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く(おしまい)
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びゃっこくんは しばらく チワワと はなしを していましたが やがて
「だいたいの ことは わかりました」
ともくんたちに いいました。
「それで なんだって?」
ともくんは びゃっこくんに たずねました。
「ちびりゅうさんは やはり この なみきみちを しっぽを ぷらぷらさせて あるいていたそうです」
びゃっこくんは こたえました。
「やがて ちびりゅうさんが じてんしゃに ひかれそうに なったので チワワさんは うしろから ワンと ほえたと」
「うんうん」
「そうしたら ちびりゅうさんは ビックリして いきなり たつまきを おこしたと」
「うんうん」
「そう チワワさんは いっています」
びゃっこくんは そこで コンと せきばらいを しました。
「それで どうなったの?」
ともくんは また びゃっこくんに たずねました。
「たつまきを おこしていた ちびりゅうさんでしたが そのうち へろへろと」
「へろへろと」
「おちて いったと」
「おちてった!」
「そう チワワさんは いっています」
「そうだったのかあ」
「ちびりゅうさんが ひとに ふまれないように チワワさんは ほごしていたのです。はい」
ともくんは チワワの ほうを むきました。
「ちびりゅうは たつまきを おこすと めを まわしちゃうんだ。ありがとう。チワワさん」
ともくんが そう いうと チワワは ペコリと あたまを さげて さっていきました。
こうして ちびりゅうは(ぶじ?)みつかりました。
なんとも おさわがせな ちびりゅうです。
「だいたいの ことは わかりました」
ともくんたちに いいました。
「それで なんだって?」
ともくんは びゃっこくんに たずねました。
「ちびりゅうさんは やはり この なみきみちを しっぽを ぷらぷらさせて あるいていたそうです」
びゃっこくんは こたえました。
「やがて ちびりゅうさんが じてんしゃに ひかれそうに なったので チワワさんは うしろから ワンと ほえたと」
「うんうん」
「そうしたら ちびりゅうさんは ビックリして いきなり たつまきを おこしたと」
「うんうん」
「そう チワワさんは いっています」
びゃっこくんは そこで コンと せきばらいを しました。
「それで どうなったの?」
ともくんは また びゃっこくんに たずねました。
「たつまきを おこしていた ちびりゅうさんでしたが そのうち へろへろと」
「へろへろと」
「おちて いったと」
「おちてった!」
「そう チワワさんは いっています」
「そうだったのかあ」
「ちびりゅうさんが ひとに ふまれないように チワワさんは ほごしていたのです。はい」
ともくんは チワワの ほうを むきました。
「ちびりゅうは たつまきを おこすと めを まわしちゃうんだ。ありがとう。チワワさん」
ともくんが そう いうと チワワは ペコリと あたまを さげて さっていきました。
こうして ちびりゅうは(ぶじ?)みつかりました。
なんとも おさわがせな ちびりゅうです。
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