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情報605 虫よけの方法

虫よけの方法についてだね。サバイバル生活やキャンプ、野外活動では、虫から身を守ることがとても大切だよ。虫に刺されるのは痒くて辛いからだけでなく、病気を運んでくることもあるし、強力な毒を持っていることもある。だから、虫除けはとても大切なんだよ。ここでは、なにもないところから手作りの虫除けを作る方法と注意点を説明するね。



### 虫除けを作るための準備

**材料**
- 植物の葉や枝（ユーカリ、ミント、ローズマリー、ラベンダーなどが良い）
- 水（少量）

### 虫除けを作る方法

**方法**
1. **植物の葉や枝を集める**
   - 虫が嫌う香りのする植物の葉や枝を集めよう。例えば、ユーカリやミント、ローズマリー、ラベンダーなどがいいんだよ。これらの植物は自然に生えているから、森や草地で探してみよう。

2. **香りを出すために葉や枝を擦る**
   - 手で葉や枝を擦って香りを出そう。もしナイフや岩などがあれば、それを使って葉や枝を細かく刻んで香りを引き出すこともできるよ。

3. **水と混ぜる**
   - 少量の水を使って、擦ったり刻んだ植物を混ぜよう。水に香りが移るまで、よくかき混ぜよう。これで自然な虫除けスプレーができあがりだよ。

4. **体に塗る**
   - 手で作った虫除けを体に塗ろう。顔や手足、首の後ろ、耳の裏など、虫に刺されやすい場所や忘れがちな場所にもしっかり塗るといいよ。

5. **再塗布を忘れない**
   - 虫除けは時間が経つと効果が薄れるから、数時間ごとに再塗布するのを忘れないようにしよう。特に汗をかいたり水に濡れたときは、早めに塗り直すといいんだ。



### 虫除けを使うときの注意点

- **アレルギーの確認**
  - 虫除けを使う前に、自分がその植物にアレルギーがないか確認しようね。皮膚が赤くなったりかゆみが出たら、すぐに洗い流そう。

- **目や口に入らないようにする**
  - 虫除けを顔に塗るときは、目や口に入らないように気をつけよう。万が一入ってしまったら、すぐに水で洗い流そう。

- **服にも気をつける**
  - 虫除けは肌だけでなく、服にも少し塗ると虫を寄せ付けにくくなるんだ。服には目立たない部分に少量を塗ってみよう。

- **使いすぎに注意**
  - 虫除けは効果があるけれど、必要以上に使いすぎないようにしよう。肌に合わないことがあるからね。

虫除けを作るのは簡単で、自然の植物を使って身を守ることができるんだ。ミントやドクダミを焼酎につけて作る方法もあるよ。ただ、必ずしも虫除けに適した植物が生えている場所と季節であるとは限らないよね。肌に合わない場合もあるし、市販の虫除け剤の方がクリームタイプやスプレータイプ、線香タイプや置き型タイプなど用途によって使いやすくなっているし安心して使えるものが多いよ。一番いいのは、虫除けと一緒に、刺されたときのために虫刺されの薬や、毒を吸いだすポイズンリムーバーを常備しておくこと。ただし、スズメバチなど毒性の強い虫に刺された場合は、とても危険なのですぐに処置が必要だよ。ハチ、アリ、ムカデなどの昆虫の毒はアナフィラキシーショックといって、命に危険が生じるほど過敏なアレルギー反応を起こす場合があるんだよ。不安に思ったら、迷わずすぐに周りの大人に助けを求めよう。