34 / 120
良く寝た朝
しおりを挟む
ふぁぁぁあ
良く寝た………寝ぼけた顔でのろのろとお風呂場に向かう。
ベッド寝心地良かったなぁ~今日も泊まろうかな。
そう言えばこの世界さーなんと、シャワーがあるんだよね。
多分転生者が作ったのだろうけど、
僕シャワー大好きだったから本当感謝したわー。あとトイレも水洗ていうか、魔法で処理されるんだよね。
頭から温かいシャワーを浴びているとすっごい気持ちいい。やっぱり魔法より、お風呂だよね。うんうん
さっぱりしたし目が覚めたカシウスは着替えて、食堂に向かった。
ふんわりいい香りが漂ってくるとお腹からくぅ~と可愛い音がした。
「カシウス君、おはよう。ご飯食べる?」
ダナ
「うん、お願いします!!」
カシウス
あれ?昨日敬語じゃなかったっけ?
まぁ別に気にしないけど。
ダナが朝食を運んできてくれた。
ふんわりいい香りと湯気がでている。
「美味しそうー、ありがとう」
カシウス
「熱いから良くふぅーふぅーするんだぞ?」
ダナ
「うん!ありがとう」
カシウス
ほかほかの魚介入りのパイと果物と
ミルクだ。
生地はサクサクで美味しいし、シチューの味も最高!!!サーモンシチューだこれ!!
「めちゃくちゃ美味しい!!」
カシウス
カシウスは目を輝かせてパクパク食べた。
周りの宿泊客達はカシウスを優しい
瞳で見守っていた。
「美味しいか?失礼だが、カシウス君は今日は何をするつもりなんだ??」
ダナ
ん???
「今日は、街をプラプラしてみようかなーって。」
カシウス
「それは、俺も共に行っても問題ないか?」
ダナ
ダナさんも??なんで??行きたいの?
「………別にいいけど」
カシウス
あーー、ちょっと警戒されたかな……
でも騎士として貴族の家出風の子は
心配だしな。
「じゃ、用意をしたらドアの前に来てくれるか?」
ダナ
「分った」
カシウス
美味しいサーモンパイを堪能して
お腹いっぱい!!!
でもダナさんも一緒に買い物とか何か欲しい物でもあるのかな?
歯をクリーンしてから今日も同じ部屋に泊まると店主に話してお金を払い、ドアの前で待っていた。
「カシウス君、お待たせ」
ダナ
え!!!!!!
ダナさんだよね???全然違う……
貴族?????ピシッとした貴族の服を着て格好いい。
呆気にとられているカシウス
「どうかした?カシウス君」
ダナ
ハッ!
「ううん、なんでもなーい!いこっ」
カシウス
例えダナさんが実は貴族とかでも
僕だって人の事言えないし。
ダナさんと市場に行って食べ歩きしたり、果物を買ったり結構満喫しているカシウス。
「みーーつけた」
ひょいっと
え!!!!誰!?不審者!!誘拐犯!?
急に後ろから抱っこされて驚くカシウスだけど、抱っこした本人を見てさらに驚く。
「え!!!!父上!!」
カシウス
リュート陛下がなんでここにいるの!?
「困った子だね、こんなに心配させて……どんだけ心配したと思っている?」
リュート
「だって!!!お母様とお父様とフルール、マルスが僕に理由も言わずに部屋に閉じ込めるから!!」
カシウス
カシウスは頬を膨らませる
「そうか……それはすまなかったな……」
リュート
キョトンとするカシウスに苦笑いをするリュート
「なんで父上が謝るのです?」
カシウス
「………アレはシンシアに甘くてなぁ……。シンシアがカシウスのハーレムを懇願していて」
リュート
あぁ……なるほど。王妃様かシンシア姫が来ていたのか。
でもなんで閉じ込める必要が??
意味わかんない
「父上、今日は側近の方達をお連れなんですね。はじめましてカシウス.ウロコニアと申します」
カシウス
「おい、お前ら挨拶くらいしろよ」
リュート
リュートにギロッと睨まれて急いで挨拶をした側近のデリコとデラコ
双子の男の側近だ。
てゆうか………あの瞳は………王家の瞳だろ?しかも父上って呼んでいるのにウロコニア公爵家の方なのか??
どういうことなんだ???
見れば見るほど陛下に似てらっしゃる。まさか………王子なのか!?
二人の側近の双子は頭の中はパニックだった。
「おい!!!俺の連れになにを…」
ダナ
って……色をかえてるけど…この圧と
風貌は……
急いでしゃがもうとするのをリュートは制する。
「いい、跪くな………目立つだろ?お忍びなんだ空気をよめよ。お前はこの国の騎士か?」
リュート
「………はい。カシウス君がその…昨日潜伏していた宿に泊まりに来まして。見るからに高貴な雰囲気が漂っていたため、護衛のつもりで…街に付き添いました」
ダナ
えー!!!!!そうだったの!?
てゆうか王国騎士なの!!!!
「世話になったな……名は?」
リュート
「ダナート.スクリムと申します。王国騎士団、第一部隊に所属しております」
ダナ
「ありがとう、助かったよ。君の事は陛下に進言しておこう」
リュート
ダナートは騎士の敬礼をとってから
立ち去って行った。
「ちょっと父上。僕まだ帰らないからね。今日の宿代払ったし…」
カシウス
「ん?」
リュート
「だから!!!まだ帰らないの!!」
カシウス
「なら、俺もカシウスと泊まろうかな」ニコッ
リュート
「え!!父上とお泊り??んーー、別にいいけど…」
カシウス
本当可愛いやつだな…我が唯一の息子は。つい顔がほころびそうなのを必死で抑えるリュート。
こんな愛しい存在を捨てたナルビアは絶対許せない。
良く寝た………寝ぼけた顔でのろのろとお風呂場に向かう。
ベッド寝心地良かったなぁ~今日も泊まろうかな。
そう言えばこの世界さーなんと、シャワーがあるんだよね。
多分転生者が作ったのだろうけど、
僕シャワー大好きだったから本当感謝したわー。あとトイレも水洗ていうか、魔法で処理されるんだよね。
頭から温かいシャワーを浴びているとすっごい気持ちいい。やっぱり魔法より、お風呂だよね。うんうん
さっぱりしたし目が覚めたカシウスは着替えて、食堂に向かった。
ふんわりいい香りが漂ってくるとお腹からくぅ~と可愛い音がした。
「カシウス君、おはよう。ご飯食べる?」
ダナ
「うん、お願いします!!」
カシウス
あれ?昨日敬語じゃなかったっけ?
まぁ別に気にしないけど。
ダナが朝食を運んできてくれた。
ふんわりいい香りと湯気がでている。
「美味しそうー、ありがとう」
カシウス
「熱いから良くふぅーふぅーするんだぞ?」
ダナ
「うん!ありがとう」
カシウス
ほかほかの魚介入りのパイと果物と
ミルクだ。
生地はサクサクで美味しいし、シチューの味も最高!!!サーモンシチューだこれ!!
「めちゃくちゃ美味しい!!」
カシウス
カシウスは目を輝かせてパクパク食べた。
周りの宿泊客達はカシウスを優しい
瞳で見守っていた。
「美味しいか?失礼だが、カシウス君は今日は何をするつもりなんだ??」
ダナ
ん???
「今日は、街をプラプラしてみようかなーって。」
カシウス
「それは、俺も共に行っても問題ないか?」
ダナ
ダナさんも??なんで??行きたいの?
「………別にいいけど」
カシウス
あーー、ちょっと警戒されたかな……
でも騎士として貴族の家出風の子は
心配だしな。
「じゃ、用意をしたらドアの前に来てくれるか?」
ダナ
「分った」
カシウス
美味しいサーモンパイを堪能して
お腹いっぱい!!!
でもダナさんも一緒に買い物とか何か欲しい物でもあるのかな?
歯をクリーンしてから今日も同じ部屋に泊まると店主に話してお金を払い、ドアの前で待っていた。
「カシウス君、お待たせ」
ダナ
え!!!!!!
ダナさんだよね???全然違う……
貴族?????ピシッとした貴族の服を着て格好いい。
呆気にとられているカシウス
「どうかした?カシウス君」
ダナ
ハッ!
「ううん、なんでもなーい!いこっ」
カシウス
例えダナさんが実は貴族とかでも
僕だって人の事言えないし。
ダナさんと市場に行って食べ歩きしたり、果物を買ったり結構満喫しているカシウス。
「みーーつけた」
ひょいっと
え!!!!誰!?不審者!!誘拐犯!?
急に後ろから抱っこされて驚くカシウスだけど、抱っこした本人を見てさらに驚く。
「え!!!!父上!!」
カシウス
リュート陛下がなんでここにいるの!?
「困った子だね、こんなに心配させて……どんだけ心配したと思っている?」
リュート
「だって!!!お母様とお父様とフルール、マルスが僕に理由も言わずに部屋に閉じ込めるから!!」
カシウス
カシウスは頬を膨らませる
「そうか……それはすまなかったな……」
リュート
キョトンとするカシウスに苦笑いをするリュート
「なんで父上が謝るのです?」
カシウス
「………アレはシンシアに甘くてなぁ……。シンシアがカシウスのハーレムを懇願していて」
リュート
あぁ……なるほど。王妃様かシンシア姫が来ていたのか。
でもなんで閉じ込める必要が??
意味わかんない
「父上、今日は側近の方達をお連れなんですね。はじめましてカシウス.ウロコニアと申します」
カシウス
「おい、お前ら挨拶くらいしろよ」
リュート
リュートにギロッと睨まれて急いで挨拶をした側近のデリコとデラコ
双子の男の側近だ。
てゆうか………あの瞳は………王家の瞳だろ?しかも父上って呼んでいるのにウロコニア公爵家の方なのか??
どういうことなんだ???
見れば見るほど陛下に似てらっしゃる。まさか………王子なのか!?
二人の側近の双子は頭の中はパニックだった。
「おい!!!俺の連れになにを…」
ダナ
って……色をかえてるけど…この圧と
風貌は……
急いでしゃがもうとするのをリュートは制する。
「いい、跪くな………目立つだろ?お忍びなんだ空気をよめよ。お前はこの国の騎士か?」
リュート
「………はい。カシウス君がその…昨日潜伏していた宿に泊まりに来まして。見るからに高貴な雰囲気が漂っていたため、護衛のつもりで…街に付き添いました」
ダナ
えー!!!!!そうだったの!?
てゆうか王国騎士なの!!!!
「世話になったな……名は?」
リュート
「ダナート.スクリムと申します。王国騎士団、第一部隊に所属しております」
ダナ
「ありがとう、助かったよ。君の事は陛下に進言しておこう」
リュート
ダナートは騎士の敬礼をとってから
立ち去って行った。
「ちょっと父上。僕まだ帰らないからね。今日の宿代払ったし…」
カシウス
「ん?」
リュート
「だから!!!まだ帰らないの!!」
カシウス
「なら、俺もカシウスと泊まろうかな」ニコッ
リュート
「え!!父上とお泊り??んーー、別にいいけど…」
カシウス
本当可愛いやつだな…我が唯一の息子は。つい顔がほころびそうなのを必死で抑えるリュート。
こんな愛しい存在を捨てたナルビアは絶対許せない。
495
お気に入りに追加
798
あなたにおすすめの小説
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
異世界でのんびり暮らしたい!?
日向墨虎
ファンタジー
前世は孫もいるおばちゃんが剣と魔法の異世界に転生した。しかも男の子。侯爵家の三男として成長していく。家族や周りの人たちが大好きでとても大切に思っている。家族も彼を溺愛している。なんにでも興味を持ち、改造したり創造したり、貴族社会の陰謀や事件に巻き込まれたりとやたらと忙しい。学校で仲間ができたり、冒険したりと本人はゆっくり暮らしたいのに・・・無理なのかなぁ?
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる