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三章 盗難問題の解決、諦めていいですか?

盗難問題、こんなの諦めてもいいよね?4

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「えっ?『カルメラ』君どういうこと?だって、さっき『インクプス』はって言っていたと思うけど?」

「魔王様。その、『インクプス』様は、ただ魔王様のことを『揶揄ってるからかってる』だけなのではないかと思いまして。その、『インクプス』様は、昔からがよかったと伺っていたものですから。」

「『インクプス』?」

えっ?ちょっとどういうこと?
そんな意味を込めてそう『インクプス』を呼ぶと、

「あっ!いえ、その、べつにわけじゃないんです!!ただ、その場所に着いたなのに、一面畑だけの場所で、農林水産大臣などの家が見当たらないんです!!確か、はずなんですけどね。進んでも畑、見渡しても畑なので、もしかしたら、知らないうちに迷子になってしまったのかと思いましたので。」

『インクプス』は、慌てることなく、そう答えた。
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