードによねー。ラサエルとカイルサスいわく王族はみんなこんな感じらしいけど、やっぱりクレはかなり賢いみたいなのよね。
「しゅるー」
クレ
二人の積み木に、いつの間にかカイルサスやラサエル、マルサスや
アスランまで加わる。クレは皆に囲まれて嬉しそうにはしゃいでいる。
トントン
「失礼致します」
執事
「あら、どうしたの?」
メイリーン
「旦那様がお呼びです…」
執事
「お父様が??」
メイリーン
「あーー。多分夫候補の件だと思う」
ラサエル
「夫候補………?ラサエルが夫で…王妃なのに。まだ夫が必要なの?」
メイリーン
「あぁ……王妃でもだ。女性が少ないから」
ラサエル
貴族は子孫を残す義務がある……
「分かったわ……行ってくる」
メイリーン
重たい足取りで……執務室に入るとそこにいたのは……。
「あれ?キリエル!!そう言えばキリエルも夫なのに!!まだ…」
メイリーン
キリエルは苦笑していた。そう言えばなんでいなかったの???
「とりあえず座りなさい…」
父
「はい…」
メイリーン
「キリエルは魔法師団長だから、遠征に行っていたんだよ。だから今夜が初夜になる……とまぁ…その話はいい。」
父
なるほど今夜が初夜かー、なら今夜キリエルの子を妊娠するのね。
魔法師団長だからすぐ生まれそうよね。
「おい、聞いてるのか?」
父
「え!?あ、ごめん…」
メイリーン
お父様は深いため息をついた。
「その…遠征でな…亡くなった者がいるんだよ。女性だ……」
父
女性の魔法師かぁ……。可哀想に……
「お前のよく知る者の婚約者だった女性でな……」
父
「そうなの…」
メイリーン
誰の婚約者なのかしら…
「その者とメイリーンが…婚姻すると事になった。」
父
その者と私が婚姻????????
なんでそうなる????
「その女性の婚約者は5人……そのうちの一人はシュナウゼルだ」
父
え!!!!シュナウゼル!?
「後の4人はお前も知らない者だろうな……。4人は魔法師だからな」
父
「それってシュナウゼル以外は拒否できます?」
メイリーン
「出来るだろうが……なるべく会ってやって欲しい……」
父
「……………」
メイリーン
「そんな目で俺を睨むな……」
父
「とりあえずシュナウゼルとは婚姻します。後は会ってから決めます」
メイリーン
「…………分かった」
父
「では話が終わったのでキリエルと退室しますわ」
メイリーン
メイリーンはキリエルの手を取り二人で執務室を後にした。
そのまま転移でメイリーンの部屋に。
「キリエル、遠征なら遠征と告げてほしかったわ」
メイリーン
「すまない………。バタバタしてしまって…」
キリエル
「ラサエルも教えてくれたら良かったのに!!」
メイリーン
キリエルは怒ってるメイリーンを背中ごしからぎゅっと抱きしめる。
その日ようやくキリエルとも結ばれ、キリエルとの子も一週間で産まれた。男の子でキリエルそっくりで
色はメイリーンだった。
「リラステ」
メイリーン
「可愛いなーリラステ」
キリエル
キリエルは初めての我が子に夢中だ。
キリエルの子も産んだから……5人に会わないと行けないのよね……。
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