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第3部 変人令嬢のお陰で辺境編成は大激変! 周辺に生息しているメルヘンなもふもふたちよりも可愛いがすぎる新妻に、辺境伯の偏愛が大変です!
長いあらすじ(第3部)
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もふもふ令嬢と強面辺境伯の、相思相愛歳の差ほのぼのラブ
変人令嬢のお陰で辺境編成は大激変! 周辺に生息しているメルヘンなもふもふたちよりも可愛いがすぎる新妻に、辺境伯の偏愛が大変です!
***
「お姉様が結婚? プッ、相手は成りあがり者ですって!?」
社交界で変わり者と噂されているマーガレット。家格も歳も離れた成り上がりの辺境伯との結婚が決まった。辺境警備の責務を一手に担っているクリスチャンは恐ろしく厳しいという人物だったが、実は大の動物好き。小動物のように愛くるしい若妻に一触即キュン!
「うちのこと、笑わへん?」
昔森で迷子になったときから、動物や魔物の言葉がわかるようになったことを告白したマーガレット。結婚式に招待した姉妹がいつもの調子でマーガレットを侮辱すると、冷徹に怒りを示すクリスチャン。マーガレットは森の聖獣たちとクリスチャンを引き合わる。マーガレットは聖獣の愛し子だった。
「私は君と、君との約束を生涯守り続ける」
聖獣たちの言うことを聞いて治水工事をすると辺境の魔物出没が減少。王家から褒章を得ることに。魔物に困っている他の地域のために、マーガレットの力を友人に話していいかと尋ねると、クリスチャンだからこそ打ち明けたのだと涙する。このことをしゃべると、ここにはもういられないというのが聖獣たちとの約束だったのだ。マーガレットの力を秘密にしたまま他の地域を沈静化していく。周囲には理解されないが、互いを支え合う二人。愛が深まっていく。
「だんさんのためやったら」
これまでの功労が認められ王宮に呼ばれるクリスチャンとマーガレット。大勢の人たちに取り囲まれて不安定になってしまうマーガレットを扱き下ろす貴族たち。本当の功労者が誰なのかを叫び出しそうなクリスチャンだったが、マーガレットとの約束を守って口をつぐむと、二人の体がまばゆく輝く。それを見た王が、あの光はこの国から失われた『信の真心』だと気づく。
「だんさんのことしか見えへん聞こえへん」
翌朝、二人に会いに来た王によってクリスチャンとマーガレットには『信の真心』が備わっていることが明らかになる。ふたりはいつか、王にその真心を捧げる日が来たら、きっと打ち明けたいことがあると伝える。二人は互いの真心を確かめ合い、微笑みを浮かべながら帰途に就くのであった――。
10/25よりスタートです!
変人令嬢のお陰で辺境編成は大激変! 周辺に生息しているメルヘンなもふもふたちよりも可愛いがすぎる新妻に、辺境伯の偏愛が大変です!
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「うちのこと、笑わへん?」
昔森で迷子になったときから、動物や魔物の言葉がわかるようになったことを告白したマーガレット。結婚式に招待した姉妹がいつもの調子でマーガレットを侮辱すると、冷徹に怒りを示すクリスチャン。マーガレットは森の聖獣たちとクリスチャンを引き合わる。マーガレットは聖獣の愛し子だった。
「私は君と、君との約束を生涯守り続ける」
聖獣たちの言うことを聞いて治水工事をすると辺境の魔物出没が減少。王家から褒章を得ることに。魔物に困っている他の地域のために、マーガレットの力を友人に話していいかと尋ねると、クリスチャンだからこそ打ち明けたのだと涙する。このことをしゃべると、ここにはもういられないというのが聖獣たちとの約束だったのだ。マーガレットの力を秘密にしたまま他の地域を沈静化していく。周囲には理解されないが、互いを支え合う二人。愛が深まっていく。
「だんさんのためやったら」
これまでの功労が認められ王宮に呼ばれるクリスチャンとマーガレット。大勢の人たちに取り囲まれて不安定になってしまうマーガレットを扱き下ろす貴族たち。本当の功労者が誰なのかを叫び出しそうなクリスチャンだったが、マーガレットとの約束を守って口をつぐむと、二人の体がまばゆく輝く。それを見た王が、あの光はこの国から失われた『信の真心』だと気づく。
「だんさんのことしか見えへん聞こえへん」
翌朝、二人に会いに来た王によってクリスチャンとマーガレットには『信の真心』が備わっていることが明らかになる。ふたりはいつか、王にその真心を捧げる日が来たら、きっと打ち明けたいことがあると伝える。二人は互いの真心を確かめ合い、微笑みを浮かべながら帰途に就くのであった――。
10/25よりスタートです!
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