扉を開けてはいないから

人とコミュニケーションを取るのが苦手だった。

そんな俺の手を引いてくれた人。その日から彼は特別な友達になって、きっと彼は俺の人生を変えてくれる人。そう確信してこれからの未来を夢見た時、彼は突然俺の前から消えた。
そして現れた『赤い扉』に付きまとわれる。赤い扉が開いたその先にあるものとは……幸せか不幸か。

※他サイト様で公開していた作品を加筆修正したものとなっております
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