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LV10のお仕事
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翌日、俺は情報共有会にアリエッサと向かう。他のチームメンバーはまだクエストから帰って来ていないが、いても基本二人で参加している。アリエッサの凄まじい威圧感であまり喋らなくて済むから便利なんだよな。
場所はチーム「シールドオブワールド」の拠点である。同じランク8のシールドオブワールドはLV9のジェフという男がチームリーダーを務める、100人規模のチームである。サクラの治安維持活動から強力な魔物の討伐まで幅広く依頼を受けている、サクラを代表するチームである。ジェフは猫の姿をした「ケットシー」という種族で見た目も可愛らしく、爽やかな好青年だ。性格も良いので付き合いやすくて良い。
今日はそこに俺らヘッズオブドラゴンと、もう一つ「赤い棘」が集合する。赤い棘もランク8のチームで、LV9のリーダー、ジャネットが構成するチームである。30名ほどのチームだが全員が女性となっており有名なチームである。ジャネットはダークエルフであり炎の魔法を使用することが多いのだが、独断専行のきらいがあり、自身の気分で時々無茶な行動をとる。ギルド及び他チームから警戒されている存在だ。
俺とアリエッサはシールドオブワールドの拠点に入る。
「ヘッズオブドラゴンのカミト様とアリエッサ様ですね。お待ちしておりました」メイドに出迎えられ、会議室に案内される。毎回思うんだが、やっぱりこういう強いチームにいるメイドもレベル高いのかなあ。いたずらで攻撃してみたくなるが後でジェフから怒られそうなので我慢する。
「他の皆様は既に集合されています。空いている席にお座りください」
俺は気乗りしないがドアを開ける。正面の席が二つ空いているのでとりあえず腰掛けることにした。気乗りしない会議だ。
「よし、全員揃ったな。早速だが情報交換会を始めるぞ」
笑顔のジェフの一言で会議が始まる。この会議の目的は、トップレベルのチーム同士で最近受けているクエストや気づいた変化などを共有することで、チーム同士のコミュニケーションをとり、不要な衝突やトラブルを防ぐことにある。ジェフの提案で月に1回実施している会議だ。
「それではこちらから報告させていただきます。先日我々は……」
シールドオブワールドの副リーダー、セレナが滔々と説明を開始する。セレナもハイエルフであるが、アリエッサとは極めて仲が悪い。俺というヒューマンを尊敬するアリエッサがハイエルフの生き様として気に食わないらしい。セレナとジェフは平等な関係らしいのだが……あまり変わらない気がする。言うと激昂されるので言わないけどね。アリエッサはセレナの話は聞いているが基本的に存在しない者として振る舞っている。揉めてないだけマシだが面倒な関係だ。
「それでは説明します。我々は……」
続いて赤い棘の副リーダー、ココが説明する。ココには問題はないのだが(優しそうな人間だし)、いかんせんこのチームは秘密が多い。
「一つ新しい依頼をジャネット様主導の本受領しているのですが、内容上、詳細は説明できません。完了次第共有します」
「いつも通りのくだらない秘密主義ね。雑魚が偉そうに何を言ってるの?」
アリエッサの一言で空気が凍る。恒例の光景だ。
「申し訳ないですが、現時点ではシークレットでお願いします」
ココも冷静に対応しているが少し声が震えている。
「あら、どうせあんなのところに関係ないから放っておいてもらえて大丈夫よ。くだらない依頼なの」
笑顔のジャネットが煽るようなことを言うので空気が悪化する。
「アリエッサ、こちらのチームの報告をするんだ」
「わかりました。現状ですが……」
今受けているクエストの話をアリエッサが説明する。俺の変身の話はしない。言って目をつけられることに得はないからな。まあ共有する必要性がある案件でもないだろう。
「ありがとうアリエッサ。そしてすまないが、一つ共有事項を忘れていた。最近サクラに強力な盗賊が入り込んだらしい。親玉のレベルは7相当とのことだ。いくつかのチームが強盗被害に遭っており、我々としても捜査をしているが顔も不明で難航している。君らのチームなら大丈夫だと思うが万が一があるので気をつけてくれ。また、何か情報があれば共有してくれると有り難い」
深刻な顔のジェフ。LV7相当というのは確かに相当厄介な盗賊だ。俺らなら瞬殺できるだろうが普通のチームだとそうはいかないだろう。ジェフ達が早期に解決してくれることを祈ろう。
「ここからはフリータイムだ。と、早速だがアリエッサに聞きたいことがある。最近冒険者ギルドのチーム募集掲示板を眺めている姿が目撃されている。新しいチームメンバーを募集しているのか?」
「答える必要ありますか?」
「ああ、遂にヘッズオブドラゴンが新メンバー募集かと話題になっている。しかしその割には新人を探すなんて不思議な行動だからな。気になっていたんだよ」
「なるほど。そういう意味ですと気まぐれで眺めていましたが、新メンバー募集はしていません。気にしないでください」
「そうか、わかった。伝えておくよ」
ジェフは安心した顔をしている。引き抜きとか色々面倒なことが起こらずに済んだということだろう。
「掲示板に載ってるような雑魚を眺めるなんて暇ね。そんなにやることないの?」
煽っているセレナ。
「……そうね、もう見ることはないと思う」
まあ俺はチーム結成したしな。もう掲示板には用はないだろう。
その後、俺らはポツポツと雑談を行い、時間になったので解散した。ジェフ達もジャネット達も勘が鋭く、政治力も高いので話していて緊張する相手だ。アリエッサがいるからなんとかなっているが一人だと無言で逃げるだろうな。世界最強らしくドンと構えておきたいが苦手なものは苦手である。
とりあえず今回は変な依頼を押し付けられたりせずに終わって良かった。これでLV3としての活動にしばらく集中できそうだ。
場所はチーム「シールドオブワールド」の拠点である。同じランク8のシールドオブワールドはLV9のジェフという男がチームリーダーを務める、100人規模のチームである。サクラの治安維持活動から強力な魔物の討伐まで幅広く依頼を受けている、サクラを代表するチームである。ジェフは猫の姿をした「ケットシー」という種族で見た目も可愛らしく、爽やかな好青年だ。性格も良いので付き合いやすくて良い。
今日はそこに俺らヘッズオブドラゴンと、もう一つ「赤い棘」が集合する。赤い棘もランク8のチームで、LV9のリーダー、ジャネットが構成するチームである。30名ほどのチームだが全員が女性となっており有名なチームである。ジャネットはダークエルフであり炎の魔法を使用することが多いのだが、独断専行のきらいがあり、自身の気分で時々無茶な行動をとる。ギルド及び他チームから警戒されている存在だ。
俺とアリエッサはシールドオブワールドの拠点に入る。
「ヘッズオブドラゴンのカミト様とアリエッサ様ですね。お待ちしておりました」メイドに出迎えられ、会議室に案内される。毎回思うんだが、やっぱりこういう強いチームにいるメイドもレベル高いのかなあ。いたずらで攻撃してみたくなるが後でジェフから怒られそうなので我慢する。
「他の皆様は既に集合されています。空いている席にお座りください」
俺は気乗りしないがドアを開ける。正面の席が二つ空いているのでとりあえず腰掛けることにした。気乗りしない会議だ。
「よし、全員揃ったな。早速だが情報交換会を始めるぞ」
笑顔のジェフの一言で会議が始まる。この会議の目的は、トップレベルのチーム同士で最近受けているクエストや気づいた変化などを共有することで、チーム同士のコミュニケーションをとり、不要な衝突やトラブルを防ぐことにある。ジェフの提案で月に1回実施している会議だ。
「それではこちらから報告させていただきます。先日我々は……」
シールドオブワールドの副リーダー、セレナが滔々と説明を開始する。セレナもハイエルフであるが、アリエッサとは極めて仲が悪い。俺というヒューマンを尊敬するアリエッサがハイエルフの生き様として気に食わないらしい。セレナとジェフは平等な関係らしいのだが……あまり変わらない気がする。言うと激昂されるので言わないけどね。アリエッサはセレナの話は聞いているが基本的に存在しない者として振る舞っている。揉めてないだけマシだが面倒な関係だ。
「それでは説明します。我々は……」
続いて赤い棘の副リーダー、ココが説明する。ココには問題はないのだが(優しそうな人間だし)、いかんせんこのチームは秘密が多い。
「一つ新しい依頼をジャネット様主導の本受領しているのですが、内容上、詳細は説明できません。完了次第共有します」
「いつも通りのくだらない秘密主義ね。雑魚が偉そうに何を言ってるの?」
アリエッサの一言で空気が凍る。恒例の光景だ。
「申し訳ないですが、現時点ではシークレットでお願いします」
ココも冷静に対応しているが少し声が震えている。
「あら、どうせあんなのところに関係ないから放っておいてもらえて大丈夫よ。くだらない依頼なの」
笑顔のジャネットが煽るようなことを言うので空気が悪化する。
「アリエッサ、こちらのチームの報告をするんだ」
「わかりました。現状ですが……」
今受けているクエストの話をアリエッサが説明する。俺の変身の話はしない。言って目をつけられることに得はないからな。まあ共有する必要性がある案件でもないだろう。
「ありがとうアリエッサ。そしてすまないが、一つ共有事項を忘れていた。最近サクラに強力な盗賊が入り込んだらしい。親玉のレベルは7相当とのことだ。いくつかのチームが強盗被害に遭っており、我々としても捜査をしているが顔も不明で難航している。君らのチームなら大丈夫だと思うが万が一があるので気をつけてくれ。また、何か情報があれば共有してくれると有り難い」
深刻な顔のジェフ。LV7相当というのは確かに相当厄介な盗賊だ。俺らなら瞬殺できるだろうが普通のチームだとそうはいかないだろう。ジェフ達が早期に解決してくれることを祈ろう。
「ここからはフリータイムだ。と、早速だがアリエッサに聞きたいことがある。最近冒険者ギルドのチーム募集掲示板を眺めている姿が目撃されている。新しいチームメンバーを募集しているのか?」
「答える必要ありますか?」
「ああ、遂にヘッズオブドラゴンが新メンバー募集かと話題になっている。しかしその割には新人を探すなんて不思議な行動だからな。気になっていたんだよ」
「なるほど。そういう意味ですと気まぐれで眺めていましたが、新メンバー募集はしていません。気にしないでください」
「そうか、わかった。伝えておくよ」
ジェフは安心した顔をしている。引き抜きとか色々面倒なことが起こらずに済んだということだろう。
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「……そうね、もう見ることはないと思う」
まあ俺はチーム結成したしな。もう掲示板には用はないだろう。
その後、俺らはポツポツと雑談を行い、時間になったので解散した。ジェフ達もジャネット達も勘が鋭く、政治力も高いので話していて緊張する相手だ。アリエッサがいるからなんとかなっているが一人だと無言で逃げるだろうな。世界最強らしくドンと構えておきたいが苦手なものは苦手である。
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