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焼けるような快楽の中で感じた苦さ
しおりを挟む俺は、ゼルフォン様の屋敷の一室に監禁されてしまった。
とは言え、屋敷の中ならば自由に動ける。
ただし、常に裸で触手で作られた首輪をつけられて、逃げようとすれば、触手が伸びてきて性器や尻の中をいじくりまわされてしまう。
とにかく、今のゼルフォン様は異常だ。
むやみに刺激をすれば俺がどうなってしまうのか予想できない。
せめてもの救いは、使用人はおらず二人きりというところか。
コンコン。
ふいに部屋の扉が叩かれた。
「ラハン、もう起きてるか? 朝食ができたからおいで」
ゼルフォン様の声だ。
昨夜も激しく抱かれたのを思い出して唾を飲み込む。
「は、はい……」
俺の首にまきついている触手の先を引っ張る、ゼルフォン様の横顔はとても優しい。
聖騎士にふさわしい高貴さを感じさせる。
でも、この人は、執着する相手を裸にさせて首輪をつけて監禁するような男なのだ。
――でも、俺は……。
困った事に、嫌じゃないんだ。
ちょっとゼルフォン様が怖いけど、こうやって束縛されるのが嫌じゃないんだ。
それはきっとゼルフォン様だから……。
「それじゃラハン、まず何をすべきかは分かるな?」
「は、はい」
分かってる。監禁されてから七日間、ずっと同じように躾られたんだから。
椅子に座っているゼルフォン様の前に膝をつき、その股間に顔を埋めた。
すでに盛り上がる肉塊を窮屈そうなズボンから取り出す。
ブルンッと出てきた肉棒をおずおずと口の中に迎え入れる。
ぬろおっぶぢゅるうっ♡
卑猥な音が脳内に響いて口の中がしめった男根でいっぱいになる。
舌にすいつく感触が気持ち良い♡
「いい子だラハン」
「あぶうっ……♡ ぶほおっ♡」
頭をなでなでされてきもいいい♡
もっとご奉仕しないと♡
ぶぢゅううっ♡ ぢゅるるるっ……♡ じゅっぼ♡ じゅっぼ♡
「おぶうっ♡ あぶううっ♡」
「いい、子だ……もう、出そうだ」
「んぶうううっ♡」
ぜるふぉんさまあ♡ きもちよさそうでよかったあ♡
らはんもこしをゆらすのとまらない♡ もおいくう♡
「んぶう~♡」
ずぞぞぞおっ♡
舌でおもいきりすってしゃぶると、口の中のゼルフォン様が膨らんでふるえた。
ぶしゅっ!! どぷんっ!!
「んびゃああんっ♡」
どうじに俺もイッた♡
「今朝も良く頑張ってくれたな……俺のをくわえてイくのもかわいかったぞ」
「んひ……♡ くぴいっ♡」
びくんびくんしながら、びゅるびゅるちんこから精液をとばす俺を、ゼルフォンさまが愛しそうに見つめて褒めてくれる。
それが嬉しくてしかたない俺はもうおかしくなっているのだろう。
今度はゼルフォン様の膝の上に座って、そそり勃つ男根を尻の中に埋める。
ぐちゅううう♡
「ほひい~♡」
これだけでまたイきそ♡
こんな状態でゼルフォン様の口に食事を運ぶ。
俺ははあはあ荒い呼吸をしつつ、どうにか震える手でフォークで突き刺した肉の切れ端を、ゼルフォン様の口元に運ぶと上手に食べてくれる。
すると嬉しそうに笑ってくれた。
「うまい」
「は、はひ♡」
思わず俺の奥に埋まってるゼルフォン様のペニスをしめつけると、唐突に突き上げられて一瞬、意識がとびそうになる。
ズズンッ!!
「おごッ♡」
腰をがっちりと掴まれてがくがく身体を揺さぶられて、はげしくちゅうそうをくりかえされた。
ぼぢゅっ♡ ぼぢゅっ♡ ごっ♡ ごっ♡ ドズッ!!
「あひゃああっ……♡ しゅごいしゅごおおいいいっ♡」
「ちゃんと、食べさせてやる……!」
「あううんっっ♡ ぜるふぉんしゃまのおおちんぽおお♡ しりまんこでろんろん♡ おっききゅにゃるのおおおおおっ♡」
もおなにいってるかわかんないよおおお♡
はひゃああ♡
ぜるふぉんさまにしっかりしがみついてないとおちちゃうううっ!!
「さあ、奥に出してあげるからしっかり飲め!!」
「ああ♡ いいい゙♡」
ぶりゅっ♡ ぼびゅうう♡ ぶりゅううっ♡
「ああ゙~♡ んああああ~♡ あっちゅういんっ♡ ぜるふぉんさまのおえっちな汁がああっお、おにゃかまでくるうううっ♡」
「くは……!」
あつい吐息をはきだして、ぜるふぉんさまが俺をきつくだきしめた。
俺はたっぷりゼルフォン様のザーメンを尻の奥で、腹の中で飲み込んで、こらえきれない下品な息を吐き出す。
はにゃあ♡ おにゃかいっぱい♡
監禁されてからはこれがずっと朝ご飯だ……♡
「ご、ごちそしゃまですう♡」
ふわふわした頭でそう伝えるとゼルフォン様が微笑んでくれた。
じゅぼっとペニスを引き抜かれ、俺はゼルフォン様の膝の上で快楽の余韻に浸る。
「ふひ?」
ゆるく喉にまきついていた触手が、おれの両方の乳首をいじりはじめる。
この粘り気のある突起でつんつん♡ されるともおおれはあっというまにきもちよくなっちゃう♡
べちょ♡ べちょ♡ ぶちゅ♡
「は♡ はにゃああああっ♡」
「かわいいなラハン」
おれは身体をのけぞらせてひたすらあえぐ。
こんなしげきのつよい触手にちくびをかぷかぷされたら♡ たまらにゃい♡
「ずっと気持ちよくしてやるから、どこにもいかないでくれラハン」
「じぇ、じぇるふぉんしゃまああ♡」
からだをひきよせられてべろべろ頬をなめられる。
ちくびもねばねばしょくしゅにぢゅぽぢゅぽされてきもいイイッ♡
「しゅきでしゅううう♡」
ぶしゅっ♡
おれはゼルフォンさまにずっとしゅきしゅき言ってまた絶頂してザーメンを吐き出した。
ぼんやりした視界の中で、ゼルフォン様が泣きそうな笑顔を浮かべていた。
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