9 / 108
冒険者
しおりを挟む
ん~~今日のお昼ごはんも美味しい!!
僕が考案した焼きそばをパンに挟んだ焼きそばパン!!!
「カシウスが考えたこの「焼きそば」はとても美味しいわよね」
シルビア
「本当だな、今や我が騎士団はカシウス考案のメニューが大人気らしいぞ…」
カイサル
そう、この公爵家の騎士団の食堂にも
教えてあげたんだよね!!
「プハーー牛乳も美味しい!!」
カシウス
「あらあら、カシウスお口にミルクがついているわよ、ふふっ」
シルビア
かぁさまがくちのまわりをハンカチで拭いてくれた。
「えへへ、ありがとうお母様」
カシウス
「午後は冒険者ギルドに行くのかい?」
カイサル
「はい!!依頼をこなしてギルドランクをあげたいですっ!!」
カシウス
カシウスの前世は、そう異世界の冒険者物の小説や漫画、ゲームが大好きだったのだオタクレベルで。
「マルス、カシウスを頼んだよ」
カイサル
「怪我などないように宜しくね」
シルビア
「はい、心得ております」
マルス
「さーて、ごちそうさまでした!!マルスいこっ!」
カシウス
パタパタ パタパタ
「あっ!!カシウス様、待ってください!!!」
マルス
パタパタ パタパタ
「所で……先程リュートから王家主催の夜会の手紙が来た。夕刻からだから子供同伴らしいぞ……」
カイサル
「ええ……。断るには行かないしいずれ来るべき未来の為に行くわよ」
シルビア
「シルビア………、大丈夫だ。あの子はうちの子だ」
カイサル
「ええ、それは当然よ!それよりカシウスの新しい正装服を新調しなきゃね! 」
シルビア
「あぁ!3人で対になるような衣装にしよう」
カイサル
「それいいわね!!」
シルビア
一方………
「マルス兄様遅いよ!!!この依頼にする!」
カシウス
「ぜぇ……ぜぇ…カシウス足が早すぎだろ!!!」
マルス
「えーだって身体強化して走るなんて基本でしょ~」
カシウス
「……………その基本どの基本?」
マルス
「ん?」
カシウス
「クスクス そこの兄弟はその手に持ってる依頼を受注するの?」
受付
「「はい!」あぁ」
カシウス、マルス
「スライス30匹ね、それ以上討伐出来ても魔石などはもちろん買い取るわ!スライム素材は色々な物に活用出来るから助かるわ」ニコッ
受付
「「はい!」おう」
カシウス、マルス
「では、怪我なく命大事に、行ってらっしゃい」
受付
「行ってきまーす」
カシウス
「………………」
マルス
色味のまったく違う兄弟がギルドを出ていった。
「なぁ~あれって絶対マルスの弟じゃねーだろ?」
冒険者
「全然にてねーもんなー。弟のほうは美少年すぎるだろ…」苦笑
冒険者
「美少年というか、美幼児か?」
冒険者
「でもよー、マルスはよー」
冒険者
パンパン
!?
「あの二人の話はそれくらいにしてあげて!!!冒険者なんだからいちいち干渉しない!!!!」
受付
「へーい」
「はーい」
「へいへい」
という返事と共に依頼を受けてぞろぞろと出ていく面々。
マルスと森をサクサク歩いていく。
「あっ!!見て野イチゴがあるー!採りたーい」
カシウス
「美味しそうですね、とっていきましょう」
マルス
二人でマジックバックにぽいぽいっと
いれていく、このマジックバックはカシウスが作った物だ。
「沢山とれたねーー、んっ甘い」
カシウス
「本当ですね、甘い」
マルス
二人で野イチゴを少しつまみながら
奥に進むとスライムの集団が湖の近くにいた。
「うわー、この湖きれいー」
カシウス
「こんなところに……湖なんてありましたっけ……というかスライム沢山いますね!」
マルス
「うん!!サクッと倒しちゃう!」
カシウス
カシウスが無詠唱でウォータースライサーを撃つ。
もちろんカシウスが考えた魔法である。
スライムがスライサーで切ったように……
薄くスライスされている。
「うん!いい感じ!!魔石をしまってと、スライスされたスライムもいれておっけー!60匹くらいいたよね」
カシウス
「はい………さすがカシウス様」
マルス
規格外魔法………まだ10歳なのにこの方は。
「あーー!!マルス兄様!!兄なのに僕を様付けしたし、敬語だし!!ペナルティね!!」
カシウス
「…………すみません。ペナルティ…」
カシウス
「はい、ん!!」
カシウス
カシウスはマルスの前に両手を差し出す。
目が点になるマルス……
「マルス兄様帰ろう!」
カシウス
「ハッ!!あぁ、分った」
マルス
カシウスと手を繋いで冒険者ギルドの方に帰る。
可愛いな……カシウス様。守ってさしあげねば……強いけど。
10歳と17才の護衛は案外いいコンビなのかもしれない。
僕が考案した焼きそばをパンに挟んだ焼きそばパン!!!
「カシウスが考えたこの「焼きそば」はとても美味しいわよね」
シルビア
「本当だな、今や我が騎士団はカシウス考案のメニューが大人気らしいぞ…」
カイサル
そう、この公爵家の騎士団の食堂にも
教えてあげたんだよね!!
「プハーー牛乳も美味しい!!」
カシウス
「あらあら、カシウスお口にミルクがついているわよ、ふふっ」
シルビア
かぁさまがくちのまわりをハンカチで拭いてくれた。
「えへへ、ありがとうお母様」
カシウス
「午後は冒険者ギルドに行くのかい?」
カイサル
「はい!!依頼をこなしてギルドランクをあげたいですっ!!」
カシウス
カシウスの前世は、そう異世界の冒険者物の小説や漫画、ゲームが大好きだったのだオタクレベルで。
「マルス、カシウスを頼んだよ」
カイサル
「怪我などないように宜しくね」
シルビア
「はい、心得ております」
マルス
「さーて、ごちそうさまでした!!マルスいこっ!」
カシウス
パタパタ パタパタ
「あっ!!カシウス様、待ってください!!!」
マルス
パタパタ パタパタ
「所で……先程リュートから王家主催の夜会の手紙が来た。夕刻からだから子供同伴らしいぞ……」
カイサル
「ええ……。断るには行かないしいずれ来るべき未来の為に行くわよ」
シルビア
「シルビア………、大丈夫だ。あの子はうちの子だ」
カイサル
「ええ、それは当然よ!それよりカシウスの新しい正装服を新調しなきゃね! 」
シルビア
「あぁ!3人で対になるような衣装にしよう」
カイサル
「それいいわね!!」
シルビア
一方………
「マルス兄様遅いよ!!!この依頼にする!」
カシウス
「ぜぇ……ぜぇ…カシウス足が早すぎだろ!!!」
マルス
「えーだって身体強化して走るなんて基本でしょ~」
カシウス
「……………その基本どの基本?」
マルス
「ん?」
カシウス
「クスクス そこの兄弟はその手に持ってる依頼を受注するの?」
受付
「「はい!」あぁ」
カシウス、マルス
「スライス30匹ね、それ以上討伐出来ても魔石などはもちろん買い取るわ!スライム素材は色々な物に活用出来るから助かるわ」ニコッ
受付
「「はい!」おう」
カシウス、マルス
「では、怪我なく命大事に、行ってらっしゃい」
受付
「行ってきまーす」
カシウス
「………………」
マルス
色味のまったく違う兄弟がギルドを出ていった。
「なぁ~あれって絶対マルスの弟じゃねーだろ?」
冒険者
「全然にてねーもんなー。弟のほうは美少年すぎるだろ…」苦笑
冒険者
「美少年というか、美幼児か?」
冒険者
「でもよー、マルスはよー」
冒険者
パンパン
!?
「あの二人の話はそれくらいにしてあげて!!!冒険者なんだからいちいち干渉しない!!!!」
受付
「へーい」
「はーい」
「へいへい」
という返事と共に依頼を受けてぞろぞろと出ていく面々。
マルスと森をサクサク歩いていく。
「あっ!!見て野イチゴがあるー!採りたーい」
カシウス
「美味しそうですね、とっていきましょう」
マルス
二人でマジックバックにぽいぽいっと
いれていく、このマジックバックはカシウスが作った物だ。
「沢山とれたねーー、んっ甘い」
カシウス
「本当ですね、甘い」
マルス
二人で野イチゴを少しつまみながら
奥に進むとスライムの集団が湖の近くにいた。
「うわー、この湖きれいー」
カシウス
「こんなところに……湖なんてありましたっけ……というかスライム沢山いますね!」
マルス
「うん!!サクッと倒しちゃう!」
カシウス
カシウスが無詠唱でウォータースライサーを撃つ。
もちろんカシウスが考えた魔法である。
スライムがスライサーで切ったように……
薄くスライスされている。
「うん!いい感じ!!魔石をしまってと、スライスされたスライムもいれておっけー!60匹くらいいたよね」
カシウス
「はい………さすがカシウス様」
マルス
規格外魔法………まだ10歳なのにこの方は。
「あーー!!マルス兄様!!兄なのに僕を様付けしたし、敬語だし!!ペナルティね!!」
カシウス
「…………すみません。ペナルティ…」
カシウス
「はい、ん!!」
カシウス
カシウスはマルスの前に両手を差し出す。
目が点になるマルス……
「マルス兄様帰ろう!」
カシウス
「ハッ!!あぁ、分った」
マルス
カシウスと手を繋いで冒険者ギルドの方に帰る。
可愛いな……カシウス様。守ってさしあげねば……強いけど。
10歳と17才の護衛は案外いいコンビなのかもしれない。
525
お気に入りに追加
741
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
異世界でのんびり暮らしたい!?
日向墨虎
ファンタジー
前世は孫もいるおばちゃんが剣と魔法の異世界に転生した。しかも男の子。侯爵家の三男として成長していく。家族や周りの人たちが大好きでとても大切に思っている。家族も彼を溺愛している。なんにでも興味を持ち、改造したり創造したり、貴族社会の陰謀や事件に巻き込まれたりとやたらと忙しい。学校で仲間ができたり、冒険したりと本人はゆっくり暮らしたいのに・・・無理なのかなぁ?
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
おばあちゃん(28)は自由ですヨ
七瀬美緒
ファンタジー
異世界召喚されちゃったあたし、梅木里子(28)。
その場には王子らしき人も居たけれど、その他大勢と共にもう一人の召喚者ばかりに話し掛け、あたしの事は無視。
どうしろっていうのよ……とか考えていたら、あたしに気付いた王子らしき人は、あたしの事を鼻で笑い。
「おまけのババアは引っ込んでろ」
そんな暴言と共に足蹴にされ、あたしは切れた。
その途端、響く悲鳴。
突然、年寄りになった王子らしき人。
そして気付く。
あれ、あたし……おばあちゃんになってない!?
ちょっと待ってよ! あたし、28歳だよ!?
魔法というものがあり、魔力が最も充実している年齢で老化が一時的に止まるという、謎な法則のある世界。
召喚の魔法陣に、『最も力――魔力――が充実している年齢の姿』で召喚されるという呪が込められていた事から、おばあちゃんな姿で召喚されてしまった。
普通の人間は、年を取ると力が弱くなるのに、里子は逆。年を重ねれば重ねるほど力が強大になっていくチートだった――けど、本人は知らず。
自分を召喚した国が酷かったものだからとっとと出て行き(迷惑料をしっかり頂く)
元の姿に戻る為、元の世界に帰る為。
外見・おばあちゃんな性格のよろしくない最強主人公が自由気ままに旅をする。
※気分で書いているので、1話1話の長短がバラバラです。
※基本的に主人公、性格よくないです。言葉遣いも余りよろしくないです。(これ重要)
※いつか恋愛もさせたいけど、主人公が「え? 熟女萌え? というか、ババ專!?」とか考えちゃうので進まない様な気もします。
※こちらは、小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる