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三章 盗難問題の解決、諦めていいですか?

盗難問題、こんなの諦めてもいいよね?2

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そんな風に、談笑しながら歩いていると、目的地に着いたのか、『インクプス』は立ち止まった。
そして、

「魔王様。になりました。」

えっと、私の聞き間違いかな?

「えっと、もう一度言ってくれる?」

私がそう言うと、『カナリア』ちゃんと『カルメラ』君も、こくこくと首を縦に振り、もう一度言ってもらえるように頼む。

「ですから魔王様。『』になりました。」

えっと、どういうこと?えっ?なに?なんかの冗談なんだよね?ね!迷子とか、本当になんだからね?
 てか、『インクプス』が場所はわかってる的なことを言ってた気がするんですけど!! 
まあ、そんなことを考えるぐらいだったら、『現状を打破』する策を考えることの方がよっぽど重要なんだけど、、、
とにかく、こんな状況じゃ、どうしようもないんだよね。

「『インクプス』!ねぇ、場所がわかる的なことを言ってたよね?城を出る前に、言ってたよね?」
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