436 / 436
3章 とこしえの大地亀ベルガド攻略編
435 帰還
しおりを挟む
その後、俺たちは封印窟を抜け地上に出た。暴マーを放り出した穴から。
地上まではそれなりの高さがあったが、亀妖精が甲羅の表面の一部を円盤状にカットして浮遊させ、それに俺たちを乗せて上まで運んでくれた。こんな器用なことができるとは、さすがディヴァインクラスか。まあ、シャラ(いまだに犬への恐怖で震えている)以外は自力で脱出できそうだったけどな。俺は普通に地上まで跳べるし。他は魔法とか翼とかで飛べるし。
なお、女帝様のホログラムは暴マー廃棄処分をしっかり見届けたのち、すぐに消えた。眠いと言って。まあ、ガキの体には夜更かしは毒か。実年齢はアレだが。
実際、俺たちが地上に出たころには東の空はうっすらと白み始めていた。なんだかんだと結構時間がかかったな。討伐ミッションなんて、さくっと終わらせるつもりだったんだけどな。
ユリィたちは穴のすぐそばにいたようで、すぐに俺たちのところに駆け寄ってきた。
「トモキ様! いったい中で何があったんですか?」
俺と目が合うや否や、ユリィは血相を変えて尋ねてきた。何やらすごく心配されていたようだ。まあ、当然か。いきなり近くで大きな穴が開いたと思ったら、しばらくしてそこから暴マーとリュクサンドールが飛び出してきたんだからな。いったい何事かと思うに決まっている。
「ああ、実はな……」
かくかくしかじか。封印窟に入ってからの出来事を全部話した。
「わあ、すばらしいです! トモキ様ってば、ここに封印されていたものすごく強くて悪い人を倒して、復活したあの竜も倒して、忌まわしき呪いから解放されたんですね!」
俺の話を聞き終えるや否や、ユリィは手を叩いてはしゃいだ。相変わらずリアクションが素直だ。自分のことみたいに喜びやがって。かわいいなあ、こんちくしょう。
「そうか。無事に呪いが解けたか。おめでとう、トモキ」
「勇者殿の目的が完遂されて何よりだ、おめでとう」
ヤギとキャゼリーヌもこっちに来て、手を叩いてお祝いしてくれた。ユリィもすぐにその真似をしはじめた。エヴァ(TV版)の最終回かよ。
「ま、まあ、俺だけの力でミッションコンプリート出来たわけじゃないけどな。こいつらの力もそれなりに頼りになったし」
なんだか照れくさくなってきたので、近くにいる他の連中を指さした。しかし、変態女以外はみんなその場でうずくまっていて、ノーリアクションだった。
「ユリィ、みんな疲れているのよ。すごく激しい戦いだったの」
変態女がフォローのように言った。確かにヒューヴのやつは寝ているし、その説明であってるんだろうが、他の二人は違うだろ。リュクサンドールなんて涙目で恨めしそうに空をにらんでるんだからな。どんだけバッドエンド呪いがこの世から消えたのが口惜しいんだよ。
「とにかく、ここでの用は終わったんだ。とっとと帰ろうぜ」
俺も疲れたしな。
「そうですね。本当にお疲れさまでした」
ユリィは俺に微笑んだ。そして直後、俺の胸にもたれかかってきた!
「ちょ、おま……」
いきなり大胆過ぎるぞ! みんな見ている前だというのに!
ああ、でも、ユリィの肌の感触めっちゃ気持ちええな! 疲れた体にそのぬくもりがしみ込んでいくような。それにちょうどそのやわらかおっぱいが俺の胸板に当たるじゃないか! これはなんという至福ぅ……。
って、そういや俺、もう幸せになっていい体だった!
そうよ。そうわよ。あのクソ呪いが解けたんだもの。俺、今この胸の中にいるこの子と一緒にハッピーエンド人生歩んでも全然問題ないじゃないか!
そうだ。ユリィもきっとそれを察して、俺に抱きついてきたに違いない。今こそ、その気持ちにこたえるべき! みんなが見ているとかそんなの気にしている場合じゃない。最終的に俺たちは、け、結婚とかしてだな、だな? こ、子供は二人とか作っちゃうわけで、そういう人生が今開けたということは、当然その過程で俺たちのアツい関係は周囲に明らかになるわけで、結局それが早いか遅いかの違いしかないよね? よね? つまり今ここで、俺はユリィに気持ちを伝えるべきじゃないか。そ、そういうターンが回ってきたって感じじゃないか、この状況? うおおおおおっ!
「ユ、ユリィ! 聞いてくれ! 俺、お前に言っておきたいことがあったんだ!」
俺は激しい動悸の中、懸命に声を張り上げた。正直、どんな戦いの前より緊張するう……。
「お、俺、実はずっと――」
「…………」
「お前のこと――」
「…………ぐぅ」
「って、あれ?」
なんか様子がおかしいんですけど! あわててユリィの顔をのぞきこむと、すやすや眠っている様子だ……。
「お、お前……俺に抱きついてきたわけじゃなかったのか……」
ただ寝落ちしてただけですやん!
「そういや、お前、眠いのには弱かったよな」
考えてみりゃ、もう夜明け前だ。これまでずっと寝ずに俺たちの帰りを待っていたんだ。ユリィにしてはものすごく頑張ったと言えるか。
「ま、いいか。話ならいつでもできるし」
俺は笑った。体からどっと力が抜けてきて、俺も超眠くなってきた。けれど、同時に俺はめちゃくちゃいい気分だった。だってもう、この胸の中にある幸せから逃げなくていいんだもんな。えっへっへ。
地上まではそれなりの高さがあったが、亀妖精が甲羅の表面の一部を円盤状にカットして浮遊させ、それに俺たちを乗せて上まで運んでくれた。こんな器用なことができるとは、さすがディヴァインクラスか。まあ、シャラ(いまだに犬への恐怖で震えている)以外は自力で脱出できそうだったけどな。俺は普通に地上まで跳べるし。他は魔法とか翼とかで飛べるし。
なお、女帝様のホログラムは暴マー廃棄処分をしっかり見届けたのち、すぐに消えた。眠いと言って。まあ、ガキの体には夜更かしは毒か。実年齢はアレだが。
実際、俺たちが地上に出たころには東の空はうっすらと白み始めていた。なんだかんだと結構時間がかかったな。討伐ミッションなんて、さくっと終わらせるつもりだったんだけどな。
ユリィたちは穴のすぐそばにいたようで、すぐに俺たちのところに駆け寄ってきた。
「トモキ様! いったい中で何があったんですか?」
俺と目が合うや否や、ユリィは血相を変えて尋ねてきた。何やらすごく心配されていたようだ。まあ、当然か。いきなり近くで大きな穴が開いたと思ったら、しばらくしてそこから暴マーとリュクサンドールが飛び出してきたんだからな。いったい何事かと思うに決まっている。
「ああ、実はな……」
かくかくしかじか。封印窟に入ってからの出来事を全部話した。
「わあ、すばらしいです! トモキ様ってば、ここに封印されていたものすごく強くて悪い人を倒して、復活したあの竜も倒して、忌まわしき呪いから解放されたんですね!」
俺の話を聞き終えるや否や、ユリィは手を叩いてはしゃいだ。相変わらずリアクションが素直だ。自分のことみたいに喜びやがって。かわいいなあ、こんちくしょう。
「そうか。無事に呪いが解けたか。おめでとう、トモキ」
「勇者殿の目的が完遂されて何よりだ、おめでとう」
ヤギとキャゼリーヌもこっちに来て、手を叩いてお祝いしてくれた。ユリィもすぐにその真似をしはじめた。エヴァ(TV版)の最終回かよ。
「ま、まあ、俺だけの力でミッションコンプリート出来たわけじゃないけどな。こいつらの力もそれなりに頼りになったし」
なんだか照れくさくなってきたので、近くにいる他の連中を指さした。しかし、変態女以外はみんなその場でうずくまっていて、ノーリアクションだった。
「ユリィ、みんな疲れているのよ。すごく激しい戦いだったの」
変態女がフォローのように言った。確かにヒューヴのやつは寝ているし、その説明であってるんだろうが、他の二人は違うだろ。リュクサンドールなんて涙目で恨めしそうに空をにらんでるんだからな。どんだけバッドエンド呪いがこの世から消えたのが口惜しいんだよ。
「とにかく、ここでの用は終わったんだ。とっとと帰ろうぜ」
俺も疲れたしな。
「そうですね。本当にお疲れさまでした」
ユリィは俺に微笑んだ。そして直後、俺の胸にもたれかかってきた!
「ちょ、おま……」
いきなり大胆過ぎるぞ! みんな見ている前だというのに!
ああ、でも、ユリィの肌の感触めっちゃ気持ちええな! 疲れた体にそのぬくもりがしみ込んでいくような。それにちょうどそのやわらかおっぱいが俺の胸板に当たるじゃないか! これはなんという至福ぅ……。
って、そういや俺、もう幸せになっていい体だった!
そうよ。そうわよ。あのクソ呪いが解けたんだもの。俺、今この胸の中にいるこの子と一緒にハッピーエンド人生歩んでも全然問題ないじゃないか!
そうだ。ユリィもきっとそれを察して、俺に抱きついてきたに違いない。今こそ、その気持ちにこたえるべき! みんなが見ているとかそんなの気にしている場合じゃない。最終的に俺たちは、け、結婚とかしてだな、だな? こ、子供は二人とか作っちゃうわけで、そういう人生が今開けたということは、当然その過程で俺たちのアツい関係は周囲に明らかになるわけで、結局それが早いか遅いかの違いしかないよね? よね? つまり今ここで、俺はユリィに気持ちを伝えるべきじゃないか。そ、そういうターンが回ってきたって感じじゃないか、この状況? うおおおおおっ!
「ユ、ユリィ! 聞いてくれ! 俺、お前に言っておきたいことがあったんだ!」
俺は激しい動悸の中、懸命に声を張り上げた。正直、どんな戦いの前より緊張するう……。
「お、俺、実はずっと――」
「…………」
「お前のこと――」
「…………ぐぅ」
「って、あれ?」
なんか様子がおかしいんですけど! あわててユリィの顔をのぞきこむと、すやすや眠っている様子だ……。
「お、お前……俺に抱きついてきたわけじゃなかったのか……」
ただ寝落ちしてただけですやん!
「そういや、お前、眠いのには弱かったよな」
考えてみりゃ、もう夜明け前だ。これまでずっと寝ずに俺たちの帰りを待っていたんだ。ユリィにしてはものすごく頑張ったと言えるか。
「ま、いいか。話ならいつでもできるし」
俺は笑った。体からどっと力が抜けてきて、俺も超眠くなってきた。けれど、同時に俺はめちゃくちゃいい気分だった。だってもう、この胸の中にある幸せから逃げなくていいんだもんな。えっへっへ。
0
お気に入りに追加
211
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
ブラック宮廷から解放されたので、のんびりスローライフを始めます! ~最強ゴーレム使いの気ままな森暮らし~
ヒツキノドカ
ファンタジー
「クレイ・ウェスタ―! 貴様を宮廷から追放する!」
ブラック宮廷に勤めるゴーレム使いのクレイ・ウェスターはある日突然クビを宣告される。
理由は『不当に高い素材を買いあさったこと』とされたが……それはクレイに嫉妬する、宮廷魔術師団長の策略だった。
追放されたクレイは、自由なスローライフを求めて辺境の森へと向かう。
そこで主人公は得意のゴーレム魔術を生かしてあっという間に快適な生活を手に入れる。
一方宮廷では、クレイがいなくなったことで様々なトラブルが発生。
宮廷魔術師団長は知らなかった。
クレイがどれほど宮廷にとって重要な人物だったのか。
そして、自分では穴埋めできないほどにクレイと実力が離れていたことも。
「こんなはずでは……」と嘆きながら宮廷魔術師団長はクレイの元に向かい、戻ってくるように懇願するが、すでに理想の生活を手に入れたクレイにあっさり断られてしまう。
これはブラック宮廷から解放された天才ゴーレム使いの青年が、念願の自由なスローライフを満喫する話。
ーーーーーー
ーーー
※4/29HOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
※推敲はしていますが、誤字脱字があるかもしれません。
見つけた際はご報告いただけますと幸いです……
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
婚約破棄……そちらの方が新しい聖女……ですか。ところで殿下、その方は聖女検定をお持ちで?
Ryo-k
ファンタジー
「アイリス・フローリア! 貴様との婚約を破棄する!」
私の婚約者のレオナルド・シュワルツ王太子殿下から、突然婚約破棄されてしまいました。
さらには隣の男爵令嬢が新しい聖女……ですか。
ところでその男爵令嬢……聖女検定はお持ちで?
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
話数が増えるにつれてつまらない話になってきている。軌道修正したほうが良いと思いますが。