お婆ちゃん転生

ニキ

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〜お婆ちゃんの最後〜

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PM10:52

ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピッ!
「オイ!急げ!」

「お婆ちゃん!お婆ちゃん!!!」
「死んじゃやだよォォォお!!!」
「母さん!」

シュコォーシュコォー
(おやまぁ、騒がしいねぇ。)

「母さん!まだ行かないでくれ!」

シュコォーシュコォー
(おやまあ、ヒロシや。50すぎてまだわしに甘えるんか、程々にしとかんと珠江たまえさんが引いてしまうぞい。)

「お義母さん!しっかりしてください!」

シュコォーシュコォー
(おや、珠江さんまでどうしたんじゃ、大丈夫じゃから来なくてもいいと言っておいたのに…。子供の面倒も見なくちゃならんじゃろう。)

「親父!!!まだお袋連れていくには早ぇよ!」

シュコォーシュコォー
(たかし、次男坊のお前までなんでここに居るんだい、最近また賞を貰いに海外出かけとったんじゃなかったんかぁ?)

「お母さん!まだ待ってください!あと少し!あと、少しだけ…!!!」

シュコォーシュコォー
(おや、優介ゆうすけも来とるんかい。お前は今までどこほっつき歩いとった?またアイリカか?それともフロンダか?)

「お母さん!!!何してんのよ!」

シュコォーシュコォー
(柚李ゆりか?久しぶりじゃのう。宇宙に行っとったんじゃないんか?
3年ぶりかねぇ…)

「お婆ちゃん!!!しっかりしてよぉ!」

シュコォーシュコォー
(叶夢とわちゃん?あらあら、涙で可愛い顔が台無しになっとるよ、叶夢ちゃんには笑顔が似おうとる)

「うわぁぁぁぁあああん!お婆ちゃぁぁぁぁぁあん」

シュコォーシュコォー
(おや、奏空かなたはもう小学6年生だから泣かないんだ!って自慢げに話してくれた奏空はどこにおるんだ?わしには泣いてる奏空が見えるんじゃがどうしたもんかのぉ。)

ピッ!ピッ!ピッ!ピーッ!ピッ!ピーッ!ピッ!ピーッ!ピーッ!

シュコォー
(おや、そろそろ御迎えが来たかのぉ?最後の力、振り絞ってやるかの。)

カチャ、
「皆、よく、聞きな。」

「「「「「お母さん!」」」」」
「「お婆ちゃん!」」

「私はもう迎えが来たんじゃ、人はいつか死ぬ。だから悔やむでない、ここで死ぬのはそれがわしの人生じゃっただけじゃ。皆、壊れるなよ…、わしが死んだ後のことを少しじゃが手は打ってある、皆信頼出来るヤツらじゃ、遺言書の在処は叶夢ちゃん達に教えちょる。安心せぇ、それじゃあのう、達者でな。」

ピーッ!ピーッ!ピィーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

「「「「「お母さん!」」」」」
「「お婆ちゃぁぁあん!」」







シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン。








「PM11:18、國堂華子くにどうはなこさま96歳永眠されました。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


どうも、ニキです(●︎´▽︎`●︎)
いやぁ、どういう風に書けばいいのかわからず書いております。
心広く見てください_(꒪ཀ꒪」∠)_
そして専門用語などわかりませんのでご了承ください…(--;)

ゆっくりですが更新していくつもりですのでよろしくお願い致します。
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