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仕切直しの送別会
噂の絶えない謎の女
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次の日に、松本さんから話しかけられた。
松本「あっ!マネージャー。中原さんと電話したんですけど、OKですって。」
俺「あぁ。そうなんだ。じゃあ、また飲みに行こうか。」
松本さんは、俺と中原さんが事前に話していたのを知らない。
松本「お誘いするのは誰にします?中原さんと仲良かった人って、たくさんいるから決められなくて…」
俺「まぁ、そうだよね。中原さんはリーダーやってもらってたからねぇ。」
松本「あっ。長内さんには中原さんが連絡するって言ってました。」
俺「あぁ。そうなんだ。あとは誰を誘う?あんまり大人数になってもねぇ。」
松本「そうですよね。まぁ、久美子さんは絶対に誘わないと…」
俺「えっ?…久美子さん?」
松本「はい。だって中原さんの後任のリーダーじゃないですか。まぁ、来れるかは分からないですけど。」
パートさん達の取りまとめをしてくれているリーダーは出勤日も多く、時給ももちろん良かった。
俺は松本さんの話を聞きながら、久美子さんはきっと来ないだろうなぁって思った。
俺「あっ!じゃあ…平田さんもどうかな?実は平田さんも途中で帰っちゃったんだよね。」
松本「えっ?そうだったんですか?あっ!もしかして岡本さんが原因ですか?」
俺「あぁ…まぁ…そうとも言えないんだけどね…」
松本「あの…岡本さんってやっぱりムカつきますよね!」
俺「まぁまぁ…ほら…いろいろあるからさっ。」
平田さんが帰ったのは俺が原因なのだが、あえて黙っていた。
松本「あとは、荒巻さん誘ってみます?」
俺「えっ?荒巻さん?」
松本「はい。私、仲良しなんですよ!中原さんとも仲良かったんですよ。荒巻さんって。」
荒巻さんとは正社員で、俺の彼女と同じ部署で、彼女の先輩にあたる人だった。
年齢は20代後半で、背が高くスラっとした人だった。
顔は中の上といった所でなかなかだった。
真面目な女性社員なんだが、なぜか独身でずっと彼氏がいなかった。
荒巻さんは、見た目もそこそこ良いのに何故だか彼氏がいないし、それに一部の人から変な噂もあった。
それは、だいぶ前に柳沢っていう男が俺に教えてくれた。
その柳沢が言うには「アイツはさぁ、ちょっと変わってるよ。」とただ短く言った。
そして「アイツってオナニーばかりしてそうじゃね?極太バイブとか使ってアヒアヒしてそうだろ?」と少し悪意のある言い方をした。
それに俺の彼女も「荒巻さんは、彼氏出来ないでしょうね。」と言っていた。
俺が「どうして?」と聞くと、彼女は「いや、どこが悪いってないんですけど…なんとなく…」と答えた。
それに「精神的に参ってるんじゃないか?」とか「仕事以外で悩んでいるんじゃないか?」と言っていた。
そして彼女も「荒巻さんは、だいぶ欲求不満なんじゃないかな?」と最後には性的な事を言っていた。
俺が「なんでそう思うの?」と聞いても、彼女は「なんとなく…一緒に働いてるとそんな気がするんです。」と答えた。
俺は業務上、あまり関係は無いので気にもしていない女性だったが、一度は何かのきっかけでヤリたいとは思っていた。
でも、なんとなく荒巻さんと飲むのはこの機会じゃないと思った。
俺「あぁ…そうなんだ。でも、どうだろ…この前の一件があるから…別部署の荒巻さんはやめといた方がいいんじゃないかな…」
松本「あぁ…言われてみれば。そうですねぇ…じゃあ、荒巻さんを誘うのは別の時にしましょう。」
俺「そうだね。あっ!松本さん明日は休みだよね?平田さんは明日、出勤だから俺から聞いてみるよ。」
松本「あっ!じゃあ、平田さんはお願いします。」
松本「あっ!マネージャー。中原さんと電話したんですけど、OKですって。」
俺「あぁ。そうなんだ。じゃあ、また飲みに行こうか。」
松本さんは、俺と中原さんが事前に話していたのを知らない。
松本「お誘いするのは誰にします?中原さんと仲良かった人って、たくさんいるから決められなくて…」
俺「まぁ、そうだよね。中原さんはリーダーやってもらってたからねぇ。」
松本「あっ。長内さんには中原さんが連絡するって言ってました。」
俺「あぁ。そうなんだ。あとは誰を誘う?あんまり大人数になってもねぇ。」
松本「そうですよね。まぁ、久美子さんは絶対に誘わないと…」
俺「えっ?…久美子さん?」
松本「はい。だって中原さんの後任のリーダーじゃないですか。まぁ、来れるかは分からないですけど。」
パートさん達の取りまとめをしてくれているリーダーは出勤日も多く、時給ももちろん良かった。
俺は松本さんの話を聞きながら、久美子さんはきっと来ないだろうなぁって思った。
俺「あっ!じゃあ…平田さんもどうかな?実は平田さんも途中で帰っちゃったんだよね。」
松本「えっ?そうだったんですか?あっ!もしかして岡本さんが原因ですか?」
俺「あぁ…まぁ…そうとも言えないんだけどね…」
松本「あの…岡本さんってやっぱりムカつきますよね!」
俺「まぁまぁ…ほら…いろいろあるからさっ。」
平田さんが帰ったのは俺が原因なのだが、あえて黙っていた。
松本「あとは、荒巻さん誘ってみます?」
俺「えっ?荒巻さん?」
松本「はい。私、仲良しなんですよ!中原さんとも仲良かったんですよ。荒巻さんって。」
荒巻さんとは正社員で、俺の彼女と同じ部署で、彼女の先輩にあたる人だった。
年齢は20代後半で、背が高くスラっとした人だった。
顔は中の上といった所でなかなかだった。
真面目な女性社員なんだが、なぜか独身でずっと彼氏がいなかった。
荒巻さんは、見た目もそこそこ良いのに何故だか彼氏がいないし、それに一部の人から変な噂もあった。
それは、だいぶ前に柳沢っていう男が俺に教えてくれた。
その柳沢が言うには「アイツはさぁ、ちょっと変わってるよ。」とただ短く言った。
そして「アイツってオナニーばかりしてそうじゃね?極太バイブとか使ってアヒアヒしてそうだろ?」と少し悪意のある言い方をした。
それに俺の彼女も「荒巻さんは、彼氏出来ないでしょうね。」と言っていた。
俺が「どうして?」と聞くと、彼女は「いや、どこが悪いってないんですけど…なんとなく…」と答えた。
それに「精神的に参ってるんじゃないか?」とか「仕事以外で悩んでいるんじゃないか?」と言っていた。
そして彼女も「荒巻さんは、だいぶ欲求不満なんじゃないかな?」と最後には性的な事を言っていた。
俺が「なんでそう思うの?」と聞いても、彼女は「なんとなく…一緒に働いてるとそんな気がするんです。」と答えた。
俺は業務上、あまり関係は無いので気にもしていない女性だったが、一度は何かのきっかけでヤリたいとは思っていた。
でも、なんとなく荒巻さんと飲むのはこの機会じゃないと思った。
俺「あぁ…そうなんだ。でも、どうだろ…この前の一件があるから…別部署の荒巻さんはやめといた方がいいんじゃないかな…」
松本「あぁ…言われてみれば。そうですねぇ…じゃあ、荒巻さんを誘うのは別の時にしましょう。」
俺「そうだね。あっ!松本さん明日は休みだよね?平田さんは明日、出勤だから俺から聞いてみるよ。」
松本「あっ!じゃあ、平田さんはお願いします。」
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