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35 シャルロッテ・ネスレ女子爵 《おんなししゃく》
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だるまさんが転んだ! 恐ろしいゲームだった
シェアラの伯爵邸に帰りどんな遊びか教えてもらった、
二人ぽっちで遊んでも面白くないとの事ので何人かの使用人を連れてきた、
メイドが三人、まあこれは良い、執事見習いのカールトン
あと名を知らないが、調理補の二人、
これで全部で八人、当然のごとく僕も入ってる
何が恐ろしいって? そう鬼になった僕が「だるまさんがころ んだ」
とかやって、すごくも近くなっても誰も僕にタッチしない
タッチするのはロッテだけ うん主人には気軽に触れないよな
そういうことが何度も繰り返されて・・・・・
疲れた 調理補達なんか何度も青筋の先輩たちに睨みつけられていたが
僕が替わりに謝った・・・・ 疲れた・・
そうこうするうちにシェアラも帰宅して夕食の時間になった、
さてと気を取り直して ロッテの今後についてのことを
ある程度に詰めていくことにする、 お祈りを済ませ 夕食を頂く
「だるまさんがころんだ・・・ あしたも するの」
皆無言だった、 そんな空気を払拭すべく僕が発言する、
「決定事項1 ロッテはただいまをもってネスレ子爵を襲爵、
届は二日後 住むのは主にここ
サザランド伯爵邸、子爵領には代官を置く、
代官はサザランド伯爵邸の会計主任を一月後に出向させる、」
「おおおお」パチパチパチ 「おめでとうございますシャルロッテ子爵様」
「ししゃく? かたそうなの」
「決定事項2 ロッテの武技、マナー、ダンス、
教養などの専属教師を急いで選別する
身内がやると甘くなるので僕とシェアラは除外する、」
とここまで発表してロッテを見ると
「おべんきょ こわいの」「大丈夫よロッテちゃん」
とシェアラがロッテの手を取っている、
「決定事項3 ロッテの遊び相手兼学友を選ぶ、これは家臣の中からでも良い、
まあ、同年代の女の子だね、シェアラに一任したいけどいいかな?
二人までかな よくわからないけど子爵家当主で難しいかもしれないね」
「決定事項4 ロッテのドレス、アクセサリーなどを調達する、商人を呼ぶことになる、
これも当然シェアラか当家のメイド長とネスレ子爵家のメイド長の三人で決めてくれ」
「と、ここまで勝手に決めたわけだが シェアラさん 何か落ちてるかな?」
「襲名披露なんかはどうするの?」
「おっと、それは大事だね 子爵邸の改修が終わるのが一月後
なので、ドレスの仕上がりはあと40の日くらいでどうかな、
ロッテはダンスは 踊らなくてもいいか?」「いいと思うわ、まだ五歳だし」
「おにいちゃんと おどるの」「うん、わかった ダンスは僕と一曲だけでいいね」
「じゃあ、決定事項5ね、襲名披露はあと40の日ごろに
ネスレ子爵邸にて執り行いますね」
「ヤーロー招待客は?」「難しい問題が残ってたか」
「僕らは新参貴族だからなあ三家の執事が集まって選んだらどうだろう?」
「重大な取りこぼしが出そうね」「どうだろう。辺境伯様に相談したら」
「そうね 近頃ご無沙汰気味だし 献上剣のお礼もあるし、面会を乞いますか」
となると、 「「土産だね」ね」
「決定事項6として襲名披露の招待状作成、辺境伯様の協力を求める。」
今日はこの辺にしようか?」「そうしましょう」
「おはなし ながいの」「ごめんごめん」
ロッテちゃん シェアラさんの隣から とことととと僕のひざに座った。
いやされる~~~
「もう たべられないの しょうろんぽうは おいしいの」
ロッテの長い寝言を聞きながら、いま僕はベッドの中 人生初の川の字
目がさえまくっている、だってねえ さすがにこの状態では
何もできないよね そんなわけでドレッド・マーブル辺境伯様への土産だ、
剣はダメか、無難なものではだめだな
希少な物、聖遺物、だめだ 希少すぎるか いやそうでもないか
待て待て、有ったじゃないか 聖カロン様の著作「南方見聞録」
これ世界に一冊の超希少本、新品になってるのが惜しい、
だが待てよ?これってもしかして・・・・
収納の時間を加速できないかな? そう思ったらあっさりできた、
試しに50年からはじめて結局
300年の時間遡行、いい感じでボロボロ、これをラシャに包んで箱に入れてお土産にする、
たぶんこれでいいはず 遺跡調査で見つけたことにしよう、
実際ネスレ子爵領で見つけたものだし、発見者の僕の物らしいから
所有権は問題はない、 さて安心して眠ろうか お休みシェアラ、ロッテ
※世界観 その2 (以下メモなので読む必要なし)
よく異世界ものラノベで学園物が出てきますが、
この話の世界では貴族が入る学園のある国はほぼありません、王子がいたり王女がいたり
王太子や皇太子などの王族だけが学べる帝王学
その帝王学など学園が教えることなどできようはずがありませんしね、
貴族教育は各貴族が教師を雇ったり、部下を使って子供たちを教育します、
そして男子の次男以降は割と幼い12歳前後で見習士官として
軍事に従事するのですが軍学校という制度もありません、貴族社会は軍事がすべてなのです、
貴族の子弟を一か所に集めて何年も遊ばせてはおけないのです、
貴族の子弟は見習士官として軍に所属し戦闘に参加することで文字通り命がけなのです。
見習士官がいきなり戦場に出て戦死するなどは良くあることなのですが、中には捕虜とされ
身代金を払って解放なんてこともままあることです、
女子はというとお茶会、ダンスパーティー、絵、音楽、詩、観劇、などの文化 恋と不倫とsexなどの
まあ我が世の春を謳歌してるというわけで、貴族の結婚は政略結婚、
そして平民はというと兵役の義務が課せられています、一度徴兵されると
死んでおしまいか四肢欠損などで除隊できればいい方ですが
そうなると物乞いぐらいしか生きるすべはありません
海軍の兵役は募集と強制徴募がありますので平民はのんびり街も歩けません。
海軍の強制徴募隊は非常に恐れられていました、
戦死しても補償は雀の涙 生きてる間に稼ぐには陸軍兵なら略奪、水兵なら拿捕賞金くらい
シェアラの伯爵邸に帰りどんな遊びか教えてもらった、
二人ぽっちで遊んでも面白くないとの事ので何人かの使用人を連れてきた、
メイドが三人、まあこれは良い、執事見習いのカールトン
あと名を知らないが、調理補の二人、
これで全部で八人、当然のごとく僕も入ってる
何が恐ろしいって? そう鬼になった僕が「だるまさんがころ んだ」
とかやって、すごくも近くなっても誰も僕にタッチしない
タッチするのはロッテだけ うん主人には気軽に触れないよな
そういうことが何度も繰り返されて・・・・・
疲れた 調理補達なんか何度も青筋の先輩たちに睨みつけられていたが
僕が替わりに謝った・・・・ 疲れた・・
そうこうするうちにシェアラも帰宅して夕食の時間になった、
さてと気を取り直して ロッテの今後についてのことを
ある程度に詰めていくことにする、 お祈りを済ませ 夕食を頂く
「だるまさんがころんだ・・・ あしたも するの」
皆無言だった、 そんな空気を払拭すべく僕が発言する、
「決定事項1 ロッテはただいまをもってネスレ子爵を襲爵、
届は二日後 住むのは主にここ
サザランド伯爵邸、子爵領には代官を置く、
代官はサザランド伯爵邸の会計主任を一月後に出向させる、」
「おおおお」パチパチパチ 「おめでとうございますシャルロッテ子爵様」
「ししゃく? かたそうなの」
「決定事項2 ロッテの武技、マナー、ダンス、
教養などの専属教師を急いで選別する
身内がやると甘くなるので僕とシェアラは除外する、」
とここまで発表してロッテを見ると
「おべんきょ こわいの」「大丈夫よロッテちゃん」
とシェアラがロッテの手を取っている、
「決定事項3 ロッテの遊び相手兼学友を選ぶ、これは家臣の中からでも良い、
まあ、同年代の女の子だね、シェアラに一任したいけどいいかな?
二人までかな よくわからないけど子爵家当主で難しいかもしれないね」
「決定事項4 ロッテのドレス、アクセサリーなどを調達する、商人を呼ぶことになる、
これも当然シェアラか当家のメイド長とネスレ子爵家のメイド長の三人で決めてくれ」
「と、ここまで勝手に決めたわけだが シェアラさん 何か落ちてるかな?」
「襲名披露なんかはどうするの?」
「おっと、それは大事だね 子爵邸の改修が終わるのが一月後
なので、ドレスの仕上がりはあと40の日くらいでどうかな、
ロッテはダンスは 踊らなくてもいいか?」「いいと思うわ、まだ五歳だし」
「おにいちゃんと おどるの」「うん、わかった ダンスは僕と一曲だけでいいね」
「じゃあ、決定事項5ね、襲名披露はあと40の日ごろに
ネスレ子爵邸にて執り行いますね」
「ヤーロー招待客は?」「難しい問題が残ってたか」
「僕らは新参貴族だからなあ三家の執事が集まって選んだらどうだろう?」
「重大な取りこぼしが出そうね」「どうだろう。辺境伯様に相談したら」
「そうね 近頃ご無沙汰気味だし 献上剣のお礼もあるし、面会を乞いますか」
となると、 「「土産だね」ね」
「決定事項6として襲名披露の招待状作成、辺境伯様の協力を求める。」
今日はこの辺にしようか?」「そうしましょう」
「おはなし ながいの」「ごめんごめん」
ロッテちゃん シェアラさんの隣から とことととと僕のひざに座った。
いやされる~~~
「もう たべられないの しょうろんぽうは おいしいの」
ロッテの長い寝言を聞きながら、いま僕はベッドの中 人生初の川の字
目がさえまくっている、だってねえ さすがにこの状態では
何もできないよね そんなわけでドレッド・マーブル辺境伯様への土産だ、
剣はダメか、無難なものではだめだな
希少な物、聖遺物、だめだ 希少すぎるか いやそうでもないか
待て待て、有ったじゃないか 聖カロン様の著作「南方見聞録」
これ世界に一冊の超希少本、新品になってるのが惜しい、
だが待てよ?これってもしかして・・・・
収納の時間を加速できないかな? そう思ったらあっさりできた、
試しに50年からはじめて結局
300年の時間遡行、いい感じでボロボロ、これをラシャに包んで箱に入れてお土産にする、
たぶんこれでいいはず 遺跡調査で見つけたことにしよう、
実際ネスレ子爵領で見つけたものだし、発見者の僕の物らしいから
所有権は問題はない、 さて安心して眠ろうか お休みシェアラ、ロッテ
※世界観 その2 (以下メモなので読む必要なし)
よく異世界ものラノベで学園物が出てきますが、
この話の世界では貴族が入る学園のある国はほぼありません、王子がいたり王女がいたり
王太子や皇太子などの王族だけが学べる帝王学
その帝王学など学園が教えることなどできようはずがありませんしね、
貴族教育は各貴族が教師を雇ったり、部下を使って子供たちを教育します、
そして男子の次男以降は割と幼い12歳前後で見習士官として
軍事に従事するのですが軍学校という制度もありません、貴族社会は軍事がすべてなのです、
貴族の子弟を一か所に集めて何年も遊ばせてはおけないのです、
貴族の子弟は見習士官として軍に所属し戦闘に参加することで文字通り命がけなのです。
見習士官がいきなり戦場に出て戦死するなどは良くあることなのですが、中には捕虜とされ
身代金を払って解放なんてこともままあることです、
女子はというとお茶会、ダンスパーティー、絵、音楽、詩、観劇、などの文化 恋と不倫とsexなどの
まあ我が世の春を謳歌してるというわけで、貴族の結婚は政略結婚、
そして平民はというと兵役の義務が課せられています、一度徴兵されると
死んでおしまいか四肢欠損などで除隊できればいい方ですが
そうなると物乞いぐらいしか生きるすべはありません
海軍の兵役は募集と強制徴募がありますので平民はのんびり街も歩けません。
海軍の強制徴募隊は非常に恐れられていました、
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