20 / 92
厨房の大騒ぎの後は
しおりを挟む
「お疲れ様です」「お疲れ様」「ふう~」
「何とかかたずきました 流石ですねリジャさん」「いえいえ、皆さまの御蔭様です」
そこにまた、リジャの首すじに かぷっと噛みつくシャラ姫
「痛いです 主(あるじ)さま しくしく」ちゅちゅちゅううううう~ごくごく
「シャラ お腹空いたですもん」「はいはい 熊の肉とかスライム料理しますから」
血を吸われても頑張るリジャである
「シャラ姫様は食べ盛りですものね」メイドの一人が震える声で言う
青い顔で皆が見ていた
「・・・貧血やミイラ化しない程度にお願いします しくしく」リジャ
青い顔でアルやルリンも見ている 絶句中らしい
なついて離れない吸血鬼のシャラ姫を片手で抱っこしながら
怪我した従業員たちに声をかける
「大丈夫か?」「はいリジャさん あの・・」「ん・・?」「いえ」
「エアリン大丈夫か?」「え、あ、はい ちょっと怪我しましたが 大した事は・・」
「ああ、女性の顔は 大事にしないと それに腕か・・」
「治癒魔法 聖なる光」白い光がエアリンを包む
「あ、ありがとうございます でも・・」
エアリンの言葉に きょとんとするリジャ
「でも?」
「リジャさんは ご自分の身体も大事にされてください ううっ」
涙を流すエアリン
またシャラが噛みついている 血がドクドクと流れている
「シャラ姫さま 俺、痛いです」聞こえないふりのシャラ
「ねえ お願いです シャラ姫さま 聞いていますか あうううう」リジャ
「あの、治癒魔法は私達がしますから ひとまずシャラ姫様をお部屋に・・」
蒼白中のアルとルリン
主(あるじ)、シャラを部屋に連れて 監禁する ドアに三重のカギをするリジャ
「わかっている この程度のカギなんて 役に立たない」口元が歪んでいる
「早く 六時半のオーダーストップまでの料理と
シャラ姫ちゃんに持っていく熊料理とスライムのお菓子作りをしないと・・はあ」
「何とかかたずきました 流石ですねリジャさん」「いえいえ、皆さまの御蔭様です」
そこにまた、リジャの首すじに かぷっと噛みつくシャラ姫
「痛いです 主(あるじ)さま しくしく」ちゅちゅちゅううううう~ごくごく
「シャラ お腹空いたですもん」「はいはい 熊の肉とかスライム料理しますから」
血を吸われても頑張るリジャである
「シャラ姫様は食べ盛りですものね」メイドの一人が震える声で言う
青い顔で皆が見ていた
「・・・貧血やミイラ化しない程度にお願いします しくしく」リジャ
青い顔でアルやルリンも見ている 絶句中らしい
なついて離れない吸血鬼のシャラ姫を片手で抱っこしながら
怪我した従業員たちに声をかける
「大丈夫か?」「はいリジャさん あの・・」「ん・・?」「いえ」
「エアリン大丈夫か?」「え、あ、はい ちょっと怪我しましたが 大した事は・・」
「ああ、女性の顔は 大事にしないと それに腕か・・」
「治癒魔法 聖なる光」白い光がエアリンを包む
「あ、ありがとうございます でも・・」
エアリンの言葉に きょとんとするリジャ
「でも?」
「リジャさんは ご自分の身体も大事にされてください ううっ」
涙を流すエアリン
またシャラが噛みついている 血がドクドクと流れている
「シャラ姫さま 俺、痛いです」聞こえないふりのシャラ
「ねえ お願いです シャラ姫さま 聞いていますか あうううう」リジャ
「あの、治癒魔法は私達がしますから ひとまずシャラ姫様をお部屋に・・」
蒼白中のアルとルリン
主(あるじ)、シャラを部屋に連れて 監禁する ドアに三重のカギをするリジャ
「わかっている この程度のカギなんて 役に立たない」口元が歪んでいる
「早く 六時半のオーダーストップまでの料理と
シャラ姫ちゃんに持っていく熊料理とスライムのお菓子作りをしないと・・はあ」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
王太子さま、側室さまがご懐妊です
家紋武範
恋愛
王太子の第二夫人が子どもを宿した。
愛する彼女を妃としたい王太子。
本妻である第一夫人は政略結婚の醜女。
そして国を奪い女王として君臨するとの噂もある。
あやしき第一夫人をどうにかして廃したいのであった。
(完)聖女様は頑張らない
青空一夏
ファンタジー
私は大聖女様だった。歴史上最強の聖女だった私はそのあまりに強すぎる力から、悪魔? 魔女?と疑われ追放された。
それも命を救ってやったカール王太子の命令により追放されたのだ。あの恩知らずめ! 侯爵令嬢の色香に負けやがって。本物の聖女より偽物美女の侯爵令嬢を選びやがった。
私は逃亡中に足をすべらせ死んだ? と思ったら聖女認定の最初の日に巻き戻っていた!!
もう全力でこの国の為になんか働くもんか!
異世界ゆるふわ設定ご都合主義ファンタジー。よくあるパターンの聖女もの。ラブコメ要素ありです。楽しく笑えるお話です。(多分😅)
前世持ち公爵令嬢のワクワク領地改革! 私、イイ事思いついちゃったぁ~!
Akila
ファンタジー
旧題:前世持ち貧乏公爵令嬢のワクワク領地改革!私、イイ事思いついちゃったぁ〜!
【第2章スタート】【第1章完結約30万字】
王都から馬車で約10日かかる、東北の超田舎街「ロンテーヌ公爵領」。
主人公の公爵令嬢ジェシカ(14歳)は両親の死をきっかけに『異なる世界の記憶』が頭に流れ込む。
それは、54歳主婦の記憶だった。
その前世?の記憶を頼りに、自分の生活をより便利にするため、みんなを巻き込んであーでもないこーでもないと思いつきを次々と形にしていく。はずが。。。
異なる世界の記憶=前世の知識はどこまで通じるのか?知識チート?なのか、はたまたただの雑学なのか。
領地改革とちょっとラブと、友情と、涙と。。。『脱☆貧乏』をスローガンに奮闘する貧乏公爵令嬢のお話です。
1章「ロンテーヌ兄妹」 妹のジェシカが前世あるある知識チートをして領地経営に奮闘します!
2章「魔法使いとストッカー」 ジェシカは貴族学校へ。癖のある?仲間と学校生活を満喫します。乞うご期待。←イマココ
恐らく長編作になるかと思いますが、最後までよろしくお願いします。
<<おいおい、何番煎じだよ!ってごもっとも。しかし、暖かく見守って下さると嬉しいです。>>
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる