5 / 108
April
5
しおりを挟む
先生の顔が近い。
「君のことが好きだよ…愛してる」
密室で、俺には逃げ場がない。先生の唇がどんどん、どんどん近づいてきた。
ちゅ、、柔らかい唇の感触。ファーストキス、先生に奪われちゃった、、
「んっ、ふっ、、」
はっ。先生の車の中で寝ちゃってたのか…変な夢見ちゃった
ふと横を見ると先生の顔。
「あ、起きた?今起こそうと思ってたんだ、ちょうど着いたところだよ」
先生が運転しているのに寝るなんて、、本当に申し訳ない。
こんな俺にも、先生は相変わらず優しい。後部座席から降りるのでさえ、おいでと言って手を取り、エスコートしてくれる。
え、?マンションでかくないか…?
「ここが僕の家だよ。時間なくてまだ作れてないんだけど、合鍵もあとで渡すからね。」
「え、あ、ありがとうございます、、」
色々と展開早くて追いつかないな、、なんかすごいことになってる気がする。
先生の家はめちゃくちゃきれいに整理されていた。やっぱり先生の家だ。
白を基調にした部屋に、ブルーのソファー。見るからにふかふか。
「よければここ座っておいて~」
「え、いいんですか⁉」先生から許可が下りたので、ソファーに座らせてもらった。ふかふかのソファーはやっぱり気持ちいい。大学の椅子は基本硬いし、一人暮らしを始めたばかりの家に、座りごこちのいい椅子なんてあるわけない。久しぶりのこの感覚。
ふかふかぁぁぁぁ…
「そういえば、晩御飯まだだったよね?何食べたい?」
何食べたいかな、、先生とだったら何でもいいな
「好きな食べ物はある?」
「オムライスです」
先生がふふっと笑う。口元に手をあてて笑うしぐさ、めちゃくちゃ上品で好きだな、、
「よし、じゃあ宅配頼むか!どこのがいい?」
先生がスマホを見せてくる。ふわとろオムライス、大盛りオムライス、とろとろオムライス…どれもおいしそう、、
「これにしてもいいですか?」
俺が選んだのはふわふわのオムライス。ふわふわの卵がおいしそうだったから。あと、他のオムライスに比べて安かったから。
「もちろん!じゃあ僕も同じの食べよう~」
…やっぱりこの先生、かわいすぎる。
アプリで注文を終えた先生は、いつまでもソファーにいる俺の横に来た。
「ソファー、気に入ってくれた?」
当たり前だ。こんなに居心地のいいソファーがあれば誰だって溶けちゃうと思う。
「君には青が似合うね~」
そういいながら、俺の喉仏のあたりをこちょこちょとなでる。もしかしたら俺は猫だと思われてるのかもしれない。
…そして、何気にくすぐったい。
さりげなく避けようとしたのに、捕まえられた。
「なんで逃げようとするの~?」
ちょっと笑うような、それでいてちょっと口角が下がったような。悲しそうな顔をされる。
「なんか申し訳ないです、、先生の猫になったみたいで」
18歳なのにくすぐったいっていうのはなんだか恥ずかしいような気がして言い訳を考えたけど、なんかくすぐったいって言うより恥ずかしいこと言った気がする。
「なにそれ、かわいい」
そして、俺の小さな抵抗は先生に気づいてもらえなかったみたいだ。先生の指は止まらない。
「っん、、っあ」
「ふふっ、かわいいね、、」
やばいやばいこれ、なんか変な声でる…!!
「もしかしてくすぐったい?」
先生は首をかしげてにやっと笑った。
「…はい」
恥ずかしかったからあえて言わなかったのに…!
「へぇぇ、、いいこと聞いちゃったかも、くすぐったがりなんだね」
恥ずかしすぎる、何この時間、、
俺が顔を赤らめているところに、ちょうどオムライスが届いた。
「君のことが好きだよ…愛してる」
密室で、俺には逃げ場がない。先生の唇がどんどん、どんどん近づいてきた。
ちゅ、、柔らかい唇の感触。ファーストキス、先生に奪われちゃった、、
「んっ、ふっ、、」
はっ。先生の車の中で寝ちゃってたのか…変な夢見ちゃった
ふと横を見ると先生の顔。
「あ、起きた?今起こそうと思ってたんだ、ちょうど着いたところだよ」
先生が運転しているのに寝るなんて、、本当に申し訳ない。
こんな俺にも、先生は相変わらず優しい。後部座席から降りるのでさえ、おいでと言って手を取り、エスコートしてくれる。
え、?マンションでかくないか…?
「ここが僕の家だよ。時間なくてまだ作れてないんだけど、合鍵もあとで渡すからね。」
「え、あ、ありがとうございます、、」
色々と展開早くて追いつかないな、、なんかすごいことになってる気がする。
先生の家はめちゃくちゃきれいに整理されていた。やっぱり先生の家だ。
白を基調にした部屋に、ブルーのソファー。見るからにふかふか。
「よければここ座っておいて~」
「え、いいんですか⁉」先生から許可が下りたので、ソファーに座らせてもらった。ふかふかのソファーはやっぱり気持ちいい。大学の椅子は基本硬いし、一人暮らしを始めたばかりの家に、座りごこちのいい椅子なんてあるわけない。久しぶりのこの感覚。
ふかふかぁぁぁぁ…
「そういえば、晩御飯まだだったよね?何食べたい?」
何食べたいかな、、先生とだったら何でもいいな
「好きな食べ物はある?」
「オムライスです」
先生がふふっと笑う。口元に手をあてて笑うしぐさ、めちゃくちゃ上品で好きだな、、
「よし、じゃあ宅配頼むか!どこのがいい?」
先生がスマホを見せてくる。ふわとろオムライス、大盛りオムライス、とろとろオムライス…どれもおいしそう、、
「これにしてもいいですか?」
俺が選んだのはふわふわのオムライス。ふわふわの卵がおいしそうだったから。あと、他のオムライスに比べて安かったから。
「もちろん!じゃあ僕も同じの食べよう~」
…やっぱりこの先生、かわいすぎる。
アプリで注文を終えた先生は、いつまでもソファーにいる俺の横に来た。
「ソファー、気に入ってくれた?」
当たり前だ。こんなに居心地のいいソファーがあれば誰だって溶けちゃうと思う。
「君には青が似合うね~」
そういいながら、俺の喉仏のあたりをこちょこちょとなでる。もしかしたら俺は猫だと思われてるのかもしれない。
…そして、何気にくすぐったい。
さりげなく避けようとしたのに、捕まえられた。
「なんで逃げようとするの~?」
ちょっと笑うような、それでいてちょっと口角が下がったような。悲しそうな顔をされる。
「なんか申し訳ないです、、先生の猫になったみたいで」
18歳なのにくすぐったいっていうのはなんだか恥ずかしいような気がして言い訳を考えたけど、なんかくすぐったいって言うより恥ずかしいこと言った気がする。
「なにそれ、かわいい」
そして、俺の小さな抵抗は先生に気づいてもらえなかったみたいだ。先生の指は止まらない。
「っん、、っあ」
「ふふっ、かわいいね、、」
やばいやばいこれ、なんか変な声でる…!!
「もしかしてくすぐったい?」
先生は首をかしげてにやっと笑った。
「…はい」
恥ずかしかったからあえて言わなかったのに…!
「へぇぇ、、いいこと聞いちゃったかも、くすぐったがりなんだね」
恥ずかしすぎる、何この時間、、
俺が顔を赤らめているところに、ちょうどオムライスが届いた。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
3人の弟に逆らえない
ポメ
BL
優秀な3つ子に調教される兄の話です。
主人公:高校2年生の瑠璃
長男の嵐は活発な性格で運動神経抜群のワイルド男子。
次男の健二は大人しい性格で勉学が得意の清楚系王子。
三男の翔斗は無口だが機械に強く、研究オタクっぽい。黒髪で少し地味だがメガネを取ると意外とかっこいい?
3人とも高身長でルックスが良いと学校ではモテまくっている。
しかし、同時に超がつくブラコンとも言われているとか?
そんな3つ子に溺愛される瑠璃の話。
調教・お仕置き・近親相姦が苦手な方はご注意くださいm(_ _)m
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
男だけど女性Vtuberを演じていたら現実で、メス堕ちしてしまったお話
ボッチなお地蔵さん
BL
中村るいは、今勢いがあるVTuber事務所が2期生を募集しているというツイートを見てすぐに応募をする。無事、合格して気分が上がっている最中に送られてきた自分が使うアバターのイラストを見ると女性のアバターだった。自分は男なのに…
結局、その女性アバターでVTuberを始めるのだが、女性VTuberを演じていたら現実でも影響が出始めて…!?
反抗期真っ只中のヤンキー中学生君が、トイレのない課外授業でお漏らしするよ
こじらせた処女
BL
3時間目のホームルームが学校外だということを聞いていなかった矢場健。2時間目の数学の延長で休み時間も爆睡をかまし、終わり側担任の斉藤に叩き起こされる形で公園に連れてこられてしまう。トイレに行きたかった(それもかなり)彼は、バックれるフリをして案内板に行き、トイレの場所を探すも、見つからず…?
僕が玩具になった理由
Me-ya
BL
🈲R指定🈯
「俺のペットにしてやるよ」
眞司は僕を見下ろしながらそう言った。
🈲R指定🔞
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨
ので、ここで新しく書き直します…。
(他の場所でも、1カ所書いていますが…)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる