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六章 私の『学園生活』……

お泊り会がしたいって、冗談だよね?2

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「えっと、お泊まり会?な、なんで?」

「そんなの、マオちゃんの家に行きたい!......ではなくて、友好を深めようということですわ」

 今、明らかに自分の欲望を口走ってた気がするけど、

「私の家じゃなきゃいいけど?」

「私の家は使えませんわ。ですので、マオちゃんの家ということでお願いしますの」

 今、私の話を完全にスルーしただろ。
 というか、都合が悪いから聞かなかったことにしたでしょ。
 う~ん。ロノアに私の家の場所を教えるのは絶対に嫌だったんだけどなぁ~。
 そこで、私はあのときのことを思い出す。
 えっと確か、あれはロノアの家の場所を教えてもらったときのこと。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「マオちゃん、ここが私のお家ですの」

 と、ロノアは大きな屋敷を見ながらそういった。
 まあ、なんか戦う前にいろいろ言ってたし、想像してなかったわけじゃないけど、想像以上なんだよ!
 ここまで大きいとは思ってなかったよ!

「どうしましたの?せっかくですから、寄っていってくださいな」

 まあ、せっかくだし......。
 と、そのときはまだ、気楽にそんなことを思って、私は屋敷の中に入ることにした。


「こちら、紅茶とお菓子になります」

 屋敷の中にはメイドが何人かいて、そのうちの一人がロノアに言われて、紅茶とお菓子を持ってきたところだった。

「マオちゃん、遠慮せずに食べてくださいな」

 私は、ロノアのその言葉に甘えることにした。
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