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基本

情報283 異世界人種の分類

追記

　異世界人種は主に外見的要因から下記に分類される。



○第三分類　：　主に耳で見分けられる

　ライト種　　　・・・　耳が穴、通称穴耳。穴耳族、穴耳種などとも呼ばれる
　ドライ種　　　・・・　葉のように尖った耳、通称エルフ耳。風耳族、風耳種などとも呼ばれる
　ヘビー種　　　・・・　魚のひれのような耳、通称ヒレ耳。鰭耳族、鰭耳種などとも呼ばれる
　ウェット種　　・・・　毛に覆われた耳、通称ケモ耳。毛耳族、毛耳種などとも呼ばれる
　ラージ種　　　・・・　丸い耳で、成人体高が３メートル以上。大きい丸耳族、種などとも呼ばれる
　スモール種　　・・・　丸い耳で、成人体高が５０センチ以下。小さい丸耳族、種などとも呼ばれる
　ミディアム種　・・・　丸い耳で、成人体高がラージとスモールの間。丸耳族、丸耳種などとも呼ばれる
　
　
　この分類において、種の祖先よりＭＰ元素の割合を遺伝しているとされ、元素に則した属性に対し恩恵を受けやすいと言われている。その属性の魔法を習得しやすい、防御性が高い、攻撃性が高い、技を極めやすいなどがあげられる。その一方、そのほかの元素をまったく持っていないという者は稀で、生まれつき割合が低い不得意な属性であっても訓練次第で使いこなせるようになることもある。



○強く現れる属性割合

　ライト種　　　・・・　火、風
　ドライ種　　　・・・　風、水
　ヘビー種　　　・・・　水、土
　ウェット種　　・・・　土、火
　ラージ種　　　・・・　風、土
　スモール種　　・・・　火、水
　ミディアム種　・・・　全てが均衡



　冒険者ギルドではこの分類で呼ばれることが多いが、巷の人々は慣例によって、○耳族や○耳種といった呼び方を好んで使う。机上では分類通りに分けられても、実際には個人差や年齢やファッションによって見え方が変わってくる場合があるので、人々は厳密な区別を求めてはいないのだ。眼の前に見える耳の形が本物であろうとカチューシャであろうと「そこの鰭耳の奥さん、ちょっと寄ってってよ」「風耳の坊や、早くお帰り」といった言い方はごく一般的。