169 / 250
4章 王都
一般生活は無理
しおりを挟む
「さて、では改めて自己紹介といこうか。 我はエンシェントパールドラゴン。 幾度か転生はしているが、女神リーラ様の使徒として創世よりこの世界にかかわっている最古のドラゴンだ。 固有の名前は無いがパールと呼ばれておる」
「あ、どうも。 太陽系第三惑星地球の日本という国から来ましたコスイ・イオリです」
日本人らしく背筋を伸ばし礼をして応えておく。
「まあ100年以下の短い時間ではあろうが、よしなに頼む」
100年は普通の生き物からすると一生が収まる時間なのだが……。
この時間の感覚を埋めるのは無理だろうな。
「えーと、基本的には自由行動的な事をリーラ様が言っていましたが、人化して街等に来たのは初めてですよね? 人と接触を持った事はありますか?」
「何度もあるぞ、欲深い者が身の程知らずにも我を退治にしに来たり、頼んでもいないのに供物を捧げに来たりとな」
文化的な接触は皆無という事ですね?
わかります。
「えーと、この世界でも俺が居た世界でも、人は弱いからこそ群れを為し、文明を発展させる事で繁栄をして来ました。 皆が皆好き勝手に振る舞ってしまうと群れが成り立ちませんから、群れ毎にルールを決めて生活しています」
「ほう、それは興味深い。 身体能力的には脆弱であるのに、ここ迄人の種が増えたのは、偏に神々が与えたスキルや魔法による物だと思っていたが、そういう部分もあるのだな」
「スキルも魔法も無い世界から来たので、正直なところ魔素と魔力の違いもよくわかってませんが、それらがあっても裸で一対一となったら、大半の人がゴブリンにも勝てないでしょうね」
「ふむ、違う世界から来た者故の見解か。 ちなみにだが、魔素は物質、魔力はエネルギーだ」
ああなるほど、翻訳された字のままの意味だったか。
魔力を帯びたアイテム類はアイテムボックスに収納出来るわけだから、魔素は無機物って事か、だとすると魔素がどういう物質なのか分かれば取り込む事も出来るって事だろうか?
試しにやってみたが、出来なかった。
魔素がどのように空気中に分布しているのかとかがわからないのでうまく特定が出来ないからだろう。
まあ、今後いろいろ仮説を立てて、合間にでも試してみるか。
「それでですね。 服についてもそうですが、不可解な事でも必要があって決まったことですので、混乱を避けるために遵守して欲しいんですよ。 ほら、調和を乱すのはリーラ様にもよろしく無いわけですし」
「不本意だが、理解は出来る。 我とてリーラ様に反抗したいわけではないからな、少々の我慢をして過ごす程度のことは問題ない安心せよ。 だがまあ、人の営みの事はよくわからんから、そこは教えてくれると助かる」
教えるのは、やぶさかじゃあ無いが、だとしたらなんであんなに服を着るのを抵抗したんだよ……。
さて、とはいえ何から教えてものか。 いくら俺が異世界から来たとは言え、共通点は沢山あったからな。
意思疎通が出来るとは言え、何もかもが違う生き物に何から教えれば良いのか悩みどころではあるな。
言うと怒られそうだが、ペットの躾と同じように考えるとするならまず「食事とトイレ」で、一般の生活に慣れさせる「社会科トレーニング」で良いだろうか?
とか、考えてたらバキっと備え付けの長椅子をヘシ割ったパールさんと目があった。
「なにかお気に召さないものでもありました?」
「ち、違う、そうではないのだ。 壊そうとしたのではない。 ちょっと触っただけで勝手に壊れてしまったのだ!」
慌てた様子で言い訳をしてくるが、ちょっと触っただけでという部分でピンときた。
「もしかして、人化してもドラゴンの力のままだったりします?」
「ぬ? サイズが小さくなっている分同じかどうかはわからぬが、それで我が弱くなったわけではないぞ」
ドラゴンの力で普通の素材で出来た椅子に触ったら、ぶっ壊すに決まっている。
よく見ると、立っている所が明らかに軋んでいる。
もしかして見た目以上に重量があるのではないだろうか?
「ちょっとスキルでステータスを見せてもらっても構いませんかね?」
「ほう、我のことを見通せるようなスキルを持っているというのか。 おもしろい、やってみせよ」
やれるものならやってみろ感が出てるが、エンシェントドラゴンも解析が出来るのは、立証済みだ。
ターゲットウインドウを出し、興味深そうにそれを伺っているパールに照準を合わせる。
《鑑定不能》
:-
------------------------------------------------------------
名前:パール
種族:エンシェントパールドラゴン(人化中)
年齢:12018歳
レベル:478
HP:130000
MP:250000
スタミナ:80000
筋力:7400
敏捷:6700
知力:7000
器用:1200
体力:9800
魔力:12000
頑健:6300
精神:8900
物理攻撃力:17000
魔法攻撃力:26000
物理防御力:14000
魔法防御力:27000
称号:神の使徒 調停者 酒好き コレクター
スキル
パッシブ:全言語
:転生
:魔法障壁 LV4
:物理障壁 LV3
:全耐性 LV6
:心話 LV5
:HP自動回復 LV6
:MP自動回復 LV6
アクティブ:全属性ブレス LV 10
龍言語魔法LV4
究極魔法 LV7
上級魔法 LV10
中級魔法 LV10
初級魔法 LV10
身体変化 LV10
・
・
・
各種コード
・
・
・
------------------------------------------------------------
ああ、これは一般生活無理だわー。 普通に挑んでも人類に勝ち目無いわー。
どれもこれも俺のステータスの10倍以上じゃないか。
数値のバランス的には魔法寄りに見えるけど、筋力なんかはトロールの何倍も強いな。
コードは前に倒しちゃったドラゴンと下桁が違うだけで他は同じっぽいから、どうしようも無かったらチートコード使って弱体化してもらった方が良いかもしれない。
「あれ? 創生からいるのに12018歳ってことは、この世界が出来てからそれしか経ってない?」
「ほう、我の年齢までわかったのか? 流石に創生はどれほど時が過ぎたのかわからなくなる程度には前だ。 流石にその長い時間は肉体が保てぬし、不意に命を落とすこともあろう。 それゆえ我々エンシェントドラゴンは、精神や知識をそのままに肉体を転生させるのだ。 その年齢はおそらく前回の転生から数えた年齢であろう」
なるほど、前にドラゴン倒した時「転生」消しちゃったんだけどまずかったかな……。
まあ、良いや、あれは正当防衛だったし!
「ちょっと試しにコレを軽く握って貰えますか? 壊しちゃっても大丈夫なので」
以前ダンジョンで倒したリビングアーマーのパーツである金属板をアイテムボックスから取り出して握ってもらう。
「こうか?」
パールが軽く握ったと思うと金属板が手の形に、めしょりと潰れた。
「ちなみに本気で握るとどうなります?」
パールがさらに力を込めると、クリームパンを握りつぶしたかのように、指の隙間からムニュリと金属板の成れの果てが絞り出されてきた。
プレス機も真っ青な握力だな!
「……え、えーと、数値だけで見れば10%程度の力でも人なら相当強い方に入ります。 人が作った物は基本的に人に合わせて作られていますので、1%くらいまで抑えて貰わないと、さっきみたいに触れた端から壊してしまうかと思います。 あ、あとその力で他の生き物に触れたら悲惨な状態になって死んでしまうので、細心の注意をお願いします」
「なに? それでは何も触れないではないか、それにこの服は普通に触っても壊れなかったぞ?」
あー、そういやゲームの時にアバター装備に耐久力って無かったな。 あれ? ってことは破壊出来ないってことで、下手な鎧より防御力高いんじゃ?
まじか! そんな、都合のいい話があって良いのだろうか!?
後で検証したいことが次々に出てくるな……。
「多分その服が特別なだけです。 普段は能力を1%に抑えるぐらい出来ないんですか?」
鼻で笑った感じに、そんなことすら出来ないの? 的なニュアンスで言ってみる。
「何? も、もちろん造作もない!」
目が泳いでるな、コレ多分出来ないのだろう。 強制的に弱体化してもらうかな?
ドラゴンに通用するかわからないが、弱体化する呪いのアイテム探して、それを鬼強化して装備してもらっても良いかもしれない。
「もし、出来ないなら何か対策を考えますよ?」
「ぞ、造作もないと言っているだろう!? ただちょっと弱さの基準がわからないというだけだ」
それは、出来ないと言うんじゃないのか……。
「そ、そうだ、使い魔の契約は知っているか?」
え? 俺の使い魔になる気なの?
「あ、どうも。 太陽系第三惑星地球の日本という国から来ましたコスイ・イオリです」
日本人らしく背筋を伸ばし礼をして応えておく。
「まあ100年以下の短い時間ではあろうが、よしなに頼む」
100年は普通の生き物からすると一生が収まる時間なのだが……。
この時間の感覚を埋めるのは無理だろうな。
「えーと、基本的には自由行動的な事をリーラ様が言っていましたが、人化して街等に来たのは初めてですよね? 人と接触を持った事はありますか?」
「何度もあるぞ、欲深い者が身の程知らずにも我を退治にしに来たり、頼んでもいないのに供物を捧げに来たりとな」
文化的な接触は皆無という事ですね?
わかります。
「えーと、この世界でも俺が居た世界でも、人は弱いからこそ群れを為し、文明を発展させる事で繁栄をして来ました。 皆が皆好き勝手に振る舞ってしまうと群れが成り立ちませんから、群れ毎にルールを決めて生活しています」
「ほう、それは興味深い。 身体能力的には脆弱であるのに、ここ迄人の種が増えたのは、偏に神々が与えたスキルや魔法による物だと思っていたが、そういう部分もあるのだな」
「スキルも魔法も無い世界から来たので、正直なところ魔素と魔力の違いもよくわかってませんが、それらがあっても裸で一対一となったら、大半の人がゴブリンにも勝てないでしょうね」
「ふむ、違う世界から来た者故の見解か。 ちなみにだが、魔素は物質、魔力はエネルギーだ」
ああなるほど、翻訳された字のままの意味だったか。
魔力を帯びたアイテム類はアイテムボックスに収納出来るわけだから、魔素は無機物って事か、だとすると魔素がどういう物質なのか分かれば取り込む事も出来るって事だろうか?
試しにやってみたが、出来なかった。
魔素がどのように空気中に分布しているのかとかがわからないのでうまく特定が出来ないからだろう。
まあ、今後いろいろ仮説を立てて、合間にでも試してみるか。
「それでですね。 服についてもそうですが、不可解な事でも必要があって決まったことですので、混乱を避けるために遵守して欲しいんですよ。 ほら、調和を乱すのはリーラ様にもよろしく無いわけですし」
「不本意だが、理解は出来る。 我とてリーラ様に反抗したいわけではないからな、少々の我慢をして過ごす程度のことは問題ない安心せよ。 だがまあ、人の営みの事はよくわからんから、そこは教えてくれると助かる」
教えるのは、やぶさかじゃあ無いが、だとしたらなんであんなに服を着るのを抵抗したんだよ……。
さて、とはいえ何から教えてものか。 いくら俺が異世界から来たとは言え、共通点は沢山あったからな。
意思疎通が出来るとは言え、何もかもが違う生き物に何から教えれば良いのか悩みどころではあるな。
言うと怒られそうだが、ペットの躾と同じように考えるとするならまず「食事とトイレ」で、一般の生活に慣れさせる「社会科トレーニング」で良いだろうか?
とか、考えてたらバキっと備え付けの長椅子をヘシ割ったパールさんと目があった。
「なにかお気に召さないものでもありました?」
「ち、違う、そうではないのだ。 壊そうとしたのではない。 ちょっと触っただけで勝手に壊れてしまったのだ!」
慌てた様子で言い訳をしてくるが、ちょっと触っただけでという部分でピンときた。
「もしかして、人化してもドラゴンの力のままだったりします?」
「ぬ? サイズが小さくなっている分同じかどうかはわからぬが、それで我が弱くなったわけではないぞ」
ドラゴンの力で普通の素材で出来た椅子に触ったら、ぶっ壊すに決まっている。
よく見ると、立っている所が明らかに軋んでいる。
もしかして見た目以上に重量があるのではないだろうか?
「ちょっとスキルでステータスを見せてもらっても構いませんかね?」
「ほう、我のことを見通せるようなスキルを持っているというのか。 おもしろい、やってみせよ」
やれるものならやってみろ感が出てるが、エンシェントドラゴンも解析が出来るのは、立証済みだ。
ターゲットウインドウを出し、興味深そうにそれを伺っているパールに照準を合わせる。
《鑑定不能》
:-
------------------------------------------------------------
名前:パール
種族:エンシェントパールドラゴン(人化中)
年齢:12018歳
レベル:478
HP:130000
MP:250000
スタミナ:80000
筋力:7400
敏捷:6700
知力:7000
器用:1200
体力:9800
魔力:12000
頑健:6300
精神:8900
物理攻撃力:17000
魔法攻撃力:26000
物理防御力:14000
魔法防御力:27000
称号:神の使徒 調停者 酒好き コレクター
スキル
パッシブ:全言語
:転生
:魔法障壁 LV4
:物理障壁 LV3
:全耐性 LV6
:心話 LV5
:HP自動回復 LV6
:MP自動回復 LV6
アクティブ:全属性ブレス LV 10
龍言語魔法LV4
究極魔法 LV7
上級魔法 LV10
中級魔法 LV10
初級魔法 LV10
身体変化 LV10
・
・
・
各種コード
・
・
・
------------------------------------------------------------
ああ、これは一般生活無理だわー。 普通に挑んでも人類に勝ち目無いわー。
どれもこれも俺のステータスの10倍以上じゃないか。
数値のバランス的には魔法寄りに見えるけど、筋力なんかはトロールの何倍も強いな。
コードは前に倒しちゃったドラゴンと下桁が違うだけで他は同じっぽいから、どうしようも無かったらチートコード使って弱体化してもらった方が良いかもしれない。
「あれ? 創生からいるのに12018歳ってことは、この世界が出来てからそれしか経ってない?」
「ほう、我の年齢までわかったのか? 流石に創生はどれほど時が過ぎたのかわからなくなる程度には前だ。 流石にその長い時間は肉体が保てぬし、不意に命を落とすこともあろう。 それゆえ我々エンシェントドラゴンは、精神や知識をそのままに肉体を転生させるのだ。 その年齢はおそらく前回の転生から数えた年齢であろう」
なるほど、前にドラゴン倒した時「転生」消しちゃったんだけどまずかったかな……。
まあ、良いや、あれは正当防衛だったし!
「ちょっと試しにコレを軽く握って貰えますか? 壊しちゃっても大丈夫なので」
以前ダンジョンで倒したリビングアーマーのパーツである金属板をアイテムボックスから取り出して握ってもらう。
「こうか?」
パールが軽く握ったと思うと金属板が手の形に、めしょりと潰れた。
「ちなみに本気で握るとどうなります?」
パールがさらに力を込めると、クリームパンを握りつぶしたかのように、指の隙間からムニュリと金属板の成れの果てが絞り出されてきた。
プレス機も真っ青な握力だな!
「……え、えーと、数値だけで見れば10%程度の力でも人なら相当強い方に入ります。 人が作った物は基本的に人に合わせて作られていますので、1%くらいまで抑えて貰わないと、さっきみたいに触れた端から壊してしまうかと思います。 あ、あとその力で他の生き物に触れたら悲惨な状態になって死んでしまうので、細心の注意をお願いします」
「なに? それでは何も触れないではないか、それにこの服は普通に触っても壊れなかったぞ?」
あー、そういやゲームの時にアバター装備に耐久力って無かったな。 あれ? ってことは破壊出来ないってことで、下手な鎧より防御力高いんじゃ?
まじか! そんな、都合のいい話があって良いのだろうか!?
後で検証したいことが次々に出てくるな……。
「多分その服が特別なだけです。 普段は能力を1%に抑えるぐらい出来ないんですか?」
鼻で笑った感じに、そんなことすら出来ないの? 的なニュアンスで言ってみる。
「何? も、もちろん造作もない!」
目が泳いでるな、コレ多分出来ないのだろう。 強制的に弱体化してもらうかな?
ドラゴンに通用するかわからないが、弱体化する呪いのアイテム探して、それを鬼強化して装備してもらっても良いかもしれない。
「もし、出来ないなら何か対策を考えますよ?」
「ぞ、造作もないと言っているだろう!? ただちょっと弱さの基準がわからないというだけだ」
それは、出来ないと言うんじゃないのか……。
「そ、そうだ、使い魔の契約は知っているか?」
え? 俺の使い魔になる気なの?
0
お気に入りに追加
1,396
あなたにおすすめの小説
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第二章シャーカ王国編
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜【毎日更新】
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
クラス転移したひきこもり、僕だけシステムがゲームと同じなんですが・・・ログアウトしたら地球に帰れるみたいです
こたろう文庫
ファンタジー
学校をズル休みしてオンラインゲームをプレイするクオンこと斉藤悠人は、登校していなかったのにも関わらずクラス転移させられた。
異世界に来たはずなのに、ステータス画面はさっきやっていたゲームそのもので…。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
神様に転生させてもらった元社畜はチート能力で異世界に革命をおこす。賢者の石の無限魔力と召喚術の組み合わせって最強では!?
不死じゃない不死鳥(ただのニワトリ)
ファンタジー
●あらすじ
ブラック企業に勤め過労死してしまった、斉藤タクマ。36歳。彼は神様によってチート能力をもらい異世界に転生をさせてもらう。
賢者の石による魔力無限と、万能な召喚獣を呼べる召喚術。この二つのチートを使いつつ、危機に瀕した猫人族達の村を発展させていく物語。だんだんと村は発展していき他の町とも交易をはじめゆくゆくは大きな大国に!?
フェンリルにスライム、猫耳少女、エルフにグータラ娘などいろいろ登場人物に振り回されながらも異世界を楽しんでいきたいと思います。
タイトル変えました。
旧題、賢者の石による無限魔力+最強召喚術による、異世界のんびりスローライフ。~猫人族の村はいずれ大国へと成り上がる~
※R15は保険です。異世界転生、内政モノです。
あまりシリアスにするつもりもありません。
またタンタンと進みますのでよろしくお願いします。
感想、お気に入りをいただけると執筆の励みになります。
よろしくお願いします。
想像以上に多くの方に読んでいただけており、戸惑っております。本当にありがとうございます。
※カクヨムさんでも連載はじめました。
実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、pixivにも投稿中。
※小説家になろうでは最新『勇者祭編』の中盤まで連載中。
王都から追放されて、貴族学院の落ちこぼれ美少女たちを教育することになりました。
スタジオ.T
ファンタジー
☆毎日更新中☆
護衛任務の際に持ち場を離れて、仲間の救出を優先した王都兵団のダンテ(主人公)。
依頼人を危険に晒したとして、軍事裁判にかけられたダンテは、なぜか貴族学校の教員の職を任じられる。
疑問に思いながらも学校に到着したダンテを待っていたのは、五人の問題児たち。彼らを卒業させなければ、牢獄行きという崖っぷちの状況の中で、さまざまなトラブルが彼を襲う。
学園魔導ハイファンタジー。
◆◆◆
登場人物紹介
ダンテ・・・貴族学校の落ちこぼれ『ナッツ』クラスの担任。元王都兵団で、小隊長として様々な戦場を戦ってきた。戦闘経験は豊富だが、当然教員でもなければ、貴族でもない。何かと苦労が多い。
リリア・フラガラッハ・・・ナッツクラスの生徒。父親は剣聖として名高い人物であり、剣技における才能はピカイチ。しかし本人は重度の『戦闘恐怖症』で、実技試験を突破できずに落ちこぼれクラスに落とされる。
マキネス・サイレウス・・・ナッツクラスの生徒。治療魔導師の家系だが、触手の召喚しかできない。練習で校舎を破壊してしまう問題児。ダンテに好意を寄せている。
ミミ・・・ナッツクラスの生徒。猫耳の亜人。本来、貴族学校に亜人は入ることはできないが、アイリッシュ卿の特別措置により入学した。運動能力と魔法薬に関する知識が素晴らしい反面、学科科目が壊滅的。語尾は『ニャ』。
シオン・ルブラン・・・ナッツクラスの生徒。金髪ツインテールのムードメーカー。いつもおしゃれな服を着ている。特筆した魔導はないが、頭の回転も早く、学力も並以上。素行不良によりナッツクラスに落とされた。
イムドレッド・ブラッド・・・ナッツクラスの生徒。暗殺者の家系で、上級生に暴力を振るってクラスを落とされた問題児。現在不登校。シオンの幼馴染。
フジバナ・カイ・・・ダンテの元部下。ダンテのことを慕っており、窮地に陥った彼を助けにアカデミアまでやって来る。真面目な性格だが、若干天然なところがある。
アイリッシュ卿・・・行政司法機関「賢老院」のメンバーの一人。ダンテを牢獄送りから救い、代わりにナッツクラスの担任に任命した張本人。切れ者と恐れられるが、基本的には優しい老婦人。
バーンズ卿・・・何かとダンテを陥れようとする「賢老院」のメンバーの一人。ダンテが命令違反をしたことを根に持っており、どうにか牢獄送りにしてやろうと画策している。長年の不養生で、メタボ真っ盛り。
ブラム・バーンズ・・・最高位のパラディンクラスの生徒。リリアたちと同学年で、バーンズ家の嫡子。ナッツクラスのことを下に見ており、自分が絶対的な強者でないと気が済まない。いつも部下とファンの女子生徒を引き連れている。
BLゲームに転生した俺、クリアすれば転生し直せると言われたので、バッドエンドを目指します! 〜女神の嗜好でBLルートなんてまっぴらだ〜
とかげになりたい僕
ファンタジー
不慮の事故で死んだ俺は、女神の力によって転生することになった。
「どんな感じで転生しますか?」
「モテモテな人生を送りたい! あとイケメンになりたい!」
そうして俺が転生したのは――
え、ここBLゲームの世界やん!?
タチがタチじゃなくてネコはネコじゃない!? オネェ担任にヤンキー保健医、双子の兄弟と巨人後輩。俺は男にモテたくない!
女神から「クリアすればもう一度転生出来ますよ」という暴言にも近い助言を信じ、俺は誰とも結ばれないバッドエンドをクリアしてみせる! 俺の操は誰にも奪わせはしない!
このお話は小説家になろう、カクヨムでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる