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〇09 遊びの達人の妖精
しおりを挟む子供達は妖精と仲良し。
だって、共通の趣味があるから。
公園の茂みの中でかくれんぼしていた妖精さん達は、ある時子供達に見つかった。
妖精さんは、遊びの達人だったから。
新しい遊びを探していた子供達は、妖精さんから色んな遊びを教えてもらう事になった。
妖精の粉を使って、透明人間になって悪戯したり。
妖精の力を使って、宙をぷかぷか浮かんで、楽しくしたり。
他には、声がかわる飴玉を割って、わけあいっこ。
妖精の食べ物を食べて、ひと休憩しながら遊んだり。
すっかり仲良くなった子供達は、妖精さんの大親友。
また明日も遊ぼうね。
そう言って別れたけれど。
妖精さんはとってもかくれんぼ上手。
きっと次は見つからないよ。
探せないところに、上手くかくれちゃう。
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