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五章 もう、いい加減にしてー!

入学することが決まったんだけど......。5

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「それじゃ、いくよ!」

 私はそう言うと、今までのとは比べものにならないぐらいの速度で、相手の背中に回り込む。

「な、どこですの?急にそんなに速く動けるということは、さっきまで言ってた言葉はだったということですの?」

「たー!」

 私は、そう声をだしながら、『』をする。

「ぐはっ!なんて、強さですの?」

 私はその声に、『』が上手く決まったことを確信する。
 彼女にとって、のはずだ。
 そんな彼女が倒れ込んでいるところに近づき、

?誰か先生でも呼んでくる?」

「たー!」

「おっと、と、、、」

 諦め悪すぎでしょ!
 てか、かなり痛いはずなのに、そこまで無理をして動く必要ないでしょ!
 
「もう!あなただって、相当痛いでしょ?」

「それで、も、負けることはできないんですの。最後の、最後まで、やれることがあれば、するだけですの。」
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