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諦める勇気
擬態の効果
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「ファンドラの街はこっちの方向か……」
地図で方向を確認して歩き出した。
山の端はまだ見えないけど、いずれ登ってきたのと同じ高さを下らなければいけない。
ファンドラ側は傾斜が緩やか……なんて事はないよな。
淡い期待は抱かない事に決めた。
「勝利君、俺はフェンリルに擬態できないの?」
擬態スキルを見てみたけれど、そこには勝利君の名前だけで俺の名前は選択肢に無かった。
「『融合』する時に選んだ相手だけ、ミャオちゃんが『擬態』するにはまた魔物を『融合』で取り込まないとね」
「そっか……フェンリルもう一回行けばいる?」
もう一度あのグロシーンと対面するのは気が引けるけどフェンリルの力は欲しい。
「フェンリルはボスの立ち位置だからこの世界に一体だけ、それを取り込んじゃったから残念だけど無理だね」
じゃあ別の魔物ってことか……崖を下る事を考えるならサイクロプスとかのパワー型はより機動力の高い魔物と擬態したいな。
「じゃあ次に出会った魔物と『融合』してみようか。『融合』出来る魔物に上限は無いからさ」
見渡しの良い荒野を見渡しても魔物の影は見えない。
あまり魔物が出没する場所じゃないのかも。
そうなるといつ出会えるかわからなくなるし、何匹でも融合できると言うので次に出会った魔物を取り込んでみようという話で終わったのだが……勝利君の表情が陰っている。
あまり俺は融合しない方が良いのかな?
不機嫌そうにも見える勝利君に、内心ビクビクしながらその背中を叩いた。
「勝利君?俺、また何か悪い事言っちゃった?」
顔をあげた勝利君はパァッと笑顔を作ると大袈裟に手を振った。
「違う違う!!考え事してただけだから!!ミャオちゃんの言葉に悪い事なんて何もないよぉ~」
何もなくは無いだろうけど、そこは話が進まなくなるのでスルーして勝利君が考え込む様な事を想像してみる。
「考え事?まさかここにも従者候補がいるとか?」
ビクッと肩が跳ね、辺りを確認する。
あの面倒くさい流れをまたやらなければいけないのか?
「いや……そうじゃなくて……」
勝利君は向かうとこ敵無しだし、悩むとしたら従者候補の事かと思ったけど違うみたい、じゃあ勝利君を悩ませるほどの事とは?
「『融合』と『擬態』の為にミャオちゃんのレベルをめいっぱい上げたでしょ?」
「うん……それが?」
「ミャオちゃんのレベルが上がって接続時のミャオちゃんのスタミナもアップしたでしょ?ミャオちゃん相手なら何度だって勃つ自信はあるけど中出しは一回だけに限られてるし、満足させてあげるにはプレイのバリエーションを増やさないと飽きられちゃうなって……」
真剣な顔をして何を考えているんだろうかと思ったら、本当に何を考えているんだろう。
スルーして前を歩き始めた俺の背中に勝利君が問いかけてきた。
俺のスルー能力は大分上がったと思うんだけど。
「従魔達にも手伝って貰おうと思うんだけど、ミャオちゃんは『スライムのぬるぬる触手プレイ』『モフルキャットのふわふわ擽りプレイ』『雪ウサギダイフクンのネバネバ拘束プレイ』どれが良いと思う!?」
「可愛い従魔達をそんな事に使うなっ!!」
コントローラーを顔目掛けて投げつけた。
ここにきて俺のコントロールも随分上がりクリーンヒットするも、勝利君の防御力はそれ以上に高いので無傷。
「全然そんな事じゃない!!ミャオちゃんに気持ちよくなってもらう為なら従魔達だって喜んで協力するよ!!ミャオちゃんだって従魔達の事好きでしょ?」
「俺は勝利君じゃないとやだって言ってるだろ!!いくら従魔達が可愛くてもそれとこれとは別だ!!」
もう一度、手に戻したコントローラーを投げつけた。
俺を宥める様にすり寄ってきた従魔達。
言い争っている訳じゃないけど、勝利君を助ける為なんだろうなとわかっていながら、モフルキャットを抱き上げて歩き出した。
行けども行けども草一本生えていない石だらけの赤褐色の大地。
どこから何が飛び出してくるかわからない森もキツいが、何もない代わり映えのしない土地を歩き続けるのも辛いものだ。
どこまで歩いても魔物の姿は見えず気が緩んできたので、従魔達と石蹴りをしながら進んでいるといきなりウインドウが現れた。
『3角兎が現れた』
3角兎……昨日出会した1角兎の凶暴な姿を想像しながら周りを見るけど魔物の姿は見当たらない。
「ほらミャオちゃん、準備、準備!!」
勝利君が急かす様に戦闘位置を示す円へと入り、その向かいの魔物の立ち位置を示す円の中には……。
「……かまぼこ?」
頭の尖ったかまぼこの様な形の岩?
三角柱を横にした様なその岩からいきなり長い耳が飛び出して、三角の部分が顔らしくパチパチと瞬きを始めた。
岩に擬態する兎みたいで、3角兎の3角は3本の角じゃなくて三角形か。
あれの特徴を受け継ぐという事は……
「勝利君……体がとんがったり、岩になる能力は……いらないかも」
今欲しい能力は脚力。
「ああ見えてジャンプ力すごいよ?俺の作った魔物の中でもかなり凶悪な部類なんだから」
悪ふざけで作った様なあの魔物が?
どうせなら勝利君みたいにフェンリルとか強そうな魔物と融合したい。
「あいつの攻撃はね、敵の股間の下に入り込んでロケットジャンプするんだよ。三角木馬ならぬ三角岩兎だね」
股間の下……あの尖った体が……想像してギュッと股間を閉じた。
想像するだけで痛い。痛いなんてもんじゃない、拷問だ。
なんて凶悪な魔物を作り出すんだ。
勝利君の股間が破壊される前にしっかりと倒さなくては!!
「3角兎はそこまで強くないから最初から『瀕死』で大丈夫だよ」
瞬殺できる特級魔法を選ぼうと思ったけど、念を押されて渋々『瀕死』を選んだ。
あっさりと勝利君の一撃が決まり、3角兎のHゲージは赤く点滅する。
出来ればもっと格好いい魔物が良かったと渋りながらコントローラーを操作しようとしたが……。
『魔法剣士ショーリと接続が切れかかっています』
午前中からか!!
昨夜、サイクロプス、フェンリル……その前にも何度か戦闘をしていたからギリギリだったんだ。
「注意が出てもすぐには切れないから落ち着いてね。まずは『戦闘終了』して『融合』と『擬態』はミャオちゃん固定スキルで従者は関係ないから安心して良いよ」
とりあえずやってみろというので3角兎を取り込んで擬態を試してみる事にした。
勝利君の時と同じ様にやって、擬態した俺の姿は……良かった、三角にはなってない。
3角兎はジャンプ力が凄いと言っていたので試しにジャンプしてみたけど、変わった感じは無い。
ウサギの耳は生えたけど聴力が良くなった実感もない。
「勝利君、見た目が変わっただけで何の能力もなさそうなんだけど……」
「ミャオちゃんたら、耳が寝ちゃってる!!しっぽも可愛いっ!!」
ぎゅうっと抱きしめられて……あれ?何で?
急に力が抜けて地面にへたり込んだ。
抱きしめられただけなのに……フル。
勝利君の匂いに包まれただけで完勃ちなんだけど!?
「勝利君……これ、何で?」
股間を押さえて、見上げその顔を見ると……欲しい。
欲しくて、欲しくて、欲しくて堪らない。
体が熱を帯びて、息も上がる。
体の芯の疼気に自分の体を抱きしめた。
「従者が必要なのはコントローラーを守る為の力。じゃあ、コントローラーは?コントローラーに必要な能力は何だと思う?」
俺の横にしゃがみ込み勝利君に顎を持ち上げられる。
「はっ……はっ……はぁ、はぁ?」
勝利君が何を言っているのか聞いてはいるのに、頭に入ってこない。
目の前の勝利君とやる事しか考えられない。
「コントローラーに必要な力は、より強い従者を引きつけ繋ぎ止める力だよ。ミャオちゃんすっげぇやらしぃ顔……知ってる?ウサギって動物の中で一番性欲が強くて……年中発情期らしいよ?」
勝利君の手のひらが服越しに俺のモノに触れた。
気持ちいい……もっと……して。
「ミャオちゃん自分から腰擦り付けてくるのやらしくて良いね。ちょうど接続も切れかかってるし……再接続する?」
キスしたいと寄せた唇を指で制止され、その指が口内に入り込んで……舌を絡めてしゃぶった。
バチバチと電気が弾ける音が煩い。
「する……いっぱいしたい……勝利君の早く頂戴……」
欲望のままに『接続』を開始させた。
地図で方向を確認して歩き出した。
山の端はまだ見えないけど、いずれ登ってきたのと同じ高さを下らなければいけない。
ファンドラ側は傾斜が緩やか……なんて事はないよな。
淡い期待は抱かない事に決めた。
「勝利君、俺はフェンリルに擬態できないの?」
擬態スキルを見てみたけれど、そこには勝利君の名前だけで俺の名前は選択肢に無かった。
「『融合』する時に選んだ相手だけ、ミャオちゃんが『擬態』するにはまた魔物を『融合』で取り込まないとね」
「そっか……フェンリルもう一回行けばいる?」
もう一度あのグロシーンと対面するのは気が引けるけどフェンリルの力は欲しい。
「フェンリルはボスの立ち位置だからこの世界に一体だけ、それを取り込んじゃったから残念だけど無理だね」
じゃあ別の魔物ってことか……崖を下る事を考えるならサイクロプスとかのパワー型はより機動力の高い魔物と擬態したいな。
「じゃあ次に出会った魔物と『融合』してみようか。『融合』出来る魔物に上限は無いからさ」
見渡しの良い荒野を見渡しても魔物の影は見えない。
あまり魔物が出没する場所じゃないのかも。
そうなるといつ出会えるかわからなくなるし、何匹でも融合できると言うので次に出会った魔物を取り込んでみようという話で終わったのだが……勝利君の表情が陰っている。
あまり俺は融合しない方が良いのかな?
不機嫌そうにも見える勝利君に、内心ビクビクしながらその背中を叩いた。
「勝利君?俺、また何か悪い事言っちゃった?」
顔をあげた勝利君はパァッと笑顔を作ると大袈裟に手を振った。
「違う違う!!考え事してただけだから!!ミャオちゃんの言葉に悪い事なんて何もないよぉ~」
何もなくは無いだろうけど、そこは話が進まなくなるのでスルーして勝利君が考え込む様な事を想像してみる。
「考え事?まさかここにも従者候補がいるとか?」
ビクッと肩が跳ね、辺りを確認する。
あの面倒くさい流れをまたやらなければいけないのか?
「いや……そうじゃなくて……」
勝利君は向かうとこ敵無しだし、悩むとしたら従者候補の事かと思ったけど違うみたい、じゃあ勝利君を悩ませるほどの事とは?
「『融合』と『擬態』の為にミャオちゃんのレベルをめいっぱい上げたでしょ?」
「うん……それが?」
「ミャオちゃんのレベルが上がって接続時のミャオちゃんのスタミナもアップしたでしょ?ミャオちゃん相手なら何度だって勃つ自信はあるけど中出しは一回だけに限られてるし、満足させてあげるにはプレイのバリエーションを増やさないと飽きられちゃうなって……」
真剣な顔をして何を考えているんだろうかと思ったら、本当に何を考えているんだろう。
スルーして前を歩き始めた俺の背中に勝利君が問いかけてきた。
俺のスルー能力は大分上がったと思うんだけど。
「従魔達にも手伝って貰おうと思うんだけど、ミャオちゃんは『スライムのぬるぬる触手プレイ』『モフルキャットのふわふわ擽りプレイ』『雪ウサギダイフクンのネバネバ拘束プレイ』どれが良いと思う!?」
「可愛い従魔達をそんな事に使うなっ!!」
コントローラーを顔目掛けて投げつけた。
ここにきて俺のコントロールも随分上がりクリーンヒットするも、勝利君の防御力はそれ以上に高いので無傷。
「全然そんな事じゃない!!ミャオちゃんに気持ちよくなってもらう為なら従魔達だって喜んで協力するよ!!ミャオちゃんだって従魔達の事好きでしょ?」
「俺は勝利君じゃないとやだって言ってるだろ!!いくら従魔達が可愛くてもそれとこれとは別だ!!」
もう一度、手に戻したコントローラーを投げつけた。
俺を宥める様にすり寄ってきた従魔達。
言い争っている訳じゃないけど、勝利君を助ける為なんだろうなとわかっていながら、モフルキャットを抱き上げて歩き出した。
行けども行けども草一本生えていない石だらけの赤褐色の大地。
どこから何が飛び出してくるかわからない森もキツいが、何もない代わり映えのしない土地を歩き続けるのも辛いものだ。
どこまで歩いても魔物の姿は見えず気が緩んできたので、従魔達と石蹴りをしながら進んでいるといきなりウインドウが現れた。
『3角兎が現れた』
3角兎……昨日出会した1角兎の凶暴な姿を想像しながら周りを見るけど魔物の姿は見当たらない。
「ほらミャオちゃん、準備、準備!!」
勝利君が急かす様に戦闘位置を示す円へと入り、その向かいの魔物の立ち位置を示す円の中には……。
「……かまぼこ?」
頭の尖ったかまぼこの様な形の岩?
三角柱を横にした様なその岩からいきなり長い耳が飛び出して、三角の部分が顔らしくパチパチと瞬きを始めた。
岩に擬態する兎みたいで、3角兎の3角は3本の角じゃなくて三角形か。
あれの特徴を受け継ぐという事は……
「勝利君……体がとんがったり、岩になる能力は……いらないかも」
今欲しい能力は脚力。
「ああ見えてジャンプ力すごいよ?俺の作った魔物の中でもかなり凶悪な部類なんだから」
悪ふざけで作った様なあの魔物が?
どうせなら勝利君みたいにフェンリルとか強そうな魔物と融合したい。
「あいつの攻撃はね、敵の股間の下に入り込んでロケットジャンプするんだよ。三角木馬ならぬ三角岩兎だね」
股間の下……あの尖った体が……想像してギュッと股間を閉じた。
想像するだけで痛い。痛いなんてもんじゃない、拷問だ。
なんて凶悪な魔物を作り出すんだ。
勝利君の股間が破壊される前にしっかりと倒さなくては!!
「3角兎はそこまで強くないから最初から『瀕死』で大丈夫だよ」
瞬殺できる特級魔法を選ぼうと思ったけど、念を押されて渋々『瀕死』を選んだ。
あっさりと勝利君の一撃が決まり、3角兎のHゲージは赤く点滅する。
出来ればもっと格好いい魔物が良かったと渋りながらコントローラーを操作しようとしたが……。
『魔法剣士ショーリと接続が切れかかっています』
午前中からか!!
昨夜、サイクロプス、フェンリル……その前にも何度か戦闘をしていたからギリギリだったんだ。
「注意が出てもすぐには切れないから落ち着いてね。まずは『戦闘終了』して『融合』と『擬態』はミャオちゃん固定スキルで従者は関係ないから安心して良いよ」
とりあえずやってみろというので3角兎を取り込んで擬態を試してみる事にした。
勝利君の時と同じ様にやって、擬態した俺の姿は……良かった、三角にはなってない。
3角兎はジャンプ力が凄いと言っていたので試しにジャンプしてみたけど、変わった感じは無い。
ウサギの耳は生えたけど聴力が良くなった実感もない。
「勝利君、見た目が変わっただけで何の能力もなさそうなんだけど……」
「ミャオちゃんたら、耳が寝ちゃってる!!しっぽも可愛いっ!!」
ぎゅうっと抱きしめられて……あれ?何で?
急に力が抜けて地面にへたり込んだ。
抱きしめられただけなのに……フル。
勝利君の匂いに包まれただけで完勃ちなんだけど!?
「勝利君……これ、何で?」
股間を押さえて、見上げその顔を見ると……欲しい。
欲しくて、欲しくて、欲しくて堪らない。
体が熱を帯びて、息も上がる。
体の芯の疼気に自分の体を抱きしめた。
「従者が必要なのはコントローラーを守る為の力。じゃあ、コントローラーは?コントローラーに必要な能力は何だと思う?」
俺の横にしゃがみ込み勝利君に顎を持ち上げられる。
「はっ……はっ……はぁ、はぁ?」
勝利君が何を言っているのか聞いてはいるのに、頭に入ってこない。
目の前の勝利君とやる事しか考えられない。
「コントローラーに必要な力は、より強い従者を引きつけ繋ぎ止める力だよ。ミャオちゃんすっげぇやらしぃ顔……知ってる?ウサギって動物の中で一番性欲が強くて……年中発情期らしいよ?」
勝利君の手のひらが服越しに俺のモノに触れた。
気持ちいい……もっと……して。
「ミャオちゃん自分から腰擦り付けてくるのやらしくて良いね。ちょうど接続も切れかかってるし……再接続する?」
キスしたいと寄せた唇を指で制止され、その指が口内に入り込んで……舌を絡めてしゃぶった。
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