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第1章クローズβ版

起死回生

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巨大化していく太陽、あれが破裂したら僕は死んで1階からやり直しになってしまう。

攻撃してみたが、防御9999のアマテラスには1ダメージしか与えられない。

そんな時、頭に1つのアイテムが頭に浮かんだ。あれを使えばアマテラスを倒せるかもしれない。

僕は画面を操作し、起死回生きしかいせいの一撃を繰り出した。

猛烈粉砕スマッシュロック!!】

ガチャガチャからでたのを何となく合成して作っていたツルハシ+99から、アマテラスに防御無視の10連撃が繰り出される。

ドドドドドドドドドドッ!

「グハァ!!」

1200×10ダメージ与え、1万2千ダメージ与え、見事にアマテラスを倒した。

「その武器は、ツクヨミの……」

「そう、ツクヨミ先輩が教えてくれたコツコツ頑張って楽しめる最強の武器だよ。ガチャガチャで簡単に強くなれる天叢雲剣よりツルハシの方が強いなんてね。じゃあ、約束通り99階行かせてもらうよ」

「妾はツクヨミに負けたのね。課金武器より低級武器の方がが強いなんてこれは武器の設定ミスだわ、さっそくプログラムを見直さないとね」

アマテラスが光の粒子になって消えていった。

ガチャリッと音を立てて床に階段があらわれる。

ついにエヒメちゃんに会えるのか、早く行って無事を確認しないとな。

僕は99階への階段を降りて行った。

「スタンバイオーケーにゃ~!」

「一斉に発射ファイヤー!」

ズゴゴゴゴゴーーンッ!!!!!!

「ツクヨミさん回復お願いします!」

月の光ムーンライト

「 ありがとうございます!」

草薙くさなぎ!】

99階に降りると、物凄い爆炎と轟音ごうおんが響き渡り、見覚えのある人々が何かと戦っていた。
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