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水曜日。
今度は「悪魔結社」のホームに行くことにした。今度はフランジェシカも一緒だ。僕らと同じように彼らにもアイテムを渡すためだ。
僕らは暇なのと、姉妹クランの場所くらい知っておこうという話になったため、彼らのホームに行くことにした。
「ここも王都ではよくある、レンガ造りの建物なんだね」
「まぁ大体がそうよね。屋敷なんて貴族が住んでいる所だけだわ」
「ん。なんか普通」
「まぁ、そう言わずに。じゃあ入るわよ」
「今度はどんな感じなんだろうねー」
「ふふっ。男たちの愛の巣。楽しみだわ」
フランジェシカの小言は聞こえなかったふりをして皆中に入る。
「あ!!来た来た兄貴たち!!いらっしゃい!「悪魔結社」のホームにようこそ!」
「姉様方も遠いところをよく来てくださいました!!」
「じ、女性が俺たちの家に。俺たちも成長したな」
「俺。AOLやっててよかった」
「き、緊張してきた。変な匂いしてないよな?」
「だ、大丈夫だ。さっきあんなに掃除したじゃないか」
「俺。大人の階段を上り始めてるんだ」
最後の。こんなんで階段上ってんじゃない。どんだけ低いところにいたんだお前は。
「悪魔結社」のホームはなんだかゲームセンターのようだった。
本当にレトロゲームの台があり、クレーンゲームまである。壁には自転車なども飾ってあった。男子の遊び場って感じだ。
「お邪魔します。このゲームとかも課金アイテム?」
「そうですよ!!全部そろえるのにお小遣いがほとんど飛んでしまいました!!」
「でもなかなかかっこいい内装になっているでしょ?」
「意外と課金アイテムって幅広いんですよ」
「ほんとはもっとエッチなゲームまで欲しかったんですけどね!!」
「馬鹿!!女子の前でいうな!!というか一回買ったじゃないか!」
「そうだよ!!でもリーダーがすぐに警告出て強制ダイブアウトされて」
「そのあとお前もしてたじゃないか!!」
しゃべってんじゃねぇか、というか買ったんだね。
「あはは!!相変わらず仲いいね!」
「ほんとね。何でいい子たちなのに彼女できないのかしら」
「ん。まずはもう少し女子に近づけるようにならないと」
「そうね。なんであなた達のホームなのに壁際に整列しているのかしら?」
「とりあえずそのままみんなで抱き着いてみて?」
「何でだよ。フランジェシカの言うことは無視していいからな」
「い、いい子だってよ。俺達にも春が来るかな!?」
「やめとけリーダー。そうやって期待して何回裏切られた?」
「そうだよ。もう「いい人なんだけど。友達じゃダメ?」って言われたくない!!」
「「本気で言ってるの?ウケる。」。一番辛かった言葉だ」
「「幼馴染だからってやめてくれない?きもいから。」あれは辛かった」
「俺なんか「ありえないから。」ってバッサリ斬られた」
「「ってか誰?同じクラス?いたっけ?」。だいたいそんな感じ」
最後のが一番つらいな、存在さえ知られていなかったなんて。
「「「「「「「っていうか、まず学校行かなきゃ彼女なんて無理かな」」」」」」
「行ってないのかよ!?ちゃんと行けよ!」
「それはお姉さんよくないと思うなぁ」
「うん。良くないよ」
「ん。引きこもりって事?」
「学校は行っておきなさい。将来役に立つから」
「そうね。学校行けば彼女できるかもしれないわよ?」
「でもでも。何で勉強するかわからないんです」
「それに行ったってまた無視されますし」
「それに馬鹿にもされます」
「ゲームばっかりしているオタクって言われるし」
「両親に迷惑かけているのはわかるんですけど」
「なんかゲームしている方が楽しいし」
「そもそもなんで勉強なんかするんですか?」
こいつら結構、闇が深かったんだな。
「はぁ。なんか残念ね。いつも勇敢に戦っている姿は仮の姿だったわけ?」
「おい。エリザベス。あんまりそういうことは」
「何?いいじゃない。私自分に甘い人嫌いなの。とりあえず皆正座しなさい。おねぇさん達が調教してあげる」
「おい。こいつらにあんまり強い言葉は控えた方が」
「「「「「「「是非調教してください」」」」」」」
「されたいんかい。正座するの早いなおい」
全く、とりあえず調教されたいらしいからエリザベス達に任せるか」
「まずは「何故勉強するのか」だったわね?勉強とはピラミッドなのよ」
「「「「「「「ピラミッド?」」」」」」」
「そうよ。いい?ピラミッドは小さな一つ一つの石からできているの。そしてその石を知識に置き換えるのよ。人生何があるかわからにでしょ?その為の知識を積み立てる場が学校なのよ」
「女王様。よくわかりません」
「いい?仮にコックさんになるとしたらどんな知識が必要?」
「コックさんですか?食材の知識?」
「正解。でもそれだけではないわ。分量を量ったりするのには数学の知識がいる。お客様と話すには語学と広い知識が必要なの。つまり「数学」「語学」「栄養学」「衛生学」様々な知識の石が積みあがって初めてコックさんになれるの」
確かにそうかもしれない。
「次にIT関係だったらどう?」
「えっと。パソコンの知識?」
「正解。でもそれは一部分でしかないわ。データを入力する言語は基本英語よ。そしてIT関係は意外と人と話す機会が多いの。私も詳しくは知らないけどね。つまり「PC」の知識だけでなく、「対人スキル」「言語」「OS」「プログラミング」「ネットワーク」「データベース」「SDLC」なんかも必要ね」
その例えは少し難しいんじゃ。
「ん。先生になるには?」
「先生は自分の科目の知識です」
「ん。それだけじゃない。事務仕事には「語学」「数学」。「コミュニケーション」能力は一番大事。運動もするし、外部の人とのやり取りに「社会学」は必須」
「つまり何が言いたいかというと、学校には将来役立つ知識や集団行動、対人スキルなんかを学べるいい場所なの。様々な知識を積み立てて、そのピラミッドが大きければ大きいほど様々な職業につけるし、普段の会話なんかにも役立つわ」
「「「「「「「……」」」」」」」
「どんな知識も経験も無駄ではないの。もちろんあなた達が今学校に行っていない経験も無駄ではないわ。将来少し大変になるかもしれないけど」
「無駄ではないんですか?」
「無駄ではないわ。あなた達はきっと人より多くの辛いことを経験したんだと思うの。今は辛いかもしれないけど、それは人よりも多くの嫌なことを知っているって事。そしてその分他人に対して優しくできるって事よ。そして今立ち上がれば、あなた達はとても辛いことから立ち上がる力が身につくの。戦う力がね。そうすればあとは簡単だわ。今力がつけば将来の辛いことなんて今に比べれば大したことはないわ。誰とも知らないネットの書き込みや、他人の悪口なんて無視してしまえばいいのよ。逆に可哀そうな人って思ってしまえば。そんな事しか考えられず、できない人たちなんだって。そういう人は気づいたら一人になって孤立していくのよ。それで将来いい年してバーカウンターでマスターに愚痴ばっかり言ってる迷惑な人になっていくのよ」
「お姉様方は辛いことを経験したことが?」
「もちろんあるわ。全てが嫌になったことが。でも私には、その時助けてくれた人がいたからね」
そう言いエリザベス達は僕の方を見る。
「でも僕たちにはそんな人が」
「あら。いるじゃない。目の前に。6人も。それに隣同士を見てみなさい。そんなに沢山の仲間がいるじぁない。なにが不満なの?」
「そうよ。私たちを頼りなさいって事よ」
「そうだよ!アイリス達は「姉妹クラン仲間」でしょ?」
「ん。いくらでも頼るがいい」
「あんた達みたいな人ひとり支えられない私たちじゃないわよ」
「「「「「「「姉さま」」」」」」」
皆かっこいいことを言い、僕を見る。僕も何か言えって事か。
「あー。なんだ。僕も辛いものをいっぱい見てきたつもりだ。それでも僕は色々な人に助けられたし・・・助けたしね。お前たちくらいまだまだ支えられるっての。ドンと来い。お前たちくらい片手一本で支えてやるから」
「「「「「「「あ、兄貴ーー!!」」」」」」」
「悪魔結社」の皆は泣きながら抱き着いてくる。
「こ、こら抱き着くな!」
「で、でも支えてくれるって言ったから!!」
「そうっすよ!!ここは抱きしめ返してくれるとこっすよ!!」
「「全く可愛い奴らめ」って言って!!言って!!」
「兄貴!!頭撫でて!!」
「兄貴かっこよすぎっす!!俺も兄貴みたいになりたいっす!!」
「抱いて!!兄貴抱いて!!」
「俺。本気で兄貴の事」
やめろ。最後の本気でやめろ。
「腐腐腐。やっぱり彼らはこっち側ね。腐腐腐、ぐっは」
「フランジェシカ大丈夫!?鼻血の量尋常じゃないわよ!?」
「痙攣してるよ!!お兄ちゃんフランジェシカが痙攣してる!!」
「ん。そのまま逝けばいい」
「ふふっ。どうやら皆元気になったみたいね」
フランジェシカは元気になりすぎて、血圧が上がりすぎたようだ。腐女子にはTPOという言葉はないらしい。
結局エリザベス達の話はさらに続き、「悪魔結社」達は学校に行くことを決心した。
全くとことん純粋な奴らだな。
確かに今の世に中、純粋な人には少し生きづらい世の中かもしれない。
それでも。
彼らのような純粋な心を持った人が一人でも多くなればまた世の中は少しづつ変わるのかもしれない。
まぁ僕には話が大きすぎてわからないけどね。
とりあえず彼らはフランジェシカからアイテムを買い、僕らはホームを後にした。
彼らが楽しい学校生活が遅れますように、と願って。
今度は「悪魔結社」のホームに行くことにした。今度はフランジェシカも一緒だ。僕らと同じように彼らにもアイテムを渡すためだ。
僕らは暇なのと、姉妹クランの場所くらい知っておこうという話になったため、彼らのホームに行くことにした。
「ここも王都ではよくある、レンガ造りの建物なんだね」
「まぁ大体がそうよね。屋敷なんて貴族が住んでいる所だけだわ」
「ん。なんか普通」
「まぁ、そう言わずに。じゃあ入るわよ」
「今度はどんな感じなんだろうねー」
「ふふっ。男たちの愛の巣。楽しみだわ」
フランジェシカの小言は聞こえなかったふりをして皆中に入る。
「あ!!来た来た兄貴たち!!いらっしゃい!「悪魔結社」のホームにようこそ!」
「姉様方も遠いところをよく来てくださいました!!」
「じ、女性が俺たちの家に。俺たちも成長したな」
「俺。AOLやっててよかった」
「き、緊張してきた。変な匂いしてないよな?」
「だ、大丈夫だ。さっきあんなに掃除したじゃないか」
「俺。大人の階段を上り始めてるんだ」
最後の。こんなんで階段上ってんじゃない。どんだけ低いところにいたんだお前は。
「悪魔結社」のホームはなんだかゲームセンターのようだった。
本当にレトロゲームの台があり、クレーンゲームまである。壁には自転車なども飾ってあった。男子の遊び場って感じだ。
「お邪魔します。このゲームとかも課金アイテム?」
「そうですよ!!全部そろえるのにお小遣いがほとんど飛んでしまいました!!」
「でもなかなかかっこいい内装になっているでしょ?」
「意外と課金アイテムって幅広いんですよ」
「ほんとはもっとエッチなゲームまで欲しかったんですけどね!!」
「馬鹿!!女子の前でいうな!!というか一回買ったじゃないか!」
「そうだよ!!でもリーダーがすぐに警告出て強制ダイブアウトされて」
「そのあとお前もしてたじゃないか!!」
しゃべってんじゃねぇか、というか買ったんだね。
「あはは!!相変わらず仲いいね!」
「ほんとね。何でいい子たちなのに彼女できないのかしら」
「ん。まずはもう少し女子に近づけるようにならないと」
「そうね。なんであなた達のホームなのに壁際に整列しているのかしら?」
「とりあえずそのままみんなで抱き着いてみて?」
「何でだよ。フランジェシカの言うことは無視していいからな」
「い、いい子だってよ。俺達にも春が来るかな!?」
「やめとけリーダー。そうやって期待して何回裏切られた?」
「そうだよ。もう「いい人なんだけど。友達じゃダメ?」って言われたくない!!」
「「本気で言ってるの?ウケる。」。一番辛かった言葉だ」
「「幼馴染だからってやめてくれない?きもいから。」あれは辛かった」
「俺なんか「ありえないから。」ってバッサリ斬られた」
「「ってか誰?同じクラス?いたっけ?」。だいたいそんな感じ」
最後のが一番つらいな、存在さえ知られていなかったなんて。
「「「「「「「っていうか、まず学校行かなきゃ彼女なんて無理かな」」」」」」
「行ってないのかよ!?ちゃんと行けよ!」
「それはお姉さんよくないと思うなぁ」
「うん。良くないよ」
「ん。引きこもりって事?」
「学校は行っておきなさい。将来役に立つから」
「そうね。学校行けば彼女できるかもしれないわよ?」
「でもでも。何で勉強するかわからないんです」
「それに行ったってまた無視されますし」
「それに馬鹿にもされます」
「ゲームばっかりしているオタクって言われるし」
「両親に迷惑かけているのはわかるんですけど」
「なんかゲームしている方が楽しいし」
「そもそもなんで勉強なんかするんですか?」
こいつら結構、闇が深かったんだな。
「はぁ。なんか残念ね。いつも勇敢に戦っている姿は仮の姿だったわけ?」
「おい。エリザベス。あんまりそういうことは」
「何?いいじゃない。私自分に甘い人嫌いなの。とりあえず皆正座しなさい。おねぇさん達が調教してあげる」
「おい。こいつらにあんまり強い言葉は控えた方が」
「「「「「「「是非調教してください」」」」」」」
「されたいんかい。正座するの早いなおい」
全く、とりあえず調教されたいらしいからエリザベス達に任せるか」
「まずは「何故勉強するのか」だったわね?勉強とはピラミッドなのよ」
「「「「「「「ピラミッド?」」」」」」」
「そうよ。いい?ピラミッドは小さな一つ一つの石からできているの。そしてその石を知識に置き換えるのよ。人生何があるかわからにでしょ?その為の知識を積み立てる場が学校なのよ」
「女王様。よくわかりません」
「いい?仮にコックさんになるとしたらどんな知識が必要?」
「コックさんですか?食材の知識?」
「正解。でもそれだけではないわ。分量を量ったりするのには数学の知識がいる。お客様と話すには語学と広い知識が必要なの。つまり「数学」「語学」「栄養学」「衛生学」様々な知識の石が積みあがって初めてコックさんになれるの」
確かにそうかもしれない。
「次にIT関係だったらどう?」
「えっと。パソコンの知識?」
「正解。でもそれは一部分でしかないわ。データを入力する言語は基本英語よ。そしてIT関係は意外と人と話す機会が多いの。私も詳しくは知らないけどね。つまり「PC」の知識だけでなく、「対人スキル」「言語」「OS」「プログラミング」「ネットワーク」「データベース」「SDLC」なんかも必要ね」
その例えは少し難しいんじゃ。
「ん。先生になるには?」
「先生は自分の科目の知識です」
「ん。それだけじゃない。事務仕事には「語学」「数学」。「コミュニケーション」能力は一番大事。運動もするし、外部の人とのやり取りに「社会学」は必須」
「つまり何が言いたいかというと、学校には将来役立つ知識や集団行動、対人スキルなんかを学べるいい場所なの。様々な知識を積み立てて、そのピラミッドが大きければ大きいほど様々な職業につけるし、普段の会話なんかにも役立つわ」
「「「「「「「……」」」」」」」
「どんな知識も経験も無駄ではないの。もちろんあなた達が今学校に行っていない経験も無駄ではないわ。将来少し大変になるかもしれないけど」
「無駄ではないんですか?」
「無駄ではないわ。あなた達はきっと人より多くの辛いことを経験したんだと思うの。今は辛いかもしれないけど、それは人よりも多くの嫌なことを知っているって事。そしてその分他人に対して優しくできるって事よ。そして今立ち上がれば、あなた達はとても辛いことから立ち上がる力が身につくの。戦う力がね。そうすればあとは簡単だわ。今力がつけば将来の辛いことなんて今に比べれば大したことはないわ。誰とも知らないネットの書き込みや、他人の悪口なんて無視してしまえばいいのよ。逆に可哀そうな人って思ってしまえば。そんな事しか考えられず、できない人たちなんだって。そういう人は気づいたら一人になって孤立していくのよ。それで将来いい年してバーカウンターでマスターに愚痴ばっかり言ってる迷惑な人になっていくのよ」
「お姉様方は辛いことを経験したことが?」
「もちろんあるわ。全てが嫌になったことが。でも私には、その時助けてくれた人がいたからね」
そう言いエリザベス達は僕の方を見る。
「でも僕たちにはそんな人が」
「あら。いるじゃない。目の前に。6人も。それに隣同士を見てみなさい。そんなに沢山の仲間がいるじぁない。なにが不満なの?」
「そうよ。私たちを頼りなさいって事よ」
「そうだよ!アイリス達は「姉妹クラン仲間」でしょ?」
「ん。いくらでも頼るがいい」
「あんた達みたいな人ひとり支えられない私たちじゃないわよ」
「「「「「「「姉さま」」」」」」」
皆かっこいいことを言い、僕を見る。僕も何か言えって事か。
「あー。なんだ。僕も辛いものをいっぱい見てきたつもりだ。それでも僕は色々な人に助けられたし・・・助けたしね。お前たちくらいまだまだ支えられるっての。ドンと来い。お前たちくらい片手一本で支えてやるから」
「「「「「「「あ、兄貴ーー!!」」」」」」」
「悪魔結社」の皆は泣きながら抱き着いてくる。
「こ、こら抱き着くな!」
「で、でも支えてくれるって言ったから!!」
「そうっすよ!!ここは抱きしめ返してくれるとこっすよ!!」
「「全く可愛い奴らめ」って言って!!言って!!」
「兄貴!!頭撫でて!!」
「兄貴かっこよすぎっす!!俺も兄貴みたいになりたいっす!!」
「抱いて!!兄貴抱いて!!」
「俺。本気で兄貴の事」
やめろ。最後の本気でやめろ。
「腐腐腐。やっぱり彼らはこっち側ね。腐腐腐、ぐっは」
「フランジェシカ大丈夫!?鼻血の量尋常じゃないわよ!?」
「痙攣してるよ!!お兄ちゃんフランジェシカが痙攣してる!!」
「ん。そのまま逝けばいい」
「ふふっ。どうやら皆元気になったみたいね」
フランジェシカは元気になりすぎて、血圧が上がりすぎたようだ。腐女子にはTPOという言葉はないらしい。
結局エリザベス達の話はさらに続き、「悪魔結社」達は学校に行くことを決心した。
全くとことん純粋な奴らだな。
確かに今の世に中、純粋な人には少し生きづらい世の中かもしれない。
それでも。
彼らのような純粋な心を持った人が一人でも多くなればまた世の中は少しづつ変わるのかもしれない。
まぁ僕には話が大きすぎてわからないけどね。
とりあえず彼らはフランジェシカからアイテムを買い、僕らはホームを後にした。
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