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45.山に行く前の、一仕事 ※
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――ダンジョン核・レベル203
攻撃力・15896
防御力・18007
魔法攻撃力・21032
魔法防御力・104893
素早さ・69908
幸運・∞×8
--------
--------
――勇名・レベル210
低∶侵入者を攻撃せよ。【1000╱1000】
低∶侵入者からの攻撃を防御せよ。【1000╱1000】
低∶侵入者からの攻撃を避けよ。【1000╱1000】
中∶誘惑せよ。【10╱10】
中∶ダンジョン内を模様替えせよ。【10╱10】
中∶小さき無垢な命に安息の場を設けよ。【10╱10】
高∶流れる光粒を捕まえよ。【0╱1】
高∶炎竜を使役せよ。【0╱1】
高∶大陸全ての名物品を見よ。【1╱1】
?∶?【?】
--------
やっぱり、炎竜だったな。
使役ってどうやるんだ?
全然、分かんね~ぞ。う~ん……。
レイドがトイレから戻って来たら、聞いてみるかな?
前からそうだけど。レイドと戦闘すると、凄い経験値もらえるんだよな~。
一回戦闘しただけで、だいたいレベル10は上がってる。
レイドは極級魔術師だから、経験値が高いのか?
△▼△▼△▼△▼
――ガチャッ。
あっ! 帰って来た!!
けっこう長かったから何かあったのかもしれないと、レイドに声を掛けようかと思っていたところだった。
あれ? 眉間に、すっげぇシワを寄せてる。
スッキリとは程遠い顔をしているけど――。
……ん? おい! まだアレが立ってんじゃん!!
抜いて来たんじゃないのかよ!?
「レイド、しっかり抜いて来いよ」
「……出なかった。これは、気にしないでくれ」
ええっ? 出なかった……?
あんな馬鹿みたいに、いつも出てるのに?
「それで、先程の続きだが。今回は、灰の禁術機による仕業だと俺は考えている」
「あ~。うん、まあ……そうだよな~」
え、まさか、そんなビンビンに立てたまま話すのか?
俺、話の内容……全然頭に入ってかないんだけど?
レイドは、俺の様子に気が付いたのか。ベッドに行き、掛け布団をソコに被せていて。一呼吸置いてから、再びこちらに目線を向けてきた。
「初めは物の破壊から始まり、徐々に生きている者達へと被害が出てきた。そして、最終的には火山を噴火させ、この国を破壊しようとしているのだろう。だが、今まだ噴火していないということは、恐らく炎竜が止めていると考えるのが妥当だ」
「え? 止めるって、人間の為に?」
レイドの言葉からだと、そう聞こえる。
「噂だと。炎竜は賢く、人間以上に知能が高い生き物らしいからな。もし火山が噴火した場合、どうなるか分かっているのかもしれない。ただ、俺も会ったことは無いから定かではないが」
「そうか……」
炎竜は、今の状況に……。とても、苦しんでるような気がする
「ああ。だから、これからその山に向かおうと思っている。今、分かっていることはこれで以上だが……。ヤマダ、何か質問はあるか?」
「う~ん、質問……」
質問、質問……あっ! そうだ!! 炎竜を使役出来るか、聞いてみよう!
「炎竜を使役とかって出来るか? もし、出来るならしてみたいなぁ~! なんて」
「使役……?」
レイドは、驚いたように目を大きく見開いている。
え……。もしかして、聞いちゃ……いけない感じだった?
まるで、時が止まってしまったかのように。レイドは、俺をじっと見詰めていた。
「あ~。出来ないなら、別に――」
「出来る。だか、それには――炎竜が、心から……その者に仕えたいと思う気持ちがあって出来るものだ。さっきも言ったように、炎竜は賢いからな。並大抵な人間では使役をすることは不可能なんだ。今までで、使役を出来た者は……皆無だ」
「ヘー。ワカッタ、アリガトウ」
おい、システム!! 流石に、これは無理難題すぎだろっ!!
そういう気持ちが、出会ったばっかの人に対して湧き上がる訳がない。
それこそ、心からなんて……一生かけても向けられないことだってあり得るんだ。
ああ~……。この勇名は、捨てるしかないかぁ~。
まあ、どちらにせよ。シークレットを期待するしかないもんな。
あっ、でも。なんだかんだでこいつとも仲良く(?)してはいるし、勇名は別に上げなくても……。
いや、いや、念のために上げた方が良いか。
俺が、頭をそれで悩ませていたら。レイドは、山へと向かう為の準備を、既に行っているようだった。
とは言っても、大抵の場合は魔法で何とかなる。だから、服の替えや飲み物などを、持って来ていたリュックから、小回りの利く簡易バッグの方に入れるだけだけどな。戦闘する時、直ぐに手放せるように……だそうだ。
俺も、準備を手伝っ……――えぇっ!?
――俺は、レイドのある一点を見て驚いた。
レイド……。まだ、収まってなかったのか?
未だに、ズボンを押し上げ。主張しているモノが、俺の目に映った。
あれじゃあ、苦しいだろ。まったく、しょうがない奴だなぁ~……。それに、あのまま外に出たら、誰かに通報されると思うんだけど……。
俺はレイドの間近くに寄った。それに気付いたレイドは、作業の手を止め。不思議そうな顔で、俺を見上げてくる。
「……? ヤマダ、どうし――」
「レイド、最後まではやらないからな?」
俺は、レイドのズボンをぐいっとずらし。そこへと顔を寄せ――硬く、そそり立つモノを口に入れた。
「ヤマダっ!? はぁ、ぅくっ! ヤ、ヤマダ、大丈夫だ、からっ! ……ん、んっ!」
慌てた様子のレイドを無視し。口の中にある、とろとろとした液を出す先端を、ぐりぐりと舌先で抉り。そのまま、ぢゅぅ……っ! と強く吸う。
レイドは気持ちよさそうな顔で、くぅ、んと子犬のような声を出しているから、手応えは良いみたいだ。
でも、あまり状況的に悠長にはしてられない。早急に出してもらう為。口を締め、頭を上下に激しく動かす。
ぢゅぼっ、ぢゅぼっ、ぢゅぼっ! 濡れた音が口から漏れ、口の中にあるレイドのモノからはしょっぱい液がたくさん出てきている。それを気にせず、飲み込んでいくと――何だか、お腹の中がじんわりと熱くなる感覚がした。けど、直ぐに。今やっていることに意識を向け、よく分からない熱を抑え込む。
「――ッ! ……ん、ぐっ、ぅ……っ!」
無意識にだろう。レイドが手で、俺の頭をソコにグッと押し付けたから。喉の方にまで、質量のあるモノが入り込み。少し、苦しい。
けど、息が出来ない程ではない。だから、そのまま。口と喉をキツく締め、再び頭を動かした。
「……っ、んっ……ヤ、マダ……はっ……!」
――よし、レイドのが膨らんで来たから……もう少しだな。
俺は、更に喉の奥にまで、大きく膨らんだモノを入れて。溢れ出る液を、ぢゅるるるるーーッと強く啜り取った。
「――――は、……く、ぅっ!!」
「……っんく、ん!」
大量な精液を、喉奥に流し込まれ。その熱い液を、ぢゅっぢゅっと吸うようにして飲み下していく――。
「――はぁっ、スゲー量だったな。どんだけ溜めてたんだよ?」
俺が、見上げると。うっとりとした顔をしているレイドと目が合った。
「あぁ、ヤマダが……。俺のを、そんな美味しそうに……」
えぇ~? 別に、美味しそうには飲んでねぇからな? やっぱ、苦くて不味いし……。
前にもやったから、一度も二度も一緒だ! みたいな気持ちで、今回も飲んじゃったけど……。普通はこれ、飲むもんじゃないよな?
俺の髪を、レイドが手で梳くようにして撫でていて。顔には笑みを浮かべ、嬉しそうにしている。
ん、まぁ……。今回ばかりは、俺が原因でもあるし。レイドに悪いと思ったからな……。喜んでるなら、そのまま喜ばせとこう。
「次は、しないからな?」
チラッとレイドの下腹部に視線を向けると、立ち上がってはいないから大丈夫そうだ。
「ヤマダ、ありがとう。お陰で助かった」
レイドは身だしなみを整え、中途半端にしていた準備に取り掛かったので。俺もそれを手伝い、程なくして準備が終わった。
それで、俺達は――原因となっている、その山へ向かうことにした。
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