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第11章 ランスの恋
11 【イリヤのダンジョン探検】
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<<セイル視点>>
「し、しまったのじゃ。イリヤちゃん達が消えたのじゃ!」
我は今、亜人大陸の平原に来ているのじゃ。
もちろん、今日もイリヤちゃんとシルビアと一緒に居る。
草ばっかり一日中集めて何が面白いのか、我には全く分からないが、あのふたりが楽しそうだから良しとしよう。
我は我で魔物狩りを楽しんでおる。
この亜人大陸というところ、未開拓のところが多い。
街を少し離れただけで、人間達が入ったことが無いところに行き着く。
少し前までは、神聖な場所として立ち入り禁止になっておったところもあるらしいし。
我があの洞窟に潜る前、かれこれ5000年余り前かの、こんな土地は無かったような気もするが。
まぁ当時とは地形もだいぶ変わっているみたいだし、分からないだけかも知れんが。
この原野に来て既に1週間、と言っても毎日転移の魔道具で屋敷に戻ってゆっくり休憩しているから余り疲れておらぬが……
そろそろ飽きて来ているのも事実だ。
ただ、イリヤちゃんを危険に晒すわけにもいかぬ故、こうしてついて来ているわけだが。
何も無い原野を歩く。
原野と言っても草も無いわけじゃなくて、低い草や地面に潜って茎のほとんどが土に隠れているもの等、あのふたりの興味が尽きぬくらいのものはあるらしい。
今も先頭をいく我の後を地面を触りながらふたりがついて来ているはず……!?
い、居ない!
「し、しまったのじゃ。イリヤちゃん達が消えたのじゃ!」
我は慌てて、ふたりを探す。
「おーい。」
微かにイリヤちゃんの声がする。
耳を澄ませながら辺りを探してみる。
地面の下から、聞こえてくるようだ。
声のする辺りに行ってみると、地面に穴が空いている。
小さな穴で、声が無かったら見逃すところだったわ。
穴を掘って広げる。
下は深くなっているようだ。
我は迷わず穴に降りる。
穴は砂地になっており、穴の上に乗っただけで下に沈んで行く。
そのまま、砂に流されて下に沈んで行くと、広いところに落ちた。
「イリヤちゃん大丈夫かなのじゃ。」
「あっ、セイルちゃんも降りて来てくれたんだ。」
『降りて来てくれたんだ』って、砂に流されて落ちたんだけど。
自分から降りたんじゃないよね。
我はイリヤちゃんの言葉にツッコミを入れようとして、黒い影を見つける。
「イリヤちゃん、危ないのじゃ!」
我の叫びは届かな……い?
イリヤちゃんはニコニコこちらを見ながら、後ろから迫っている黒い影を火魔法で一瞬で焼いてしまった。
「未だ居たんだね。
5匹もやっつけたから、もう居ないかと思ったよ。」
横でシルビアは腰を抜かしながら、苦笑いをしておるわ。
そうじゃった、イリヤちゃんは強いんじゃった。
忘れとったわ。
「シルビア先生、大丈夫ですか?」
「はははっ。大丈夫だ、たぶん。」
「セイルちゃんも行くよ。
この先に洞窟が続いているみたいだから、探検しようよ。」
ウキウキした声で先頭を歩くイリヤちゃん。
その横には体長3メートルはゆうにある大きなアリ地獄が、6体転がっていた。
「どこまで続くのかな。うーん楽しみだね。シルビア先生、セイルちゃん。」
ガクガクする腰に手を当てながら何とか歩いているシルビアに手を貸しながら、我はイリヤちゃんの後をついていくのだった。
暗い穴を進むと、時折り巨大ミミズが襲って来る。
あの穴から覗く胴の太さから考えると、元の姿に戻った我でも手こずる大きさだろう。
それが左右上下の壁や床から大量に顔を見せている。
先頭を歩くイリヤちゃんが、指を指すとそこから眩い光線が出て、一発で丸こげになっている。
ミミズの香ばしい焼け焦げに蒸せながらも、どんどん先に進む。
洞窟の上下左右の壁からは、焼け焦げたミミズだったものが、少しずつ出ていて、歩きにくい。
「だんだん歩きにくくなってきたね。
さすがに数が多すぎて面倒だよ。」
イリヤちゃん、巨大ミミズの数にウンザリしてきたみたいで、今度は土魔法を使いだしおった。
イリヤちゃんが土魔法を使うと、前方の洞窟の壁が、白く固まる。
「これ、『コンクリート』って魔法なんだって。
お父様に教えて頂いたの。
すんごく土が硬くなるんだよ。」
たしかに、壁の土が金属のように硬くなっておる。
これではミミズも出てこれまいて。
魔法で歩き易くなった洞窟をどんどん進んで行くと、大きな広間に出た。
「まぁ、すごくきれい!」
我もシルビアも息を呑んで辺りを見渡す。
そこには星を散りばめたような美しい光景が広がっていた。
「これは、まっ、まさか伝説の『土蛍』」
昔、そう、まだ、タカシ殿が生きておられた頃の話。
癒しのスポットを作りたいとのマリス様の我儘に、タカシ殿が考えられたのが、この土蛍だった。
学生時代にニュージーランドというタカシ殿の世界の国から召喚して繁殖を試みたのだが、結果的に繁殖は失敗して断念したものだ。
まさか、こんなところで繁殖しておるとは!
「セイルちゃん、これ土蛍って言うの?
シルビア先生、綺麗ですね。」
「……本当だな。まさかこんな幻想的な光景が広がっている場所があるなんて。
……信じられん。」
「恐らく、土蛍で間違い無かろう。
タカシ殿が言っておられた光景にそっくりじゃからな!」
「し、しまったのじゃ。イリヤちゃん達が消えたのじゃ!」
我は今、亜人大陸の平原に来ているのじゃ。
もちろん、今日もイリヤちゃんとシルビアと一緒に居る。
草ばっかり一日中集めて何が面白いのか、我には全く分からないが、あのふたりが楽しそうだから良しとしよう。
我は我で魔物狩りを楽しんでおる。
この亜人大陸というところ、未開拓のところが多い。
街を少し離れただけで、人間達が入ったことが無いところに行き着く。
少し前までは、神聖な場所として立ち入り禁止になっておったところもあるらしいし。
我があの洞窟に潜る前、かれこれ5000年余り前かの、こんな土地は無かったような気もするが。
まぁ当時とは地形もだいぶ変わっているみたいだし、分からないだけかも知れんが。
この原野に来て既に1週間、と言っても毎日転移の魔道具で屋敷に戻ってゆっくり休憩しているから余り疲れておらぬが……
そろそろ飽きて来ているのも事実だ。
ただ、イリヤちゃんを危険に晒すわけにもいかぬ故、こうしてついて来ているわけだが。
何も無い原野を歩く。
原野と言っても草も無いわけじゃなくて、低い草や地面に潜って茎のほとんどが土に隠れているもの等、あのふたりの興味が尽きぬくらいのものはあるらしい。
今も先頭をいく我の後を地面を触りながらふたりがついて来ているはず……!?
い、居ない!
「し、しまったのじゃ。イリヤちゃん達が消えたのじゃ!」
我は慌てて、ふたりを探す。
「おーい。」
微かにイリヤちゃんの声がする。
耳を澄ませながら辺りを探してみる。
地面の下から、聞こえてくるようだ。
声のする辺りに行ってみると、地面に穴が空いている。
小さな穴で、声が無かったら見逃すところだったわ。
穴を掘って広げる。
下は深くなっているようだ。
我は迷わず穴に降りる。
穴は砂地になっており、穴の上に乗っただけで下に沈んで行く。
そのまま、砂に流されて下に沈んで行くと、広いところに落ちた。
「イリヤちゃん大丈夫かなのじゃ。」
「あっ、セイルちゃんも降りて来てくれたんだ。」
『降りて来てくれたんだ』って、砂に流されて落ちたんだけど。
自分から降りたんじゃないよね。
我はイリヤちゃんの言葉にツッコミを入れようとして、黒い影を見つける。
「イリヤちゃん、危ないのじゃ!」
我の叫びは届かな……い?
イリヤちゃんはニコニコこちらを見ながら、後ろから迫っている黒い影を火魔法で一瞬で焼いてしまった。
「未だ居たんだね。
5匹もやっつけたから、もう居ないかと思ったよ。」
横でシルビアは腰を抜かしながら、苦笑いをしておるわ。
そうじゃった、イリヤちゃんは強いんじゃった。
忘れとったわ。
「シルビア先生、大丈夫ですか?」
「はははっ。大丈夫だ、たぶん。」
「セイルちゃんも行くよ。
この先に洞窟が続いているみたいだから、探検しようよ。」
ウキウキした声で先頭を歩くイリヤちゃん。
その横には体長3メートルはゆうにある大きなアリ地獄が、6体転がっていた。
「どこまで続くのかな。うーん楽しみだね。シルビア先生、セイルちゃん。」
ガクガクする腰に手を当てながら何とか歩いているシルビアに手を貸しながら、我はイリヤちゃんの後をついていくのだった。
暗い穴を進むと、時折り巨大ミミズが襲って来る。
あの穴から覗く胴の太さから考えると、元の姿に戻った我でも手こずる大きさだろう。
それが左右上下の壁や床から大量に顔を見せている。
先頭を歩くイリヤちゃんが、指を指すとそこから眩い光線が出て、一発で丸こげになっている。
ミミズの香ばしい焼け焦げに蒸せながらも、どんどん先に進む。
洞窟の上下左右の壁からは、焼け焦げたミミズだったものが、少しずつ出ていて、歩きにくい。
「だんだん歩きにくくなってきたね。
さすがに数が多すぎて面倒だよ。」
イリヤちゃん、巨大ミミズの数にウンザリしてきたみたいで、今度は土魔法を使いだしおった。
イリヤちゃんが土魔法を使うと、前方の洞窟の壁が、白く固まる。
「これ、『コンクリート』って魔法なんだって。
お父様に教えて頂いたの。
すんごく土が硬くなるんだよ。」
たしかに、壁の土が金属のように硬くなっておる。
これではミミズも出てこれまいて。
魔法で歩き易くなった洞窟をどんどん進んで行くと、大きな広間に出た。
「まぁ、すごくきれい!」
我もシルビアも息を呑んで辺りを見渡す。
そこには星を散りばめたような美しい光景が広がっていた。
「これは、まっ、まさか伝説の『土蛍』」
昔、そう、まだ、タカシ殿が生きておられた頃の話。
癒しのスポットを作りたいとのマリス様の我儘に、タカシ殿が考えられたのが、この土蛍だった。
学生時代にニュージーランドというタカシ殿の世界の国から召喚して繁殖を試みたのだが、結果的に繁殖は失敗して断念したものだ。
まさか、こんなところで繁殖しておるとは!
「セイルちゃん、これ土蛍って言うの?
シルビア先生、綺麗ですね。」
「……本当だな。まさかこんな幻想的な光景が広がっている場所があるなんて。
……信じられん。」
「恐らく、土蛍で間違い無かろう。
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