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第二章:変わる、代わる

103.畏れ敬われる神子

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夢の中は自由だと、最近そんなことを思ってしまう。
息が詰まることの多い城の中とは違って色とりどりの花が咲く丘の上で寝転がることのできる夢は幸せな時間だ。現実逃避を絵に描いたような夢は梓の心を苦しめることもなければ傷つけることもない。遠くに見える美しい城を時折眺めつつ近くを飛ぶモンキチョウに頬を緩ませる、それだけの時間。
そんな素晴らしい時間が夢だったと気がつくのはいつも丘に寝転がったときだ。今日もそうで梓はすべてから解放されたように丘に寝頃がってハッとする。けれど視界を埋める真っ青な空に気持ちはすぐに和らいだ。
──いい夢。
そう思って聞こえてきたのは呆れたような声だ。

「どこで寝てんだよ」

テイル。
そう思ったがテイルにしては高い声だ。誰だろう。身体を起こして声が聞こえたほうへ振り返れば、梓を見下ろしていた人物が眉を寄せる。

「ってかアンタ誰?」

金色の髪をした知らない少年が首を傾げる。梓はそんな少年を見上げて目を見開くしか出来なくて。

「え、あ……?っ」

声を出した瞬間、意識がどこかへ引きずられるような感覚に襲われた。ぐらりと揺れる視界の気持ち悪さに目を瞑ったのは一瞬。けれど目を開けたときにはもう青空はなく見慣れた梓の部屋が見えるだけ。今のは夢だったのだ。それも以前見た夢の続きのようだ。

「なにしてんだろ、私」

進まない現実に飽きて夢だけ変えている。そんな自分を嗤って、けれど、隣に見つけた空間に笑みは消える。最初のひと月と同じくテイルは数日がかりの遠征に行くことが多かった。知った魔物の恐ろしさと魔物に立ち向かう聖騎士の背景を知った今ではその空間を見るたび心臓がドキリと音を鳴らす。
──怖いとか知りたくないとかばっかりじゃ駄目なんだ……ちゃんと向き合いたいんだったら、変えなくちゃ。
テイルとのひと月ももう終わりが近い。立て続けに知った事や変わってしまった関係に戸惑うだけでは駄目なのだ。
──出来ることから、するんだ。
頬を叩いてベッドから起きた梓は服を着替えて花の間に移動する。メイドに伝言を頼めばメイドは頭を下げて微笑んだ。大人びた顔をする少女に梓も微笑みを作って広場に向かう。麗巳はいない。梓は限界が来るまで走り続けて──


「はよっ!今日も走ってたの?よくやるなあ」
「……うん。おはよう白那、来てくれてありがとう」
「かったいなあー」


約束の時間より早く花の間にいた白那は梓を見ると今日も明るい笑顔を浮かべる。しかもその両手にはケーキを持っていて梓を見るなり「お邪魔します」と梓の部屋に入っていくではないか。これには梓も笑って家主のように梓を手招く白那を追いかけた。

「はいどーぞ」
「ありがとう」

白那は向かいに座った梓にケーキを渡して、梓は2人分の紅茶を淹れて。

「はい」
「サンキュー」

2人、ケーキを一口食べて幸せそうな顔。


「……この前は八つ当たりしてごめん」


そしてぽつりと呟く梓に白那は笑ってまたケーキを食べた。

「かったいなー。それにあのときも言ったけど私こそ結局なんも役に立たなかったし」
「でも白那は白那なりに私を助けようとしてくれたんでしょ?なのに私は思い通りにならないからって勝手に拗ねて当たったんだもん」
「でもそーんなヤサシイ私だけど結局アンタを傷つけたわけだし?だから私もごめんね」
「いや、それは」

ヤサシイ私。
千佳とのやりとりを思い出して梓は口ごもってしまう。それに困ったように笑うのは白那だ。

「だから駄目なんだよ樹」
「……いい子ちゃんってこと?」
「ん~そうじゃなくってーまあ、そうともいえるのかな?間違いなく私とか千佳とは違うかな」
「白那も?」
「あはは!そう思ってくれてのは嬉しいけど私はアンタみたいになれないから。あーでもアンタも千佳みたいなこと言うのにちょっと安心する」

白那がいわんとすることを考えて思い出すのはルトとの会話だ。ルトが梓に考えさせるように白那も梓に考えさせようとする。ルトはともかくなぜ白那までそうなのだろう。約束のせいで言えないから自力で答えに辿り着いてほしいからだろうか。

「なにが同じ……アラストさんと千佳の関係に口を出す私が千佳にとってアラストさんを想うヤサシイ私だったように、私のことを助けようとしてくれる白那をヤサシイって美化してるとこ?」
「まあ事実私はヤサシイけどー?」

カラカラと笑う白那に梓も微笑む。けれどもうそれで流して距離を置くことはしない。
フォークを置いた梓は白那をまっすぐに見た。

「白那は誰をそう思って見てたの?」
「城下町の人だけど……ん゛―まあ、でもそうだよねーって感じ?人って見たいようにしか見ないじゃん。んで勝手に後で裏切られたーってなるわけ。だから私なるべくそのまんま見るようにしてるってわけよ。樹、単純なんだって」

城下町の人。そして続けられる言葉に梓は言葉を失う。見たいようにしか見ない。それは、そうだろう。そもそも自分というフィルターを通してでしか物事を見ることが出来ない。どれだけ冷静に見ようとしても思い込んでしまったらおかしなことにも気がつかない。この国に王様なんて存在がいないことに気がついたのもつい最近だ。単純。けれど、単純なものだろうか。見える世界はずいぶん面倒なもので溢れている。

「ちなみにその詳細は言える?」
「言えないんだよねー」
「そっか……でもそんなこと言うわりにイールさんのことで凄く傷ついてたじゃん。それに私に思いっきり八つ当たりしてたでしょ」

ニッと意地悪く笑いながら梓はケーキをぱくり。そんな梓を見て目を瞬かせた白那はなぜか嬉しそうに笑った。

「言うじゃん!ははっ、でもそうそう、そういうもんなんだって!皆自分が正しいって思ってるんだよ。そのうえ皆おんなじもの見てんのに違うこと言うからややこしく見えるだけでさあー単純なんだって」
「もうそういうのいいから教えられることだけ全部教えてほしいって気持ち」
「そういうところだって。だから駄目なんだよ樹、あー、む~り~」
「言い方う~ざ~い~」
「ひっど!」

わざとらしく傷ついたふりをする白那を適当にあしらいながら梓はケーキを食べきってしまう。千佳と会った日に出来たしこりはまだあったものの、白那に謝罪が出来たうえ挫けなかった自分に少し安心に似た気持ちを覚えた。夢のなか空を見上げたときのような晴れ晴れとした気持ちさえある。

「ふふ、でもそんなこと言っていいのかなー?樹」

ニヤリと笑った白那が椅子から立ち上がって梓を指差す。梓を見下ろす顔は可愛いらしさとはかけ離れた顔だ。勝ち誇ったような表情を浮かべる白那は何かを堪えるように唇を震わせている。むずむず動く口はきっと耐えられなかったのだろう。大きく開いた。


「私魔法が使えるんだよね!」


そして叫ばれた言葉を梓はすぐには理解できなかった。

「魔法……え?」
「もうアンタ私に一生逆らえないよ。ってか一生崇めるから」
「いやいや……え?」

混乱しどおしの梓にたたみかけるように白那は梓の目の前に自身の腕を突き出す。綺麗な肌だ。しかしそれより白那が前のめりになったせいで見えるようになった胸元のほうが気になってしまう。白那は冬でも服を着こまず胸元が開いている服が多い。目のやり場に困って目を泳がせる梓に白那は不満そうだ。

「めっちゃ綺麗でしょ!」
「え、うん綺麗だけど……え?魔法ってなにが??なんの関係があるの?」
「これ。ムダ毛無くせる魔法使った」
「……」

真顔で答える白那は別に冗談を言っているわけではなさそうだ。梓は白那の腕を見る。確かに、ムダ毛はなく綺麗だ。

「ムダ毛を無くせる魔法」
「そ!凄くない?!でも実はそれだけじゃなくて髪も伸ばせるんだよね。ヤバくない!?」
「いや凄いけど……」
「それでさ──」

呆然と呟く梓に白那は得意げに話を続ける。曰く、この世界に来てから聖騎士と2人きりで過ごす時間を考えて真っ先に頭を過ったのはムダ毛処理だったが、どれだけ日が経ってもムダ毛が生えてこなかったのだそうだ。自分の体質から考えてありえないと思いそれが魔法のお陰じゃないかと当たりをつけて色々試した結果、髪を伸ばすことにも成功したとのこと。とはいっても髪を伸ばすことは滅多にしないため自分の魔法はムダ毛を無くせる魔法ということでまとまったらしい。
──ムダ毛……いや、違う。そうじゃなくって。
ムダ毛のインパクトが強いが大事なのは魔法が使えるということだ。梓も白那のように立ち上がって、部屋には2人きりなのにも関わらず内緒話をするように尋ねる。

「……魔法が使えるってほんと?」
「ムダ毛無くす魔法ね」
「えっと……うん。でも、そもそも、女性は魔法を使えないはずでしょ。どれだけ本を読んでもそう書いてあったし皆そう言って──違う」

気がついて、言葉を失う。
『魔法はね、正確な使いかたはないんだ。多分納得できないだろうけどいつの間にか使えるようになるだけのもので、使えない人は男でもそう使えない』
『……魔法についての本か』
『はいそうです。女性は使えないんですね。残念です』
『そうか』
『……女性というだけで魔法が使えない代わりに魔力を有している。だから神子と比べてその魔力量は少なくても貴重だし女性が少ない世の中だからそういう意味でも女性は貴重。だから女性の価値は高い』
『そうだ』
──皆、神子は魔法が使えないなんて一言も言ってない。ルトさんも役割の話をするときずっと男と女、神子って分けてた。
『神子様は神子様なのです』
畏れ敬われる神子。
魔力を自分で生むことが出来て使うことも出来る存在は人の目にどう映るだろう。


「だから恐れられてる?」


神子は魔法を使える。
──私だって……使った。
初めて魔物を見たときのことを思い出す。知らない森で歩いていたヴィラとテイル。テイルが魔物を殺した瞬間は目に焼き付いている。夢かと思った出来事がテイルの話から本当のことだと分かって喜び、魔物の恐ろしさに心の底から怖くなってしまった。
──今朝見た夢も……あれも魔法を使った?
夢を見る魔法は果たしてどういう魔法なのだろう。

「……私も魔法が使えるみたいなの。といってもよく分からないんだけどどこかで起きてることを夢で見れたんだ」
「それって予知夢的な?え、ガチじゃん」
「予知夢っていうより起きてることを覗き見できるっていうか知りたいって思ったことを見れる感じかな」
「めっちゃ便利。え、ずる」
「いやでもいつでも見れる訳じゃ……あれ?」

──夢だけに限らず牢屋でもウィドさんと話すために魔法を使った……使えた。ウィドさん。
『まず、女性が魔法を使えるというのを私は聞いたことがない』
どういうことだろう。魔法のことを聞いたときウィドは確かにそう言った。梓の味方になると言って色々と教えてくれたウィドのことだ。神子が魔法を使えることを知っていたならまず間違いなく梓に教えていただろう。この国の人間ではないから知らなかったのだろうか。この国は神子を唯一召喚出来るペーリッシュ。神を信じ神子を畏れ敬う国で、国王の存在しない国。
『もういない』
いなくなった王様。神子のことを報告する聖騎士達。情報を交換し合っていて……なんのために。報告は聖騎士たちだけで行われているだけなのだろうか。
──聖騎士を縛れるのは神子。聖騎士に魔法をかけたのは神様。神様が存在すると確信しているこの国の人たち、そのきっかけである12年前の出来事……魔法が使える神子。

「……神子が神様?」
「そうきたか~でも神様は実在するらしいよ」

未だ信じきれないが神様という存在はいるのだ。それならなにがおかしいのだろう。神様の魔法で縛られた聖騎士たちが全てを言えないにしても真実を言ってきたのだというのならそれは求める正しい答えといえる。それなら逆に違うことを言っていた人は誰だろう。矛盾を抱えた人は誰だっただろう。彼らの言動と違うものはなんだっただろうか。

「あ」

”魔法は男だけが使える”、”使える人は使える”、”いつの間にか”、”女は魔力を生む”、”明確な方法は分からない”という結論ばかり散りばめられた本。情報を著す本になぜ神子のことが書かれていなかったのだろう。神子を召喚する国であるのなら専門書のような本だってあっていいはずだ。それなのに今まで聞いてきたことが本の数行に記されているだけだった。

『お嬢さんの注文の品、そろっているよ。いやあなかなか仕入れるのが楽しかった。勉強熱心な神子がいるって言ったらみぃんな感心してたよ』
『好奇心があるだけですよ』
『それでもこの国の奴らはこんな高尚なもの欲しがらないわな。はい、どうぞ』

露店の店主に頼んで手に入れた本もあの書架にはなかった。

『麗巳さんも本を読まれるんですね。好きなんですか?』
『好きもなにもここにある本は全部私のよ』

神子は聖騎士を縛れて神様の魔法にも縛られていない。
神子は嘘が吐ける。


「麗巳さん」


この国の人に恨みを持ち厳しい言動が目立つ麗巳。本が好きで花の間にあれだけの量を集めさせたのだとしたら、梓が露店で買ったあの本はどういうことだろう。この世界に来て15年が経つ麗巳が見逃していた、なんてことがあるだろうか。
『本はこちらでもお部屋でも読めますので、お好きにご利用になって下さい』
あの本に限らず自室に本を置いている可能性もあるが、初めて本を借りたときのことを思い出す。魔力や魔法についてよく知る神子は使い勝手がよくないように思っていたが、花の間にある本はあまりにも内容が限定的だった。
──麗巳さんがあえてそんな本ばかり並べたんだとしたら?
その目的はなんだろう。同じ境遇になる神子に偏った知識を持たせて誘導しようとしたのは何故だろう。誘導。報告もその一環だとしたら?聖騎士達の報告を聞いていたのは麗巳じゃないだろうか。けれど、それこそなんのために。ルール。
『そうだな。俺にはこの意味が最初よく分からなかったが……今なら少しわかってやれる気がする』
ヴィラの後悔するような声が、
『きっとアンタは許せない』
断言した白那の声が、
『あの日はとても楽しかったわ。聖騎士はどんどん死んだし城下町の奴らもメイドも、たっくさん死んだわ』
笑った麗巳の声がぐるぐる回る。

──12年前麗巳さんが何かしたんだろうか。

それも神子が畏れ敬われる原因だとしたら納得できる。だけど本当に恐ろしいのは、それが正解なら麗巳がそうするに至った理由だ。許さない。ああでもそれならなぜ召喚は続けられているのだろう。許せない。召喚を続けることをよしとした理由が分からない。許さない。止めることが出来なかった?魔法は使えるが家に帰ることが出来ないのと同じで……。

「樹と麗巳さんって結構似てると思うんだよねー。だから2人してぐるぐる悩んでるんだと思う……だから」

だから、なんだろう。
悲しそうに笑う白那が梓の手を握ってぎゅっと力を込める。


「幸せになってほしいなあ」


なんだか泣きたくなるようなことを言って、かと思えばにんまりと笑みを浮かべる白那は梓の肌を撫でながら「感謝しなよ」と言う。
予感がして梓は自分でも肌を撫でてみた。

「あ!え?!本当だったんだ!」
「ツルツルでしょ!」
「ツルツル!」

ムダ毛を無くす魔法はどうやら自分以外にも使えるものだったらしい。感動して白那を見れば見事なドヤ顔で、先ほど見た表情がまるで嘘のようだ。一瞬で空気を変えてしまうのは流石といえる。

「……確かに一生崇める」
「でしょ?今日にでもテイルに触ってもらいなよ」
「っ!?……あの、それセクハラ」
「ヴィラでもいーけどー?ま、これでいつでも準備バッチリじゃん?やっぱ私ってヤサしくね?」
「白那あ゛ー!」
「ははは!こっわ!」

カッとなる梓に両肩掴まれて揺れる白那は笑い続ける。つられて梓が笑いだすのは早かった。

「というかムダ毛を無くせる魔法ってどういうことっ!」
「ほんとソレ!普通もっとカッコいいの使えるはずだよね!あはは!」

笑って、笑って、今は楽しい時間を堪能する。
──千佳は、他の神子はどんな魔法を使うんだろう。
恐ろしさを覚えてしまった心は神子を見る人たちと同じだったかもしれない。


この日から夢を見ることはなくなった。




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