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快楽地獄2
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「セックスの才能があると豪語するだけのことはあるな。メスイキなんて簡単に味わえるものじゃない。気持ちいいか?」
「よ、くないっ。怖い……怖いって!」
「イったならよくないことはないだろう。射精できるまでヤってやる。存分に楽しめ」
「嫌だっ……! ほんとに、やめっ……! ああっ」
快楽の波が再び叶真に襲い掛かる。身体の奥からぐずぐずと溶け出してしまいそうなほど強い快楽だ。それは叶真が体験した性的快感の中でもっとも激しいものだった。気持ちいいが底知れぬ快楽に叶真は恐怖する。
「も、やだ……っ! あっ、あ、また……、イくっ!」
強い快楽の波に飲み込まれ、叶真は身体を強張らせた。二度目の絶頂だ。性器が脈打ち、たらりと蜜をこぼしたが、体内にくすぶる熱は一向に引かない。
まただ。射精する時よりも何倍も強い快感を得て達しているというのに、蓋でもされたように射精することが出来ない。
達したと同時に痙攣する内部はキョウスケに叶真の絶頂を知らせていた。だが精を吐き出せていないのを確認すると更に苛烈に叶真を攻めたてる。射精できるまでヤると言われたのは本当らしい。
「うぅ……あ……や、め……」
「止めて欲しいならさっさと出せ」
出せと言われて出せるのならばそうしている。達しているのになぜ出せないのか、それは叶真にも分からない。
立て続けに達した叶真は快楽に逆らう力はもうなく、すすり泣くような喘ぎを漏らすことしかもう出来なかった。
キョウスケに止める気配がないのなら言う通りに早く射精するしか快楽から逃れる方法はないだろう。
叶真は達して敏感になった身体の感覚を研ぎ澄まし、自ら快感を求めた。それは気持ちいいからではなく、早く終わりにしたいからだ。だが叶真の気持ちなど知らないキョウスケは、積極的に求め始めた叶真を見てニヤリと笑う。
「やっぱりいいんじゃないか。浅ましい奴だな。腰まで振って……」
キョウスケは叶真を淫乱だと笑ったが、叶真にとってそんなものはもうどうでもよかった。解放されたい、それだけだ。
内部の指が少しだけ折れ曲がり、キョウスケの爪が前立腺を引っかいた。少し痛いくらいの強烈な快感に叶真は歯を食いしばる。そのとき口の中を切ったのか血の味が広がるが、快感の強さに痛みは感じなかった。
「ふ、う……あ、ああ……」
三度目の絶頂への波は、進んで求めたからかそれほど時間が掛からなかった。
「あ、イっ……!」
弛緩していた身体にぐっと力が入り、叶真は三度目の絶頂を迎えた。頭の中が白くなるほどの快感の中に、やはりくすぶり続ける熱を感じる。
吐精出来ていない。自分から求め、達したというのにやはり精を出せなかった。この拷問のような快楽がまだ続くのかと思うと、叶真は絶望しかない。
「ひっ、う……く……」
目隠しをしている黒い布が、叶真の涙で濡れていく。口元からはだらしなく涎が垂れ、全身の毛穴からは汗が噴出した。射精は出来ていないものの性器からは透明な蜜を垂れ流し続けている。全身の穴という穴から何かが溢れ出し、叶真は自分が溶けているのではとさえ思った。
「よ、くないっ。怖い……怖いって!」
「イったならよくないことはないだろう。射精できるまでヤってやる。存分に楽しめ」
「嫌だっ……! ほんとに、やめっ……! ああっ」
快楽の波が再び叶真に襲い掛かる。身体の奥からぐずぐずと溶け出してしまいそうなほど強い快楽だ。それは叶真が体験した性的快感の中でもっとも激しいものだった。気持ちいいが底知れぬ快楽に叶真は恐怖する。
「も、やだ……っ! あっ、あ、また……、イくっ!」
強い快楽の波に飲み込まれ、叶真は身体を強張らせた。二度目の絶頂だ。性器が脈打ち、たらりと蜜をこぼしたが、体内にくすぶる熱は一向に引かない。
まただ。射精する時よりも何倍も強い快感を得て達しているというのに、蓋でもされたように射精することが出来ない。
達したと同時に痙攣する内部はキョウスケに叶真の絶頂を知らせていた。だが精を吐き出せていないのを確認すると更に苛烈に叶真を攻めたてる。射精できるまでヤると言われたのは本当らしい。
「うぅ……あ……や、め……」
「止めて欲しいならさっさと出せ」
出せと言われて出せるのならばそうしている。達しているのになぜ出せないのか、それは叶真にも分からない。
立て続けに達した叶真は快楽に逆らう力はもうなく、すすり泣くような喘ぎを漏らすことしかもう出来なかった。
キョウスケに止める気配がないのなら言う通りに早く射精するしか快楽から逃れる方法はないだろう。
叶真は達して敏感になった身体の感覚を研ぎ澄まし、自ら快感を求めた。それは気持ちいいからではなく、早く終わりにしたいからだ。だが叶真の気持ちなど知らないキョウスケは、積極的に求め始めた叶真を見てニヤリと笑う。
「やっぱりいいんじゃないか。浅ましい奴だな。腰まで振って……」
キョウスケは叶真を淫乱だと笑ったが、叶真にとってそんなものはもうどうでもよかった。解放されたい、それだけだ。
内部の指が少しだけ折れ曲がり、キョウスケの爪が前立腺を引っかいた。少し痛いくらいの強烈な快感に叶真は歯を食いしばる。そのとき口の中を切ったのか血の味が広がるが、快感の強さに痛みは感じなかった。
「ふ、う……あ、ああ……」
三度目の絶頂への波は、進んで求めたからかそれほど時間が掛からなかった。
「あ、イっ……!」
弛緩していた身体にぐっと力が入り、叶真は三度目の絶頂を迎えた。頭の中が白くなるほどの快感の中に、やはりくすぶり続ける熱を感じる。
吐精出来ていない。自分から求め、達したというのにやはり精を出せなかった。この拷問のような快楽がまだ続くのかと思うと、叶真は絶望しかない。
「ひっ、う……く……」
目隠しをしている黒い布が、叶真の涙で濡れていく。口元からはだらしなく涎が垂れ、全身の毛穴からは汗が噴出した。射精は出来ていないものの性器からは透明な蜜を垂れ流し続けている。全身の穴という穴から何かが溢れ出し、叶真は自分が溶けているのではとさえ思った。
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