20 / 250
1章 異世界転移
冒険者になりました
しおりを挟む
「ああ、だったら冒険者登録しちゃって良いんじゃないかな?」
アリーセが、私に良い考えがある!とばかりに、提案をしてきた。
「それって何かメリットあるのか?」
ぶっちゃけこの世界のモンスターは結構強いので、憧れはあるが正直勘弁してもらいたいところではある。
ひとまず生活には困らないし、もとの世界に帰りたい気持ちが無いわけではないが、戻れなければ戻れないで、別に構わないんじゃないかと考えている。
内政チートとか、そっち系でスローなライフを楽しんだ方が良いんでは無かろうか?
「とりあえず、今イオリは身分証がないし、本来なら試験が必要だけど、Dランク以上の冒険者の推薦があれば免除されるのよ。イオリがちゃんと剣を使えるは見てるし装備さえ揃えば問題無いはずよ」
「イヤイヤ、自爆してゴロゴロ転がってただけだし」
レベル70にしてゴブリンにすら負けるという、悲しい現実です。
「でも、ゴブリンチーフを一撃で真っ二つにしてたじゃない」
「なんと、それならば推薦を問題なく受理出来そうですね」
ゴブリンって村人その一でも倒せる雑魚じゃないか、そもそも一撃だったのはアリーセ剣が業物だっただけで、その後に剣を取り落として殺られそうになっているのだ。
ゆっくりとレベルやパラメーターを上げて、いずれはやっても良いかな?とは思うが、今はご遠慮したいところだ。
「いや、折角だけど遠慮……」
「はい。では、こちらが登録申請用紙です。太枠内をすべて記入して頂ければ推薦者の方が書いても大丈夫です」
「こんな感じで、問題無いかしら?」
俺が断る間もなく手続きが滞り無く進んでいく。
「いやいやいやいや、ちょっと待とうかアリーセさん?」
「はい、じゃあまたこれに手を置いてー」
あ、はい。
「お疲れ様でした、これで登録完了となります。こちら冒険者証ですのでどうぞお納め下さい。紛失しますと、再発行にお時間と500ナールを頂きますので、失くさないようにご注意下さい。注意事項や規定についてのご説明は必要でしょうか?」
「それは、後で私が説明しておくから大丈夫よ」
「では、イオリさん、ようこそ冒険者ギルドへ。今後とも宜しくお願いしますね」
あれよあれよと話が進み、水晶玉っぽい魔道具に手を乗せただけで、俺は瞬く間に冒険者になってしまった。
俺が話の流れに付いて行けずに、渡された冒険者証を呆然と見ていると、アリーセの方の査定も終わったらしく、エマに別れを告げていた。
「いや、ちょっと待て、おかしくないか? 手を置いただけなんだけど、こんなに簡単に、どこの誰かも分からない俺が冒険者になれちゃって良いのかよ!?」
すると、アリーセとエマは、何言ってるんだろうこの人? とでも言わんばかりに二人して不思議そうに首を傾げている。不覚にもちょっと可愛いなと思ってしまったが、記憶が無い設定の俺に説明して欲しいものである。
「そうですね、本来でしたら冒険者になる為に試験を行わせて頂いてますが、Dランクの冒険者であるアリーセさんからの推薦がありましたので、試験や登録料の免除をさせて頂きました」
要は、試験や登録料は、そこら辺の浮浪者や小さな子供、犯罪者や戦う力の無い人をホイホイ冒険者にしてしまわない為の処置で、能力や人格等を推薦者が保証をする事で、それらの手間を省く事が出来るようになっているそうだ。
もともと依頼をこなしてくれる人材は、いくらでも欲しいとのことだった。
まあ、給料払ってるわけじゃないし、完全な歩合制だから人数確保していても別に問題は無いってところなのだろう。
依頼を受けて仕事をしないと報酬は貰えないが、登録をする事で、身分等は冒険者ギルドが保証してくれ、ギルド運営する宿や酒場兼食堂等の施設も格安で使用出来るそうだ。
「アリーセは、良かったのか? 俺の事を推薦してしまって」
推薦者であるアリーセは、もし俺が何かやらかしたら責任を取らなければならない。
今日会ったばかりで、身元の怪しい俺をそんなに簡単に信用してしまって良いのだろうか?
パパはアリーセが悪い人に騙されないか心配です。
「誰がパパよ? むしろ保護者は私の方だと思うんだけど?」
「おや? 心の声が漏れていたか?」
「今日会ったばかりでってあたりからね」
マジか、気をつけよう。
「大丈夫ですよ。アリーセさんは実績もありますし、人を見る目も確かだと思います」
でなければ推薦は受けなかったと、エマは笑顔で答えてくれる。
「ま、ともかく、もう用件は済んだから、夕飯でも食べましょ、イオリには結構貰っちゃってるから奢るわ」
エマに別れを告げ、ギルドを後にする。
併設の酒場でも食事が可能だそうだが、来るときにやらかしたので、別の所にしたいらしく素直に従うことにする。
なんか、流されてるけれど、信用されてるというのは、少し、いや結構嬉しいと思う。
元の世界で、そんな事は無かったし、あっても、何か仕事の責任を取らされる時に都合の良い意味合いでの信用くらいだった。
あれ?これって俺がチョロいのだろうか?
「あそこが、私のイチオシの『白兎亭』よ。冒険者支援もあるし宿もやっているから、今日はあそこに泊まると良いわ」
「おお、それは助かる。ずいぶん可愛い名前の店なんだな」
厳つい冒険者が集まる店にしてはであるが。
「そうね、でも、あそこの兎のシチューは絶品よ?」
「食う方でその名前なのかよ!?」
まあ、飯がうまいなら、それに越したことはないか。
俺はアリーセの後に続いて、白兎亭に足を踏み入れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んでいただきありがとうございます。
感想等頂けるとイラスト描いちゃうくらい喜びます
アリーセが、私に良い考えがある!とばかりに、提案をしてきた。
「それって何かメリットあるのか?」
ぶっちゃけこの世界のモンスターは結構強いので、憧れはあるが正直勘弁してもらいたいところではある。
ひとまず生活には困らないし、もとの世界に帰りたい気持ちが無いわけではないが、戻れなければ戻れないで、別に構わないんじゃないかと考えている。
内政チートとか、そっち系でスローなライフを楽しんだ方が良いんでは無かろうか?
「とりあえず、今イオリは身分証がないし、本来なら試験が必要だけど、Dランク以上の冒険者の推薦があれば免除されるのよ。イオリがちゃんと剣を使えるは見てるし装備さえ揃えば問題無いはずよ」
「イヤイヤ、自爆してゴロゴロ転がってただけだし」
レベル70にしてゴブリンにすら負けるという、悲しい現実です。
「でも、ゴブリンチーフを一撃で真っ二つにしてたじゃない」
「なんと、それならば推薦を問題なく受理出来そうですね」
ゴブリンって村人その一でも倒せる雑魚じゃないか、そもそも一撃だったのはアリーセ剣が業物だっただけで、その後に剣を取り落として殺られそうになっているのだ。
ゆっくりとレベルやパラメーターを上げて、いずれはやっても良いかな?とは思うが、今はご遠慮したいところだ。
「いや、折角だけど遠慮……」
「はい。では、こちらが登録申請用紙です。太枠内をすべて記入して頂ければ推薦者の方が書いても大丈夫です」
「こんな感じで、問題無いかしら?」
俺が断る間もなく手続きが滞り無く進んでいく。
「いやいやいやいや、ちょっと待とうかアリーセさん?」
「はい、じゃあまたこれに手を置いてー」
あ、はい。
「お疲れ様でした、これで登録完了となります。こちら冒険者証ですのでどうぞお納め下さい。紛失しますと、再発行にお時間と500ナールを頂きますので、失くさないようにご注意下さい。注意事項や規定についてのご説明は必要でしょうか?」
「それは、後で私が説明しておくから大丈夫よ」
「では、イオリさん、ようこそ冒険者ギルドへ。今後とも宜しくお願いしますね」
あれよあれよと話が進み、水晶玉っぽい魔道具に手を乗せただけで、俺は瞬く間に冒険者になってしまった。
俺が話の流れに付いて行けずに、渡された冒険者証を呆然と見ていると、アリーセの方の査定も終わったらしく、エマに別れを告げていた。
「いや、ちょっと待て、おかしくないか? 手を置いただけなんだけど、こんなに簡単に、どこの誰かも分からない俺が冒険者になれちゃって良いのかよ!?」
すると、アリーセとエマは、何言ってるんだろうこの人? とでも言わんばかりに二人して不思議そうに首を傾げている。不覚にもちょっと可愛いなと思ってしまったが、記憶が無い設定の俺に説明して欲しいものである。
「そうですね、本来でしたら冒険者になる為に試験を行わせて頂いてますが、Dランクの冒険者であるアリーセさんからの推薦がありましたので、試験や登録料の免除をさせて頂きました」
要は、試験や登録料は、そこら辺の浮浪者や小さな子供、犯罪者や戦う力の無い人をホイホイ冒険者にしてしまわない為の処置で、能力や人格等を推薦者が保証をする事で、それらの手間を省く事が出来るようになっているそうだ。
もともと依頼をこなしてくれる人材は、いくらでも欲しいとのことだった。
まあ、給料払ってるわけじゃないし、完全な歩合制だから人数確保していても別に問題は無いってところなのだろう。
依頼を受けて仕事をしないと報酬は貰えないが、登録をする事で、身分等は冒険者ギルドが保証してくれ、ギルド運営する宿や酒場兼食堂等の施設も格安で使用出来るそうだ。
「アリーセは、良かったのか? 俺の事を推薦してしまって」
推薦者であるアリーセは、もし俺が何かやらかしたら責任を取らなければならない。
今日会ったばかりで、身元の怪しい俺をそんなに簡単に信用してしまって良いのだろうか?
パパはアリーセが悪い人に騙されないか心配です。
「誰がパパよ? むしろ保護者は私の方だと思うんだけど?」
「おや? 心の声が漏れていたか?」
「今日会ったばかりでってあたりからね」
マジか、気をつけよう。
「大丈夫ですよ。アリーセさんは実績もありますし、人を見る目も確かだと思います」
でなければ推薦は受けなかったと、エマは笑顔で答えてくれる。
「ま、ともかく、もう用件は済んだから、夕飯でも食べましょ、イオリには結構貰っちゃってるから奢るわ」
エマに別れを告げ、ギルドを後にする。
併設の酒場でも食事が可能だそうだが、来るときにやらかしたので、別の所にしたいらしく素直に従うことにする。
なんか、流されてるけれど、信用されてるというのは、少し、いや結構嬉しいと思う。
元の世界で、そんな事は無かったし、あっても、何か仕事の責任を取らされる時に都合の良い意味合いでの信用くらいだった。
あれ?これって俺がチョロいのだろうか?
「あそこが、私のイチオシの『白兎亭』よ。冒険者支援もあるし宿もやっているから、今日はあそこに泊まると良いわ」
「おお、それは助かる。ずいぶん可愛い名前の店なんだな」
厳つい冒険者が集まる店にしてはであるが。
「そうね、でも、あそこの兎のシチューは絶品よ?」
「食う方でその名前なのかよ!?」
まあ、飯がうまいなら、それに越したことはないか。
俺はアリーセの後に続いて、白兎亭に足を踏み入れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んでいただきありがとうございます。
感想等頂けるとイラスト描いちゃうくらい喜びます
0
お気に入りに追加
1,396
あなたにおすすめの小説
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第二章シャーカ王国編
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜【毎日更新】
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
神様に転生させてもらった元社畜はチート能力で異世界に革命をおこす。賢者の石の無限魔力と召喚術の組み合わせって最強では!?
不死じゃない不死鳥(ただのニワトリ)
ファンタジー
●あらすじ
ブラック企業に勤め過労死してしまった、斉藤タクマ。36歳。彼は神様によってチート能力をもらい異世界に転生をさせてもらう。
賢者の石による魔力無限と、万能な召喚獣を呼べる召喚術。この二つのチートを使いつつ、危機に瀕した猫人族達の村を発展させていく物語。だんだんと村は発展していき他の町とも交易をはじめゆくゆくは大きな大国に!?
フェンリルにスライム、猫耳少女、エルフにグータラ娘などいろいろ登場人物に振り回されながらも異世界を楽しんでいきたいと思います。
タイトル変えました。
旧題、賢者の石による無限魔力+最強召喚術による、異世界のんびりスローライフ。~猫人族の村はいずれ大国へと成り上がる~
※R15は保険です。異世界転生、内政モノです。
あまりシリアスにするつもりもありません。
またタンタンと進みますのでよろしくお願いします。
感想、お気に入りをいただけると執筆の励みになります。
よろしくお願いします。
想像以上に多くの方に読んでいただけており、戸惑っております。本当にありがとうございます。
※カクヨムさんでも連載はじめました。
実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、pixivにも投稿中。
※小説家になろうでは最新『勇者祭編』の中盤まで連載中。
BLゲームに転生した俺、クリアすれば転生し直せると言われたので、バッドエンドを目指します! 〜女神の嗜好でBLルートなんてまっぴらだ〜
とかげになりたい僕
ファンタジー
不慮の事故で死んだ俺は、女神の力によって転生することになった。
「どんな感じで転生しますか?」
「モテモテな人生を送りたい! あとイケメンになりたい!」
そうして俺が転生したのは――
え、ここBLゲームの世界やん!?
タチがタチじゃなくてネコはネコじゃない!? オネェ担任にヤンキー保健医、双子の兄弟と巨人後輩。俺は男にモテたくない!
女神から「クリアすればもう一度転生出来ますよ」という暴言にも近い助言を信じ、俺は誰とも結ばれないバッドエンドをクリアしてみせる! 俺の操は誰にも奪わせはしない!
このお話は小説家になろう、カクヨムでも掲載しています。
Sランクパーティから追放された俺、勇者の力に目覚めて最強になる。
石八
ファンタジー
主人公のレンは、冒険者ギルドの中で最高ランクであるSランクパーティのメンバーであった。しかしある日突然、パーティリーダーであるギリュウという男に「いきなりで悪いが、レンにはこのパーティから抜けてもらう」と告げられ、パーティを脱退させられてしまう。怒りを覚えたレンはそのギルドを脱退し、別のギルドでまた1から冒険者稼業を始める。そしてそこで最強の《勇者》というスキルが開花し、ギリュウ達を見返すため、己を鍛えるため、レンの冒険譚が始まるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる