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共に生きて行く為に
しおりを挟むシザーの逞しい腕に支えられ、その肉体にしがみついた。
すでに解してある後孔にいきり立つイチモツを擦りつけられ、深呼吸を繰り返すと衝撃に備える。
ずにゅ……にゅうううう――っ♡
「おっひいいいい~~っ♡」
巨大な肉の塊が私の尻の中に侵入してくる。相変わらずの巨大さで、気を抜くと意識を失いそうだ。
舌を突き出して忙しない呼吸を繰り返し、シザーに口づけをねだる。
「し、しざー♡」
「……アレクセイ」
ぢゅるる……ぢゅううう~~っ♡
「おぶううんっ♡ んぶぶっ♡」
シザーの舌は火傷しそうな程熱くてごつごつしている。
舌を絡めると、脳天にまで快感が貫いて、それだけイきそうだ。
同時に強靱な腰で突き上げられる為、舌を噛みそうになる。
ごづっ♡ どずっ♡ ごっ♡ ごっ♡ ごっ♡ ごっ♡ ごっぢゅんっ♡
「おっほおおっ♡ んほおおお――っ」
「アレクセイ……アレクセイいいいっ!!」
「し、しざあああああっ♡」
唇を離すのと同時に名前を呼び合い、腹の奥に熱いザーメンを噴出されて四肢ががくがくと震えた。
腹がぼこりと盛り上がるくらい、大量の子種が胃からせり上がってくる。
……ああっ♡ これだあっ♡ この激しさがしゅきぃいいいいっ♡
「いぐっ!! いっぐうううう~っ!!」
ぶしゃあっびゅるるるる~~っ♡
「アレクセイ!!」
シザーの呼び声を聞きながら、私は気を失った。
身体を包み込む温もりを感じて、目を開ける。
シザーの腕の中で眠っていたようだ。
鼓動が聴覚を刺激して心地よい。
私は、床の上で仰向けになっているシザーの胸の上で寝転がっていた。
「起きたか」
「ん……」
大きな手の平で頭を撫でられて、髪をすかれる感触に頬が緩む。
私はここがどこなのかも忘れて幸せな時間に浸っていた。
「快楽を貪るケダモノどもめ」
「……陛下!」
そうだ、私は陛下の目の前でシザーと交わったのだった。
シザーから降りてローブを着込んだ陛下の元へと身を進める。
陛下はため息を吐くと、私の目をまっすぐ見つめて言い放った。
「見てられんな。いいだろう、そのオークを騎士団に迎えてやれ」
「宜しいのですか?」
「ああ……愛の形はそれぞれだと知っているからな……」
未だに眠っているセレドニオ様の手を握り締めて、恍惚とした表情で息を吐き出す。
まるで恋する乙女のようで、私は肩を竦めた。
起き上がったシザーの手を握り、これからについて説明する。
騎士団に入るという事実が腑に落ちないようだ。
「人間共と生きるのは窮屈だ」
「確かに守るべき事は多い。しかし、私はシザーと生きて行きたい。それには、お前達オークが人間を守る所を見せなければいけないんだ」
「何故、そんな真似が必要なんだ? こんな騎士団など棄てて、自由にくらせばいいじゃないか俺と」
それには顔を振って拒絶する。そんな妄想もしたのだが、やはり人として最後の一線を越えるわけにはいかない。
私には仲間を捨てる事などできないのだ。
「シザー、どうか受け入れてくれ……でないと……」
俯いて地を見据えると、頭を撫でられて顔を上げる。
シザーは口元を緩めると頷いてくれた。
「そんな顔をするお前は見たくない」
「シザー、それじゃあ?」
「騎士団に入ってやる」
私は嬉しくてシザーに飛びつく。
「ありがとう! シザー!」
背中に回された逞しい腕が、遠慮がちにさすってきて愛しさに胸がしめつけられた。
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