僕の我儘な彼女

僕の彼女は、我儘だ。
 それはもう、どうしようもなく。

 お気に入りのガチャガチャがなければ、人目も憚らず怒り出すし、
 彼女よりも早く眠りにつけば、舌打ちをしながら睡眠妨害に取り掛かる。

 だけれど、僕は彼女のことを愛している。
 出会った時の思い出が、
 出会った頃からの連続性で、
 愛していける。
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