119 / 251
第四章 マリオネット教団編(花視点)
EP107 初対面 <☆>
しおりを挟む
「さっむ・・・!ヤバいな!どんどん雪凄くなるぞ!?」
「はぁ・・・はぁ・・・。」
あれから三時間、二人は雪の降る熱帯林を歩き続けた。
シンはまだ、大声で騒げるだけの余力はあるが、花の方は寒さで返事すら出来ないほどに弱っている。
「さみぃよぉ!死んじまうぜ!!!へっくし!へへへへ、遭難って感じしてきたな!」
シンは寒さで、頭をやられたのだろうか。この状況を普通に楽しんでいる。
「は、早く、寒・・・。」
花の方はもはや、完全に呂律が回っていない。
本人は気づいていないが、濡れたラッシュガードを着たままにしているせいで、むしろ体温を奪われているのだ。
「は、早く・・・あたたたたかいばしょ・・・!」
雪に足を取られそうになりながら、二人は必死に進み続けた。そして、一時間が経った頃――。
「・・・ん?あそこに小屋があるぞ!入るか?」
「う、うん・・・入る・・・。」
二人は豪雪の中に、木製の小屋を見つけた。
中には灯りがついており、恐らく中には人がいる。
シンは花の事を置き去りにして、一目散に小屋の戸口へ向かった。
~~~~~~~~~~~~~
コンコンコン・・・
「ごめんくださーい!!!」
シンは戸口をノックすると、勢いよく挨拶した。
とてもじゃないが雪の中、海パンで遭難しているようには思えない、底抜けに元気な声だ。
すると、勢いよく扉が開いて――。
「おかえりなさい!フリー・・・あら、お客さんですか・・・。
そんな格好で、一体どうされましたか!?」
かなり若い女性だ。いや、恐らく少女だろう。シンよりも明らかに年下だ。
どうやら、誰かが帰ってくるのを待っていたようで、シンの姿を見て少し落胆したようだ。
だが、その後すぐに”驚愕の表情”に変わった。
「実は俺たち遭難したんだ。良ければ、中に入れてくれないか・・・?」
「もちろん構いません!すぐに入ってください!・・・俺"たち"?あなた一人しかいませんが・・・。」
「え?もう一人女が・・・。お前、そんなとこで何やってんだ?」
シンが振り返ると、花は小屋から20メートルの場所で立ったままだ。
「あ、足、抜けな・・・。」
「しょうがないなぁ・・・。」
さっき醜態を笑われた事を思い出して、シンはめんどくさそうに、雪にハマった花の足を引き抜いた。
「私は温かい物を用意してきますね!お風呂も焚いてきます!!!」
そう言うと、少女は扉を開けたまま小屋の中に入って行った。
「頼んだ!」
(めっちゃ気が利いて良い子やん!・・・惚れた!)
”夢の女性”のことを忘れて、シンは早くも新たなターゲットを定めた。
~~~~~~~~~~~~~
「あぁ・・・生き返るわ・・・!」
花は湯船に浸かりながら、至福の時を過ごしていた。
潮風と汗でベタベタした体を流し、豪雪で冷え切った体を温める。それは彼女にとって、何よりも幸せだった。
(親切な子に会えて良かった。そうじゃなかったら、凍え死んでたわ・・・。)
花がそんな事を思いながら、風呂桶に張った湯を体に馴染ませていると――。
「着替え置いときます!」
「ありがとう!そろそろ出るわ!」
少女の声が外から響いた時、花はシンが風呂を待っている事に気が付いた。
本音を言うと、もう少し温まっていたい。だが、彼を寒いまま待たせるのも可哀想だと感じて、彼女は早めに切り上げる事にした。
ガラガラガラ・・・
風呂と脱衣所を仕切る横開きの扉を開け、花は風呂から外に出た。
脱衣所には少女が立っており、畳まれた着替えを棚に置くところだった。
「湯加減は如何でしたか?」
「最高だったわ!ありがとう!・・・あっ、服を貸してくれるの?」
「はい、私の物で良ければ・・・です・・・が・・・。」
少女は思わず、言葉を詰まらせた。
下着も含めて、自分の服を貸してあげる気でいたのに、サイズが明らかに合わない。
雪まみれになって縮こまっていたので気が付かなかったが、花と少女は体格が全然違うのだ。
身長だけでも15㎝は違うのに、バストとヒップの差はそれ以上に歴然としている。
成長途中なのか、それとも遺伝的な限界なのか。少女の体は花の豊満ボディと比べると、些か"貧相"だった。
「ありがとう・・・着替えが無くて困ってたのよ・・・!」
長い髪をタオルで拭きながら、花は再び感謝の言葉を述べた。
だが少女の目線は、腕を動かすたびに揺れる巨乳に注がれ、"心ここに在らず"といった具合だ。
「あ、えと・・・少し・・・キツいですよね・・・。」
「大丈夫!"我慢"するから!」
花は穏やかな笑みと共に、少女に対して言った。
だが逆を言えば、我慢しなければキツい事を自覚しているのだ。
「我慢・・・別に良いです。キツいなら、他の服を持って来るので。」
「そうなの?親切にありがとう♪・・・あ、あの・・・。」
「はい、何でしょうか。」
少女は、花から新たな要求をされると思い、それとなく身構えた。
だが彼女が言いたいのは、ほんの些細な事だった。
「そんなに見られると・・・女同士でも恥ずかしいよ・・・///」
花は少女の視線が、自分の胸に注がれている事に気付いていた。
道端ですれ違う男は、ほぼ全員が彼女の胸か尻を見るので、彼女としても卑猥な視線には慣れている。
だが少女のように、"羨望と嫉妬"の目を向けられる事は珍しいので、羞恥心が抑え切れなくなった。
それに加えてシャツや下着すら無しに、"生乳"を直接見られている事が、恥じらいに拍車をかけていた。
「あっ、す、すいません・・・。」
彼女の裸をマジマジと見つめていた少女は、バツが悪そうに脱衣所から出て行った。
~~~~~~~~~~
「立派な服ねぇ・・・本当に良いの?こんなの貸してもらって・・・。」
数分後、花は脱衣所から出て来た。
胸元が開いた”袴”を、手で押さえながら着用している。
「その服は私の上司の物で、男物ですが我慢してください。」
確かに、着物の丈は花より少し大きい。
しかし男物であるためか、かなり空気が透ける感じがする。
だが決して、不快には思わない。
「何だか、この服を着てると落ち着くわ♪」
花は着物から発せられる爽やかな自然の香りが、堪らなく心地よかった。
雄大な"命のオーラ"とも呼べる何かが、服を通して体に染み込んでいく。
下着を付けずに、裸の上から直に着ている事も、この感覚を何倍にも強めていた。
「下着は無くて大丈夫ですよね?」
「着物の生地は繊細だから、傷んじゃうかもだし。それなら、付けない方が良いわ。」
花は、借り物に対する常識を心得ている。
たとえ少し不便でも、借りた相手に不利益のないように使うのが、人としての礼儀なのだと、彼女は思っていた。
「ベッドはあっちに有るので、早くお休みになってください。」
「ありがと!おやすみなさい!」
花は正直なところ、かなり空腹だった。
だが助けてもらって、風呂にも入れてもらい、服を貸してもらった。
これ以上の迷惑は掛けられないと思い、ワガママを言わない事にした。
花は小屋の奥にある裏口の付いた部屋のベッドにて、一足先に眠りに付いた。
~~~~~~~~~~~~
「あれ?花はどこ行った?」
手洗いから出て来たシンは、不思議そうに少女に聞く。
「連れの方でしたら、先に眠られましたよ。」
「そうか、アイツ妙に疲れてたもんな。・・・おっ!夕飯を作ってくれたのか!?」
「いえ、これは大佐のために作っていたのです。
でも、今日は帰って来ない雰囲気なので、二人で食べてしまいましょう。」
「そいつはありがたい!いただきます!!!」
冷えた体を温めようと、シンはすぐに出されたシチューを食べ始めた。
”殺人的な味”が、シンの口全体に広がった。
ルゥは完全に溶け残っており、ニンジンは固すぎる。
一緒に出されたパンは焦げだらけで、牛肉も殆ど生。とても食べられた物では無い。
(むぐぅっ!!!まっず!!!!!!!)
シンはこれまで、多くの女性の手料理を食べてきた。
だが、これほど酷い味には、今後半世紀は出会わないだろうという確信があった。
歴代トップクラスの味であった花の料理を食べた後では、落差も尋常でない。
「・・・お、お前、名前は何て言うんだ?」
シンは話題を変えることにした。
「私の名前ですか?”ミセラベル・バートリ”、略してミサラと申します。」
ミサラは礼儀正しく返事をした。
自分の料理の味には何の疑問も持っていないようだ。
「そうか!よろしくなミサラ!」
シンはこのまま、会話によって食事の中断を試みることにした。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
あれから三時間、二人は雪の降る熱帯林を歩き続けた。
シンはまだ、大声で騒げるだけの余力はあるが、花の方は寒さで返事すら出来ないほどに弱っている。
「さみぃよぉ!死んじまうぜ!!!へっくし!へへへへ、遭難って感じしてきたな!」
シンは寒さで、頭をやられたのだろうか。この状況を普通に楽しんでいる。
「は、早く、寒・・・。」
花の方はもはや、完全に呂律が回っていない。
本人は気づいていないが、濡れたラッシュガードを着たままにしているせいで、むしろ体温を奪われているのだ。
「は、早く・・・あたたたたかいばしょ・・・!」
雪に足を取られそうになりながら、二人は必死に進み続けた。そして、一時間が経った頃――。
「・・・ん?あそこに小屋があるぞ!入るか?」
「う、うん・・・入る・・・。」
二人は豪雪の中に、木製の小屋を見つけた。
中には灯りがついており、恐らく中には人がいる。
シンは花の事を置き去りにして、一目散に小屋の戸口へ向かった。
~~~~~~~~~~~~~
コンコンコン・・・
「ごめんくださーい!!!」
シンは戸口をノックすると、勢いよく挨拶した。
とてもじゃないが雪の中、海パンで遭難しているようには思えない、底抜けに元気な声だ。
すると、勢いよく扉が開いて――。
「おかえりなさい!フリー・・・あら、お客さんですか・・・。
そんな格好で、一体どうされましたか!?」
かなり若い女性だ。いや、恐らく少女だろう。シンよりも明らかに年下だ。
どうやら、誰かが帰ってくるのを待っていたようで、シンの姿を見て少し落胆したようだ。
だが、その後すぐに”驚愕の表情”に変わった。
「実は俺たち遭難したんだ。良ければ、中に入れてくれないか・・・?」
「もちろん構いません!すぐに入ってください!・・・俺"たち"?あなた一人しかいませんが・・・。」
「え?もう一人女が・・・。お前、そんなとこで何やってんだ?」
シンが振り返ると、花は小屋から20メートルの場所で立ったままだ。
「あ、足、抜けな・・・。」
「しょうがないなぁ・・・。」
さっき醜態を笑われた事を思い出して、シンはめんどくさそうに、雪にハマった花の足を引き抜いた。
「私は温かい物を用意してきますね!お風呂も焚いてきます!!!」
そう言うと、少女は扉を開けたまま小屋の中に入って行った。
「頼んだ!」
(めっちゃ気が利いて良い子やん!・・・惚れた!)
”夢の女性”のことを忘れて、シンは早くも新たなターゲットを定めた。
~~~~~~~~~~~~~
「あぁ・・・生き返るわ・・・!」
花は湯船に浸かりながら、至福の時を過ごしていた。
潮風と汗でベタベタした体を流し、豪雪で冷え切った体を温める。それは彼女にとって、何よりも幸せだった。
(親切な子に会えて良かった。そうじゃなかったら、凍え死んでたわ・・・。)
花がそんな事を思いながら、風呂桶に張った湯を体に馴染ませていると――。
「着替え置いときます!」
「ありがとう!そろそろ出るわ!」
少女の声が外から響いた時、花はシンが風呂を待っている事に気が付いた。
本音を言うと、もう少し温まっていたい。だが、彼を寒いまま待たせるのも可哀想だと感じて、彼女は早めに切り上げる事にした。
ガラガラガラ・・・
風呂と脱衣所を仕切る横開きの扉を開け、花は風呂から外に出た。
脱衣所には少女が立っており、畳まれた着替えを棚に置くところだった。
「湯加減は如何でしたか?」
「最高だったわ!ありがとう!・・・あっ、服を貸してくれるの?」
「はい、私の物で良ければ・・・です・・・が・・・。」
少女は思わず、言葉を詰まらせた。
下着も含めて、自分の服を貸してあげる気でいたのに、サイズが明らかに合わない。
雪まみれになって縮こまっていたので気が付かなかったが、花と少女は体格が全然違うのだ。
身長だけでも15㎝は違うのに、バストとヒップの差はそれ以上に歴然としている。
成長途中なのか、それとも遺伝的な限界なのか。少女の体は花の豊満ボディと比べると、些か"貧相"だった。
「ありがとう・・・着替えが無くて困ってたのよ・・・!」
長い髪をタオルで拭きながら、花は再び感謝の言葉を述べた。
だが少女の目線は、腕を動かすたびに揺れる巨乳に注がれ、"心ここに在らず"といった具合だ。
「あ、えと・・・少し・・・キツいですよね・・・。」
「大丈夫!"我慢"するから!」
花は穏やかな笑みと共に、少女に対して言った。
だが逆を言えば、我慢しなければキツい事を自覚しているのだ。
「我慢・・・別に良いです。キツいなら、他の服を持って来るので。」
「そうなの?親切にありがとう♪・・・あ、あの・・・。」
「はい、何でしょうか。」
少女は、花から新たな要求をされると思い、それとなく身構えた。
だが彼女が言いたいのは、ほんの些細な事だった。
「そんなに見られると・・・女同士でも恥ずかしいよ・・・///」
花は少女の視線が、自分の胸に注がれている事に気付いていた。
道端ですれ違う男は、ほぼ全員が彼女の胸か尻を見るので、彼女としても卑猥な視線には慣れている。
だが少女のように、"羨望と嫉妬"の目を向けられる事は珍しいので、羞恥心が抑え切れなくなった。
それに加えてシャツや下着すら無しに、"生乳"を直接見られている事が、恥じらいに拍車をかけていた。
「あっ、す、すいません・・・。」
彼女の裸をマジマジと見つめていた少女は、バツが悪そうに脱衣所から出て行った。
~~~~~~~~~~
「立派な服ねぇ・・・本当に良いの?こんなの貸してもらって・・・。」
数分後、花は脱衣所から出て来た。
胸元が開いた”袴”を、手で押さえながら着用している。
「その服は私の上司の物で、男物ですが我慢してください。」
確かに、着物の丈は花より少し大きい。
しかし男物であるためか、かなり空気が透ける感じがする。
だが決して、不快には思わない。
「何だか、この服を着てると落ち着くわ♪」
花は着物から発せられる爽やかな自然の香りが、堪らなく心地よかった。
雄大な"命のオーラ"とも呼べる何かが、服を通して体に染み込んでいく。
下着を付けずに、裸の上から直に着ている事も、この感覚を何倍にも強めていた。
「下着は無くて大丈夫ですよね?」
「着物の生地は繊細だから、傷んじゃうかもだし。それなら、付けない方が良いわ。」
花は、借り物に対する常識を心得ている。
たとえ少し不便でも、借りた相手に不利益のないように使うのが、人としての礼儀なのだと、彼女は思っていた。
「ベッドはあっちに有るので、早くお休みになってください。」
「ありがと!おやすみなさい!」
花は正直なところ、かなり空腹だった。
だが助けてもらって、風呂にも入れてもらい、服を貸してもらった。
これ以上の迷惑は掛けられないと思い、ワガママを言わない事にした。
花は小屋の奥にある裏口の付いた部屋のベッドにて、一足先に眠りに付いた。
~~~~~~~~~~~~
「あれ?花はどこ行った?」
手洗いから出て来たシンは、不思議そうに少女に聞く。
「連れの方でしたら、先に眠られましたよ。」
「そうか、アイツ妙に疲れてたもんな。・・・おっ!夕飯を作ってくれたのか!?」
「いえ、これは大佐のために作っていたのです。
でも、今日は帰って来ない雰囲気なので、二人で食べてしまいましょう。」
「そいつはありがたい!いただきます!!!」
冷えた体を温めようと、シンはすぐに出されたシチューを食べ始めた。
”殺人的な味”が、シンの口全体に広がった。
ルゥは完全に溶け残っており、ニンジンは固すぎる。
一緒に出されたパンは焦げだらけで、牛肉も殆ど生。とても食べられた物では無い。
(むぐぅっ!!!まっず!!!!!!!)
シンはこれまで、多くの女性の手料理を食べてきた。
だが、これほど酷い味には、今後半世紀は出会わないだろうという確信があった。
歴代トップクラスの味であった花の料理を食べた後では、落差も尋常でない。
「・・・お、お前、名前は何て言うんだ?」
シンは話題を変えることにした。
「私の名前ですか?”ミセラベル・バートリ”、略してミサラと申します。」
ミサラは礼儀正しく返事をした。
自分の料理の味には何の疑問も持っていないようだ。
「そうか!よろしくなミサラ!」
シンはこのまま、会話によって食事の中断を試みることにした。
1
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
虐げられた令嬢、ペネロペの場合
キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる