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学校その2
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魔法の授業が終わりラントナーがカシウスの側に歩いて来た。
「カシウス」
ラントナー
「はい?なんです?」
カシウス
もちろんカシウスは公私はわけるタイプである。
前世も然り………きっちりタイプなのであった。
「その………うんと……」
ラントナー
なぜか、しどろもどろになっている担任にクラスメートは生暖かい視線を送り、心のなかで担任にエールを送っていた。
「?」
カシウス
「その!!!今日は早く帰るから一緒に食事がしたい!!」
ラントナー
「ええ、分かりました」
カシウス
すんなり承諾したカシウスに
クラス中がシーーンとする。
「先生もういいですか?次の授業の用意をしたいのですが?」
カシウス
「あ、あぁ……。すまない」
ラントナー
「あーーあ。先生やっちゃったねぇ……。あれほど学校では公私を分けてとカシーが話していたのに」ボソッ
クルト
「だな……こんな教室であの音量で言うことじゃないな…。ただでさえ今日は俺の事で機嫌が悪いのになぁ…」
シバル
肩を落として教室から出て行ったハーレム嫁仲間に少しクルトとシバルは同情していた。
実はカシウスは特別機嫌が悪い訳ではなかった。
そりゃ、シバルは自分の嫁なのに外野からちょっかい出されたのは正直腹が立ったけど。
これにはすぐ警告文を魔法手紙をかいしてすぐ送ってある。
それに、さっきのラントナーの
KYもさほど気にしてはいなかった。
だってわりといつもの事だから……慣れってこわいよね??
単純に次の授業が魔法薬学だから用意にも時間がかかるし素直に終わらせて欲しかったのだ。
それに今日の魔法薬学はとても楽しみにしていたんだよね。
今日の魔法薬学はそれぞれ好きな物を調合してみるという授業で、それぞれ自分で好きなものを用意してそれを授業に使う。
カシウスは朝からこの授業がとても楽しみだったのだ。
授業がはじまり、カシウスは
オレンジから作った精油、ホホバオイル、美しい手作りのガラスの瓶を取り出した。
ガラスの瓶は淡い水色で、口先はかなり細めにできている。
授業が開始して、ホホバオイルにオレンジの精油を入れて魔力でよく混ぜ、最後に少々……自作のポーションも入れた。
それを美しいガラスの瓶に魔法ですくい上げこぼれないように細い口へと入れていく。
1滴も溢れることなく瓶に入ったのを周りのクラスメート並びに先生は見惚れていた…。
「よし!!出来た!!!」
カシウス
「カシー何を作ったの?」
クルト
「ん?ヘアーオイルだよ、つけてみる?髪の毛に潤いを与えてくれんだよ」
カシウス
「つけてみたい!!!!」
クルト
「薔薇と、オレンジと、ラベンダーを作ったけどどれにする?」
カシウス
「オレンジがいい!!」
クルト
「オッケー」
カシウス
カシウスは両手に少しオイルをたらしクルトの髪の毛に優しくしみこませてなじませていく。
ふんわりオレンジの香りがクルトから漂う。
「わぁ~これめちゃくちゃいい匂い!!!これ好き」
クルト
「ふふっ、帰ったら分けてあげるよ」
カシウス
「本当に!!?ありがとう」
クルト
「シバルはどの匂いがいいの?もう怒ってないからおいでよ」
カシウス
「!?」
シバル
実はジト目で二人のやり取りを見ていたシバルは突然話を振られて驚いて椅子から落ちそうになった。
「ぷーっ……シバルバレてるよ。早くおいでよ」
クルト
「実はシバルって分かりやすいよね」クスクス
カシウス
「なっ!?」
シバル
赤面になるシバル
「で、どの香りにする?」
カシウス
「じゃ……ラベンダーで」
シバル
「了解」
カシウス
さっきと同じようにシバルの髪の毛にもオイルをなじませていく。
「うわ~ラベンダーもいい香り」
クルト
「この香り好きだな……」
シバル
「うん、シバルにも後で分けてあげるね」
カシウス
「「ありがとう」」
クルト、シバル
最後にミントの精油も使ったヘアーオイルとシャボンの香りの物も作った。
ラントナーはどれを選ぶかな?
「カシウス」
ラントナー
「はい?なんです?」
カシウス
もちろんカシウスは公私はわけるタイプである。
前世も然り………きっちりタイプなのであった。
「その………うんと……」
ラントナー
なぜか、しどろもどろになっている担任にクラスメートは生暖かい視線を送り、心のなかで担任にエールを送っていた。
「?」
カシウス
「その!!!今日は早く帰るから一緒に食事がしたい!!」
ラントナー
「ええ、分かりました」
カシウス
すんなり承諾したカシウスに
クラス中がシーーンとする。
「先生もういいですか?次の授業の用意をしたいのですが?」
カシウス
「あ、あぁ……。すまない」
ラントナー
「あーーあ。先生やっちゃったねぇ……。あれほど学校では公私を分けてとカシーが話していたのに」ボソッ
クルト
「だな……こんな教室であの音量で言うことじゃないな…。ただでさえ今日は俺の事で機嫌が悪いのになぁ…」
シバル
肩を落として教室から出て行ったハーレム嫁仲間に少しクルトとシバルは同情していた。
実はカシウスは特別機嫌が悪い訳ではなかった。
そりゃ、シバルは自分の嫁なのに外野からちょっかい出されたのは正直腹が立ったけど。
これにはすぐ警告文を魔法手紙をかいしてすぐ送ってある。
それに、さっきのラントナーの
KYもさほど気にしてはいなかった。
だってわりといつもの事だから……慣れってこわいよね??
単純に次の授業が魔法薬学だから用意にも時間がかかるし素直に終わらせて欲しかったのだ。
それに今日の魔法薬学はとても楽しみにしていたんだよね。
今日の魔法薬学はそれぞれ好きな物を調合してみるという授業で、それぞれ自分で好きなものを用意してそれを授業に使う。
カシウスは朝からこの授業がとても楽しみだったのだ。
授業がはじまり、カシウスは
オレンジから作った精油、ホホバオイル、美しい手作りのガラスの瓶を取り出した。
ガラスの瓶は淡い水色で、口先はかなり細めにできている。
授業が開始して、ホホバオイルにオレンジの精油を入れて魔力でよく混ぜ、最後に少々……自作のポーションも入れた。
それを美しいガラスの瓶に魔法ですくい上げこぼれないように細い口へと入れていく。
1滴も溢れることなく瓶に入ったのを周りのクラスメート並びに先生は見惚れていた…。
「よし!!出来た!!!」
カシウス
「カシー何を作ったの?」
クルト
「ん?ヘアーオイルだよ、つけてみる?髪の毛に潤いを与えてくれんだよ」
カシウス
「つけてみたい!!!!」
クルト
「薔薇と、オレンジと、ラベンダーを作ったけどどれにする?」
カシウス
「オレンジがいい!!」
クルト
「オッケー」
カシウス
カシウスは両手に少しオイルをたらしクルトの髪の毛に優しくしみこませてなじませていく。
ふんわりオレンジの香りがクルトから漂う。
「わぁ~これめちゃくちゃいい匂い!!!これ好き」
クルト
「ふふっ、帰ったら分けてあげるよ」
カシウス
「本当に!!?ありがとう」
クルト
「シバルはどの匂いがいいの?もう怒ってないからおいでよ」
カシウス
「!?」
シバル
実はジト目で二人のやり取りを見ていたシバルは突然話を振られて驚いて椅子から落ちそうになった。
「ぷーっ……シバルバレてるよ。早くおいでよ」
クルト
「実はシバルって分かりやすいよね」クスクス
カシウス
「なっ!?」
シバル
赤面になるシバル
「で、どの香りにする?」
カシウス
「じゃ……ラベンダーで」
シバル
「了解」
カシウス
さっきと同じようにシバルの髪の毛にもオイルをなじませていく。
「うわ~ラベンダーもいい香り」
クルト
「この香り好きだな……」
シバル
「うん、シバルにも後で分けてあげるね」
カシウス
「「ありがとう」」
クルト、シバル
最後にミントの精油も使ったヘアーオイルとシャボンの香りの物も作った。
ラントナーはどれを選ぶかな?
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