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一章 私は魔王じゃないんだから!

私、『魔王』じゃないって言ってるでしょ!6

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「え、あの、どういうことですか?」

「とにかく、『インプ』そこにいる『魔王様』を捕まえてください!!」

「わた、私は、『魔王』じゃないんだってば!!」

と、そんなこんなで、『インプ』からもとりあえず逃げることに成功!
 そして、私は教えてもらった『外につながる』道を急いで走っていくと、

「『魔王様』、すいません!!」

と、そう言いいながら、

「いてて、、、」

と、またぶつかる。
て、今度はぶつかる前に回避もできたでしょ!!
 なんか、『すいません』って、言ってるんだし!!
と、そう思いながら起きると、

「『魔王様』、やっと追いつきましたよ。もう、本当に『逃げる』だなんて。も言ったじゃないですか、『逃げないでくださいね。』って。」

ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
追いつかれたー!!
というか、

「ぶつかるってわかってたんだったら避けてよ!!」

「す、すいません!!『魔王様』!!で、ですが、私としても、そうするよう言われていましたので。」
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