梯子の街のニーナ ~婚約破棄から始まる底辺貴族のダンジョン成り上がり冒険譚~
三代前の武勲によって貴族の末席に加えられ、今も声望あるドゥ・シュヴァリエ家。
現当主の三男であるテオドールは、自分を婿にと声をかけてくれた子爵家の令嬢アナスタシアを、日々甲斐甲斐しくエスコートしていた。
だがある日、些細なことが原因で彼は婚約を破棄されてしまう。王立学院での学業も沙汰やみ、実家にもどったものの、子爵家からの支援が打ち切られたため居場所はないに等しい。意気消沈するテオドールのもとに、幼馴染で二つ年上の旧友から手紙が届く。
それはかつて王国を救った勇者でさえ攻略を完遂出来なかった巨大な地下迷宮、『梯子(ラダー)』の探索への誘いであった。
『梯子』を擁するのは王国の北方、ユーレジエン州の古都エスティナ。
テオドールはその街で、高級娼婦を名のる知的で奔放な美女・ニーナと出会う――
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滑り落ちるように導かれるように梯子にたどり着いた彼はその何も持たない両手に何を掴むのだろうか?
幸多からん事を
ご高覧ありがとうございます! 何も持たない両手であればこそ、彼はこの先何でもつかみ取れる、そんな希望の物語を書いていきたいなあと思います。
とりあえずはニーナさんのおっp……いえなんでもありません次回もお楽しみに!
読み終えたー!
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NTRの要素が完備されてる旨のご指摘もちらほらといただいてますが、これ、つまりは巌窟王の構造なんですよね。
さてテオドール君が手に入れるのはスパダの財宝かはたまたジョウント能力か。次回もお楽しみに!
ヒロインが出て化ける!(合言葉)
退会済ユーザのコメントです
ご高覧ありがとうございます!
裏にはかなりひどいあれこれがありますが、そのなぞ解きまで含めてテオドールの逆転劇をお待ちください。
そして、古今の名作文学の登場人物を思わせる、素敵ヒロインの登場までもう少し!
三話まで読了!
ついに来た、兄貴分からの手紙。
こういう存在がいないとね!(注 個人の感想です)
ダンジョン楽しみにしています。
ご感想有難うございます! 兄貴分や先輩に恵まれたテオドール君の逆襲はここから。
ダンジョンもどうぞお楽しみに!
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