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最終章 世界の理は変わらない
ご一緒させて頂きますわ!2
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「マオちゃん、どちらに向かわれるんですの?」
とりあえず一旦解散!
ということになったため、私が温泉に向かっててくてく歩いていると、ロノアにそんなふうに声をかけられる。
インクプスは他にも仕事があるようで、そっちの方を終わらせるとかなんとか言って、もう行ってしまったため、ここにいるのは私とロノアしかいない。
ロノアも勝手に行ってくれないかな~、と思ってると、
「その、マオちゃん......?私はその、城に来たことがありませんの。その、城に入れる魔人とかは限られているものですの」
私はなぜロノアに声をかけられたのかを理解した。
つまり、この広い城の中がどうなってるかわからないため、ほぼ迷子のような状況にロノアがいると。
で、案内しなきゃいけないはずのインクプスは既にいなくなったあとで、どうしようもなくなったから、私に話しかけたと。
て、私はどうすればいいのさ!
私だって知ってるのは、自分の部屋と温泉の場所だけ。
で、城の中はほぼ迷路のようなものなので、来たこともない、ここを知らないロノアからしたらどうすることもできない。
そんな状況のロノアをどうするか、私は少し考えてから、ロノアにこう聞いた。
「ねえ、ロノア。よかったらだけど、私と温泉に行かない?」
とりあえず一旦解散!
ということになったため、私が温泉に向かっててくてく歩いていると、ロノアにそんなふうに声をかけられる。
インクプスは他にも仕事があるようで、そっちの方を終わらせるとかなんとか言って、もう行ってしまったため、ここにいるのは私とロノアしかいない。
ロノアも勝手に行ってくれないかな~、と思ってると、
「その、マオちゃん......?私はその、城に来たことがありませんの。その、城に入れる魔人とかは限られているものですの」
私はなぜロノアに声をかけられたのかを理解した。
つまり、この広い城の中がどうなってるかわからないため、ほぼ迷子のような状況にロノアがいると。
で、案内しなきゃいけないはずのインクプスは既にいなくなったあとで、どうしようもなくなったから、私に話しかけたと。
て、私はどうすればいいのさ!
私だって知ってるのは、自分の部屋と温泉の場所だけ。
で、城の中はほぼ迷路のようなものなので、来たこともない、ここを知らないロノアからしたらどうすることもできない。
そんな状況のロノアをどうするか、私は少し考えてから、ロノアにこう聞いた。
「ねえ、ロノア。よかったらだけど、私と温泉に行かない?」
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