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6章 迷子
素敵な笑顔
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「あ、あなたマルよね? マルが助けてくれたの?」
アリーセが、マルに気が付き、頭をなでる。
「もきゅー(無事でよかったのー)」
「ありがとうマル。 パールの魔法でここに来たんだけど、着いた先がいきなり一面が火の海になっててね、泉を見つけて飛び込んだはいいけど、煙に撒かれたのよ。 流石に死を覚悟しわたね」
俺を蚊帳の外にして、マルに話しかけるアリーセ。
ハリセンか関節技のツッコミがくるかと思って身構えていたのだが、まさかのスルーとは……。
「コレはイオリが作ったゴーレムかしら? すごいわね、まるで中に人が入っているみたい。 それであなた達のご主人は何処かしら?」
入ってますが?
「いやいや、本人だって!」
「うわ、悪趣味ね? イオリそっくりな声のゴーレムなの!?」
「だから本人だっつの! コレただの鎧だから!」
ガンガンと鎧を叩いて、本人だとアピールする。
していると、フッとアリーセがブレたように見え、次の瞬間、目の前に矢がつがえられていた。
文字通り兜の右目の部分にやじりが向いているのである。
「うわた!? まって、本物だから! モンスターとかじゃないから!」
慌てて後退り、スパーンと兜を取って素顔を見せる。
兜はVRゴーグル仕様なので、目の部分にも隙間は無いので目に矢が刺さることはないが、解像度は高いのでいきなり目の前に矢を突きつけられたら結構ビビる。
表情もマジだし殺気も半端ないので、油断してたら漏らしていたかもしれない……。
「はあー、なんだ本物のイオリみたいね、ビックリさせて悪かったわ。 いきなり鎧をガンガンと叩くから、なにかスキルで攻撃されるのかと思っちゃったわ」
アリーセの表情が緩み、殺気が霧散する。
「いやいや、マルが大人しくいる時点で敵じゃないってわかるだろ!?」
「いやいやじゃないわよ、ここに来る前にシェイプシフターなんていう人に化けるモンスターがいっぱい居たのよ? イオリの声を聞いだけで安心できると思う?」
「そりゃあ、そーかもしれないが……」
偽物じゃないかどうか? は俺も確かめたから、そのあたりはお互い様なのだが、アプローチが随分と違いすぎる。
「逆に聞きたいんだが、今ので俺が本物だって解るのか?」
「んー、シェイプシフターってそれっぽく見えても、体のパーツ全部が擬態なわけでしょ? だから、今イオリがビックリしたみたいに普通の生き物なら反射的に反応しちゃうような場合、反応が遅れたり、重心がおかしな動きになったりするのよ。 こう、ぐって動かないとおかしいのに、ぐぬぬって感じで動いたりするのよ」
どういう動きをしたら、ぐぬぬという動きでシェイプシフターと判明するのかはさっぱりわからないが、なんておっかない確認方法してるんだよ……。
コマ落ちしてフレーム飛んだかのように一瞬で目の前に矢を突き付けられるとか、アリーセも大分人間離れしていると思う。 獣人だけど……。
「マルはなんですぐ本物だってわかったんだ?」
「それは簡単ね。 マルくらい小さいと、うまく化けられないってだけよ」
そーだったのか。 擬態もスキルだったから、レベルが高ければ可能なように思えるのだが、そのあたりはどうなのだろうか?
「うーん、まったく化けられないってわけじゃないみたいだけど、人型になっている時よりもぎこちない動きになっちゃうみたいなのよね。 ぐぐって感じで動くから……」
また、ぐの多い説明が続いたが、人以外に化けたシェイプシフターを実際に見た事があるようで、アリーセからすれば動きに違和感しかないということらしい。
一般人がそれに気が付くか? と言ったら疑問ではあるが。
「それで、パールからココがどういう所なのか一応聞いてるけど、着いた途端に火事になってたのは、何があったのかしら?」
「え、あー……。 ここに着いて間もなく大量のモンスターに襲われたんだよ。 そ、それで……」
「火を放ったわけ?」
「……はい」
関節技を覚悟して、正座待機で身を固めるが、不思議なことに何もされなかった。
こめかみあたりを人差し指でトントンとやりながら何かを考えているだけだ。
「……それで?」
「え? えーと、虫があらかた居なくなるのを待って、消火活動をしてたらマルがアリーセを見つけたんだ。 まさか知的生命体が居るとは思わなくて……」
目を逸しながら、説明をする。
僅かに微笑んではいるが目が笑っていない。
「……それで?」
「あの……、いや、言い訳を聞いてくれるのは良いんですが、かえって怖いんですけけど……」
誤解ならば必死に弁明もするのだが、今回の惨事は俺が不注意で引き起こしたものだという自覚が一応あるのだ。
「私が早とちりして、敵を逃がしちゃったりとかあったからね。 死に掛けたとは言え、ちゃんと確認ないといけないなーって思っただけよ」
なるほど、アリーセも反省しているのだな。
「それで、こんな場所でどうしても火で撃退しなければいけなかった理由は何だったのかしら?」
怖え! こんな恐ろしい笑顔をいまだかつて見た事があっただろうか?
「ふ……」
「ふ?」
「不幸な事故だったんだ! 最初は向かってくるカナブンをツムガリで切っていたんだが、終わりが見えないほど、次から次へと襲い掛かってきて、魔法を使う隙も無かったから、仕方なくまとめて爆破して吹き飛ばそうとしてだな、焦って属性を間違えてしまったんだ」
アレは事故だったのだと一息でまくし立てた。
「なるほど、故意に火を放ったわけじゃなかったと言うのね?」
「あ、そーそー」
おかしい……。 それじゃあ仕方がないわねーと笑って許してもらえそうな雰囲気ではない。
むしろ青筋が立っているように見える。
ふっとアリーセがブレたように見え、消えたと思ったら背後から首に腕をかけて抱きつかれていた。
「一つ確認したいんだけど、火じゃなければ爆破するのが最適な方法だったって思ってる?」
「ほ、他にどんな手段があったって言うんだよ!?」
ギュッと首にかけられた腕が絞まっていく。
「パール話だと、今居る場所って空に浮かんだ島なのよね? どの位の強度があるか調べた? 衝撃で島が崩壊したらどうなってたと思う? 火事にならなかったとしても誰の土地かもわからない場所を大きく壊して、何も無いと思う? 本当に誰も住んでいないのか調べたかしら? いつも楽しそうに投げている状態異常ポーションは? 爆風に巻き込まれない程度まで下がれたのに、魔法を使う余裕がなかったのかしら? それから……」
徐々に締りつつある腕は俺を、捕らえて放さない。
「爆破してやった、爆弾ならなんでもよかった。 今は反省している」
「そう、もう良いわね。 ……何でもかんでも爆破で済まそうとするんじゃないの、死ぬところだったわよ!!」
俺の首に食い込んだアリーセの腕が更に食い込んでいく。
ふ、ただのチョークスリーパー如きでは、強化された俺の耐久力でノーダメージに……。
とか、思っていた時代が俺にもありました。
アリーセが腕の角度を変え、俺の喉仏に親指の付け根の先にある手首の突起部分を引っ掛け、締め付ける力の方向が横になった途端、一切の呼吸が出来なくなった。
「ぐかひゃっふ!?」
流石にヤバイ入り方をしているので、ギブアップっと言いたいが、まともに喋る事すらできない。
苦しいを通り越し、なんだがだんだん気持ち良くなってきた所で、俺は意識を手放した。
耐性は上げないでおいて正解だったと思いながら……。
------------
良い子のみんなはアリーセのマネをしないように!
アリーセが、マルに気が付き、頭をなでる。
「もきゅー(無事でよかったのー)」
「ありがとうマル。 パールの魔法でここに来たんだけど、着いた先がいきなり一面が火の海になっててね、泉を見つけて飛び込んだはいいけど、煙に撒かれたのよ。 流石に死を覚悟しわたね」
俺を蚊帳の外にして、マルに話しかけるアリーセ。
ハリセンか関節技のツッコミがくるかと思って身構えていたのだが、まさかのスルーとは……。
「コレはイオリが作ったゴーレムかしら? すごいわね、まるで中に人が入っているみたい。 それであなた達のご主人は何処かしら?」
入ってますが?
「いやいや、本人だって!」
「うわ、悪趣味ね? イオリそっくりな声のゴーレムなの!?」
「だから本人だっつの! コレただの鎧だから!」
ガンガンと鎧を叩いて、本人だとアピールする。
していると、フッとアリーセがブレたように見え、次の瞬間、目の前に矢がつがえられていた。
文字通り兜の右目の部分にやじりが向いているのである。
「うわた!? まって、本物だから! モンスターとかじゃないから!」
慌てて後退り、スパーンと兜を取って素顔を見せる。
兜はVRゴーグル仕様なので、目の部分にも隙間は無いので目に矢が刺さることはないが、解像度は高いのでいきなり目の前に矢を突きつけられたら結構ビビる。
表情もマジだし殺気も半端ないので、油断してたら漏らしていたかもしれない……。
「はあー、なんだ本物のイオリみたいね、ビックリさせて悪かったわ。 いきなり鎧をガンガンと叩くから、なにかスキルで攻撃されるのかと思っちゃったわ」
アリーセの表情が緩み、殺気が霧散する。
「いやいや、マルが大人しくいる時点で敵じゃないってわかるだろ!?」
「いやいやじゃないわよ、ここに来る前にシェイプシフターなんていう人に化けるモンスターがいっぱい居たのよ? イオリの声を聞いだけで安心できると思う?」
「そりゃあ、そーかもしれないが……」
偽物じゃないかどうか? は俺も確かめたから、そのあたりはお互い様なのだが、アプローチが随分と違いすぎる。
「逆に聞きたいんだが、今ので俺が本物だって解るのか?」
「んー、シェイプシフターってそれっぽく見えても、体のパーツ全部が擬態なわけでしょ? だから、今イオリがビックリしたみたいに普通の生き物なら反射的に反応しちゃうような場合、反応が遅れたり、重心がおかしな動きになったりするのよ。 こう、ぐって動かないとおかしいのに、ぐぬぬって感じで動いたりするのよ」
どういう動きをしたら、ぐぬぬという動きでシェイプシフターと判明するのかはさっぱりわからないが、なんておっかない確認方法してるんだよ……。
コマ落ちしてフレーム飛んだかのように一瞬で目の前に矢を突き付けられるとか、アリーセも大分人間離れしていると思う。 獣人だけど……。
「マルはなんですぐ本物だってわかったんだ?」
「それは簡単ね。 マルくらい小さいと、うまく化けられないってだけよ」
そーだったのか。 擬態もスキルだったから、レベルが高ければ可能なように思えるのだが、そのあたりはどうなのだろうか?
「うーん、まったく化けられないってわけじゃないみたいだけど、人型になっている時よりもぎこちない動きになっちゃうみたいなのよね。 ぐぐって感じで動くから……」
また、ぐの多い説明が続いたが、人以外に化けたシェイプシフターを実際に見た事があるようで、アリーセからすれば動きに違和感しかないということらしい。
一般人がそれに気が付くか? と言ったら疑問ではあるが。
「それで、パールからココがどういう所なのか一応聞いてるけど、着いた途端に火事になってたのは、何があったのかしら?」
「え、あー……。 ここに着いて間もなく大量のモンスターに襲われたんだよ。 そ、それで……」
「火を放ったわけ?」
「……はい」
関節技を覚悟して、正座待機で身を固めるが、不思議なことに何もされなかった。
こめかみあたりを人差し指でトントンとやりながら何かを考えているだけだ。
「……それで?」
「え? えーと、虫があらかた居なくなるのを待って、消火活動をしてたらマルがアリーセを見つけたんだ。 まさか知的生命体が居るとは思わなくて……」
目を逸しながら、説明をする。
僅かに微笑んではいるが目が笑っていない。
「……それで?」
「あの……、いや、言い訳を聞いてくれるのは良いんですが、かえって怖いんですけけど……」
誤解ならば必死に弁明もするのだが、今回の惨事は俺が不注意で引き起こしたものだという自覚が一応あるのだ。
「私が早とちりして、敵を逃がしちゃったりとかあったからね。 死に掛けたとは言え、ちゃんと確認ないといけないなーって思っただけよ」
なるほど、アリーセも反省しているのだな。
「それで、こんな場所でどうしても火で撃退しなければいけなかった理由は何だったのかしら?」
怖え! こんな恐ろしい笑顔をいまだかつて見た事があっただろうか?
「ふ……」
「ふ?」
「不幸な事故だったんだ! 最初は向かってくるカナブンをツムガリで切っていたんだが、終わりが見えないほど、次から次へと襲い掛かってきて、魔法を使う隙も無かったから、仕方なくまとめて爆破して吹き飛ばそうとしてだな、焦って属性を間違えてしまったんだ」
アレは事故だったのだと一息でまくし立てた。
「なるほど、故意に火を放ったわけじゃなかったと言うのね?」
「あ、そーそー」
おかしい……。 それじゃあ仕方がないわねーと笑って許してもらえそうな雰囲気ではない。
むしろ青筋が立っているように見える。
ふっとアリーセがブレたように見え、消えたと思ったら背後から首に腕をかけて抱きつかれていた。
「一つ確認したいんだけど、火じゃなければ爆破するのが最適な方法だったって思ってる?」
「ほ、他にどんな手段があったって言うんだよ!?」
ギュッと首にかけられた腕が絞まっていく。
「パール話だと、今居る場所って空に浮かんだ島なのよね? どの位の強度があるか調べた? 衝撃で島が崩壊したらどうなってたと思う? 火事にならなかったとしても誰の土地かもわからない場所を大きく壊して、何も無いと思う? 本当に誰も住んでいないのか調べたかしら? いつも楽しそうに投げている状態異常ポーションは? 爆風に巻き込まれない程度まで下がれたのに、魔法を使う余裕がなかったのかしら? それから……」
徐々に締りつつある腕は俺を、捕らえて放さない。
「爆破してやった、爆弾ならなんでもよかった。 今は反省している」
「そう、もう良いわね。 ……何でもかんでも爆破で済まそうとするんじゃないの、死ぬところだったわよ!!」
俺の首に食い込んだアリーセの腕が更に食い込んでいく。
ふ、ただのチョークスリーパー如きでは、強化された俺の耐久力でノーダメージに……。
とか、思っていた時代が俺にもありました。
アリーセが腕の角度を変え、俺の喉仏に親指の付け根の先にある手首の突起部分を引っ掛け、締め付ける力の方向が横になった途端、一切の呼吸が出来なくなった。
「ぐかひゃっふ!?」
流石にヤバイ入り方をしているので、ギブアップっと言いたいが、まともに喋る事すらできない。
苦しいを通り越し、なんだがだんだん気持ち良くなってきた所で、俺は意識を手放した。
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