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二章 ダンジョン探索は冒険者のロマンでしょ?
ダンジョンドラーズ、ハラハラドキドキ探索! 8
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「それで、シズ。慌ててたようだけど、なにかあったの?」
どうしよう。でも、この状況だと、言わない方が不自然な気もする。
そう思いながらも、私はマリアの方を見る。
マリアはにこやかな表情で、絶対に言うなという感じだった。
それもそうか。ここには、その透明人間がいてもおかしくないわけだし。
でも、マギアになんて説明しよう。
このままってのも少しおかしいし、なんかいい言い訳は──
「あっ……! えっと、近くでモンスターが出て、それで走ってきたんだよ。ほら、私とマリアは戦えないから」
「えっ、そうなの? それなら、モンスターを退治しないと。シズ、その場所まで──」
「そんなモンスターいないよ?」
そんな私とマギアの会話に横槍を入れるように、純粋さの塊のような存在のミリアがそう言った。
そんなミリアもかわいい、じゃなくて……! 今は、ミリアのその純粋さはいらないんだよ~!
てか、なんでミリアにそんなことがわかるのさ。
と、とにかく、なんかしらの言い訳を考えないと……。
「それで、シズ。モンスターはいないらしいけど、なにがあったの?」
「えっと、それは……」
マリアは相変わらずの同じ表情のまま……。
と、私がなんかいい言い訳をと考えてると、急にミリアが誰もいないところに向かって、
「お姉さん、だれ?」
そう言ったのだった。
どうしよう。でも、この状況だと、言わない方が不自然な気もする。
そう思いながらも、私はマリアの方を見る。
マリアはにこやかな表情で、絶対に言うなという感じだった。
それもそうか。ここには、その透明人間がいてもおかしくないわけだし。
でも、マギアになんて説明しよう。
このままってのも少しおかしいし、なんかいい言い訳は──
「あっ……! えっと、近くでモンスターが出て、それで走ってきたんだよ。ほら、私とマリアは戦えないから」
「えっ、そうなの? それなら、モンスターを退治しないと。シズ、その場所まで──」
「そんなモンスターいないよ?」
そんな私とマギアの会話に横槍を入れるように、純粋さの塊のような存在のミリアがそう言った。
そんなミリアもかわいい、じゃなくて……! 今は、ミリアのその純粋さはいらないんだよ~!
てか、なんでミリアにそんなことがわかるのさ。
と、とにかく、なんかしらの言い訳を考えないと……。
「それで、シズ。モンスターはいないらしいけど、なにがあったの?」
「えっと、それは……」
マリアは相変わらずの同じ表情のまま……。
と、私がなんかいい言い訳をと考えてると、急にミリアが誰もいないところに向かって、
「お姉さん、だれ?」
そう言ったのだった。
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