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まさかの……
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チュンチュン チュンチュン
ガバッ……
「え、ここどこ??」
キョロキョロしてもどこだか分からない。分かることは二日酔いで頭痛がすることと、なんか隣に誰かがいること……でもこわくて覗けない。
てゆうかなんで私裸なの??
これって………さあぁぁぁと顔が青くなる。
ぬあーーーやっちゃった!!!
急いで体をクリーンしてから着替えてその場を立ち去る。
私の名前は、メイリーン.カスタード
侯爵家のなぜか次女なのに次期侯爵当主なの。意味わかんないでしょ???私も意味わかんないから大丈夫!!
お兄様がなんせ運動嫌いで文官になって、お姉様は「ザ、お嬢様」みたいな可憐な人で……。
だからなのか天真爛漫な私が次期侯爵家当主になるべく跡継ぎ教育されたってわけ……。それで
近衛騎士になったの。もちろん騎士学校もでたわよ?近衛騎士はエリートだもの……。そううちの家系は騎士家系なのよ。
で、昨日は………騎士友だち達と久しぶりにパーティーを楽しんでその後の記憶がゼロ!!!!
ま……きっと隣にいたのは昨日のメンバーの1人よね。
あーそうそう今どき貴族だからって結婚するまで純血を守る!っていうのはないの。
今の国王夫妻が授かり婚なのもあるのかしら?
それでも家格は同じくらいでみんな結婚するけどね!
もちろん貴族と平民は結婚はNGなの!
とまぁ……こんな出来事なんて
蚊にさされたと思ってすっかり忘れてた頃に…………
「なぁ、メイリーン」
「ん?何??今調子悪いから話しかけないで……」
「お前顔が真っ青だぞ……帰ったほうが良くないか?」
うっぷ………ぎぼちわるい………
「アスラン……ぎぼちわるい…というか目の前が……」
くるくるまわる~~
パタン
「お、おい!!!メイリーン!!団長!!!メイリーンが倒れたので医務室に運んできます!!」
「は!?メイリーンが!!俺も行く!!!」
皆でぞろぞろとメイリーンは同期のアスランが運びながら心配で医務室にまでついてきた。
「そこに寝かせて下さい……というかなんですか?この人数は?」
「その…皆メイリーンが心配で……」
「邪魔ですよ、これから診察をしますので廊下で待ってて下さいね!!」
みんなしょんぼり哀愁を漂わせて廊下でしばし待つこと10分
ドアが開いて皆を中に入れた
「皆……その心配かけてごめんね……」
「メイリーンどうしたんだ?風邪か??」
「メイリーンが元気ないなんて心配すぎるぞ」
そう…メイリーンは実はこの近衛騎士団のアイドルなのだ……本人は知らないけど。
「その……赤ちゃんが出来たみたいで……」
「「………………」」
はああぁぁぁぁぁぁぁ????
皆が一斉に声をあげるが……
ボコン
「そんな大声をあげるやつがどこにいる!!!!!ここは医務室だぞ!!!」
「す、すまない……しかし」
団長
「誰の子だ???」
アスラン
「それがその……この前のパーティーの夜の子で誰の子か分らなくて……心当たりある方いる?」
メイリーンの発言にみんなの動きが止まる。
「おい……心当たりあるやつは手をあげろ…今なら半殺し程度におさめてやる……」
「団長……それじゃ誰も手をあげませんよ……」
「アスランと団長は違うのね」
「俺は……ちゃんと正式にプロポーズしてからと……」
「あ!!団長抜け駆けしてプロポーズするつもりでしたね!!」
皆が団長に詰め寄る………
「なぁ…今そんな事言ってる場合か?」
アスランの言う通りである。
「みんなお酒飲んでいたし記憶にないのかもね」シュン
「でも!!俺はお腹の子ごとプロポーズするぞ!!」
「あ!!団長抜け駆け!!」
また……揉めだす
「ふふ、ありがとうございます。でも生んでから考えるわ」ニコッ
この子がいたら結婚しなくても
嫡子になるし……それはそれでいいのかもしれないなぁ。
メイリーンはお腹に宿った小さな命を嬉しく思って優しくお腹を擦るのだった。
ガバッ……
「え、ここどこ??」
キョロキョロしてもどこだか分からない。分かることは二日酔いで頭痛がすることと、なんか隣に誰かがいること……でもこわくて覗けない。
てゆうかなんで私裸なの??
これって………さあぁぁぁと顔が青くなる。
ぬあーーーやっちゃった!!!
急いで体をクリーンしてから着替えてその場を立ち去る。
私の名前は、メイリーン.カスタード
侯爵家のなぜか次女なのに次期侯爵当主なの。意味わかんないでしょ???私も意味わかんないから大丈夫!!
お兄様がなんせ運動嫌いで文官になって、お姉様は「ザ、お嬢様」みたいな可憐な人で……。
だからなのか天真爛漫な私が次期侯爵家当主になるべく跡継ぎ教育されたってわけ……。それで
近衛騎士になったの。もちろん騎士学校もでたわよ?近衛騎士はエリートだもの……。そううちの家系は騎士家系なのよ。
で、昨日は………騎士友だち達と久しぶりにパーティーを楽しんでその後の記憶がゼロ!!!!
ま……きっと隣にいたのは昨日のメンバーの1人よね。
あーそうそう今どき貴族だからって結婚するまで純血を守る!っていうのはないの。
今の国王夫妻が授かり婚なのもあるのかしら?
それでも家格は同じくらいでみんな結婚するけどね!
もちろん貴族と平民は結婚はNGなの!
とまぁ……こんな出来事なんて
蚊にさされたと思ってすっかり忘れてた頃に…………
「なぁ、メイリーン」
「ん?何??今調子悪いから話しかけないで……」
「お前顔が真っ青だぞ……帰ったほうが良くないか?」
うっぷ………ぎぼちわるい………
「アスラン……ぎぼちわるい…というか目の前が……」
くるくるまわる~~
パタン
「お、おい!!!メイリーン!!団長!!!メイリーンが倒れたので医務室に運んできます!!」
「は!?メイリーンが!!俺も行く!!!」
皆でぞろぞろとメイリーンは同期のアスランが運びながら心配で医務室にまでついてきた。
「そこに寝かせて下さい……というかなんですか?この人数は?」
「その…皆メイリーンが心配で……」
「邪魔ですよ、これから診察をしますので廊下で待ってて下さいね!!」
みんなしょんぼり哀愁を漂わせて廊下でしばし待つこと10分
ドアが開いて皆を中に入れた
「皆……その心配かけてごめんね……」
「メイリーンどうしたんだ?風邪か??」
「メイリーンが元気ないなんて心配すぎるぞ」
そう…メイリーンは実はこの近衛騎士団のアイドルなのだ……本人は知らないけど。
「その……赤ちゃんが出来たみたいで……」
「「………………」」
はああぁぁぁぁぁぁぁ????
皆が一斉に声をあげるが……
ボコン
「そんな大声をあげるやつがどこにいる!!!!!ここは医務室だぞ!!!」
「す、すまない……しかし」
団長
「誰の子だ???」
アスラン
「それがその……この前のパーティーの夜の子で誰の子か分らなくて……心当たりある方いる?」
メイリーンの発言にみんなの動きが止まる。
「おい……心当たりあるやつは手をあげろ…今なら半殺し程度におさめてやる……」
「団長……それじゃ誰も手をあげませんよ……」
「アスランと団長は違うのね」
「俺は……ちゃんと正式にプロポーズしてからと……」
「あ!!団長抜け駆けしてプロポーズするつもりでしたね!!」
皆が団長に詰め寄る………
「なぁ…今そんな事言ってる場合か?」
アスランの言う通りである。
「みんなお酒飲んでいたし記憶にないのかもね」シュン
「でも!!俺はお腹の子ごとプロポーズするぞ!!」
「あ!!団長抜け駆け!!」
また……揉めだす
「ふふ、ありがとうございます。でも生んでから考えるわ」ニコッ
この子がいたら結婚しなくても
嫡子になるし……それはそれでいいのかもしれないなぁ。
メイリーンはお腹に宿った小さな命を嬉しく思って優しくお腹を擦るのだった。
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