41 / 42
ピュリの隠れ家
しおりを挟む
「うまぁ~っ!!!!」
ダリアード
鉄板からは焼いた海老や蟹、
ホイル焼きした魚や帆立の貝や
はまぐりの貝からお醤油の香ばしい香りが漂っている。
もぐもぐ もぐもぐ
「海老美味しい~~」
ピュリ
「こんな食べ方初めて食べたよ!!!めちゃくちゃうまい!!」
ダリアード
そうなんだよね~この世界バーベキューとか鉄板焼きがないんだよ!!!こんな簡単なのに
美味しいのにさ。
「夕方の海もなかなかいいね~~」
ピュリ
「本当だな~ここ見晴らしいいし静かだしな。外灯もあちらこちらにあって自動点灯だから」
ダリアード
「本当ここはいい買い物だったわ」
ピュリ
「だな同意」
ダリアード
最後は海鮮やきそばにして〆た。
「腹いっぱい」
ダリアード
「ん~~良く食べた!!温泉入って寝て明日には戻らないと」
ピュリ
「ん?帰るのか?」
ダリアード
ん?
「帰るよ、だって皆も心配するし。一応居場所は魔法手紙で知らせてあるけど」
ピュリ
なんだか気まずそうな表情の
ダリアードにハテナマークのピュリ。
「あのさ、その……いいずらいんだけど。」
ダリアード
「ん?」キョトン
ピュリ
「公爵令嬢なんだから……居場所くらい知らせてあるに決まっているだろ?」
ダリアード
「そうなの?」キョトン
ピュリ
首を曲げてキョトンとしている
ピュリにため息をはくダリアード。
「あぁ……そうなんだ。皆心配するだろ?」
ダリアード
「そ、そうだね」
ピュリ
「でな、ここの家をピュリが購入した旨を魔法手紙で出しところ………皆がこちらに向かっているみたいだ……。多分ルイ様が
公爵家に戻り次第転移で来ると思うぞ……この街まで」
ダリアード
「ええええええ、家を買ったことまで手紙にしたの!?ダリアードったらおしゃべり!!」
ピュリ
むぅーーっと頬を膨らませるピュリ。
「それは……すまない。が!!隠しておける分けないだろ…。」
ダリアード
「なんで隠せておけないの?」
ピュリ
俺の番は天然か!!!天然物なのか!!
ちらっと木の影に目をむければ
サッと視線を逸らす者
もちろん屋根の影にも……
「そりゃ……はぁ。ピュリは素直で正直だからだよ」
ダリアード
「え!?そ、そうかな~えへへ」
ピュリ
影一同ホッとため息をはいた。
ピュリに影をつけていることは
本人は知らないからだ。
こう2人で話している間も公爵家では……着々とピュリリゾートで楽しむために家族一同が荷物を用意している。
後はルイが魔塔から戻れば………
ダリアード
鉄板からは焼いた海老や蟹、
ホイル焼きした魚や帆立の貝や
はまぐりの貝からお醤油の香ばしい香りが漂っている。
もぐもぐ もぐもぐ
「海老美味しい~~」
ピュリ
「こんな食べ方初めて食べたよ!!!めちゃくちゃうまい!!」
ダリアード
そうなんだよね~この世界バーベキューとか鉄板焼きがないんだよ!!!こんな簡単なのに
美味しいのにさ。
「夕方の海もなかなかいいね~~」
ピュリ
「本当だな~ここ見晴らしいいし静かだしな。外灯もあちらこちらにあって自動点灯だから」
ダリアード
「本当ここはいい買い物だったわ」
ピュリ
「だな同意」
ダリアード
最後は海鮮やきそばにして〆た。
「腹いっぱい」
ダリアード
「ん~~良く食べた!!温泉入って寝て明日には戻らないと」
ピュリ
「ん?帰るのか?」
ダリアード
ん?
「帰るよ、だって皆も心配するし。一応居場所は魔法手紙で知らせてあるけど」
ピュリ
なんだか気まずそうな表情の
ダリアードにハテナマークのピュリ。
「あのさ、その……いいずらいんだけど。」
ダリアード
「ん?」キョトン
ピュリ
「公爵令嬢なんだから……居場所くらい知らせてあるに決まっているだろ?」
ダリアード
「そうなの?」キョトン
ピュリ
首を曲げてキョトンとしている
ピュリにため息をはくダリアード。
「あぁ……そうなんだ。皆心配するだろ?」
ダリアード
「そ、そうだね」
ピュリ
「でな、ここの家をピュリが購入した旨を魔法手紙で出しところ………皆がこちらに向かっているみたいだ……。多分ルイ様が
公爵家に戻り次第転移で来ると思うぞ……この街まで」
ダリアード
「ええええええ、家を買ったことまで手紙にしたの!?ダリアードったらおしゃべり!!」
ピュリ
むぅーーっと頬を膨らませるピュリ。
「それは……すまない。が!!隠しておける分けないだろ…。」
ダリアード
「なんで隠せておけないの?」
ピュリ
俺の番は天然か!!!天然物なのか!!
ちらっと木の影に目をむければ
サッと視線を逸らす者
もちろん屋根の影にも……
「そりゃ……はぁ。ピュリは素直で正直だからだよ」
ダリアード
「え!?そ、そうかな~えへへ」
ピュリ
影一同ホッとため息をはいた。
ピュリに影をつけていることは
本人は知らないからだ。
こう2人で話している間も公爵家では……着々とピュリリゾートで楽しむために家族一同が荷物を用意している。
後はルイが魔塔から戻れば………
42
お気に入りに追加
172
あなたにおすすめの小説
女性が全く生まれない世界とか嘘ですよね?
青海 兎稀
恋愛
ただの一般人である主人公・ユヅキは、知らぬうちに全く知らない街の中にいた。ここがどこだかも分からず、ただ当てもなく歩いていた時、誰かにぶつかってしまい、そのまま意識を失う。
そして、意識を取り戻し、助けてくれたイケメンにこの世界には全く女性がいないことを知らされる。
そんなユヅキの逆ハーレムのお話。
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
二度目の人生は異世界で溺愛されています
ノッポ
恋愛
私はブラック企業で働く彼氏ナシのおひとりさまアラフォー会社員だった。
ある日 信号で轢かれそうな男の子を助けたことがキッカケで異世界に行くことに。
加護とチート有りな上に超絶美少女にまでしてもらったけど……中身は今まで喪女の地味女だったので周りの環境変化にタジタジ。
おまけに女性が少ない世界のため
夫をたくさん持つことになりー……
周りに流されて愛されてつつ たまに前世の知識で少しだけ生活を改善しながら異世界で生きていくお話。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる